独り言過去ログ:No.1451〜1500(2004.02.02〜2004.03.22)

1500とうとう1500回目を迎えました。1500日もこんなくだらないことを書き続けてきたことを考えると、なんて平和な日々を送ってきたんだろうとしみじみ思います。何か大きな挫折があったわけでもなく、重大なことが起こったわけでもなく、身体をこわしたわけでもなく、忙しさの中書く暇が無いほどだったわけでもないわけですから。
さて、では今日のお話です。先日、自転車がよくパンクすると書きましたけど、その直後に今度はスポークが千切れました。スポークというのはタイヤのリムとハブの間にある針金のような線材で、そのスポークに支えられているからタイヤがうまく回転してくれるわけです。そのスポークが普通に平坦なアスファルト舗装の道路をママチャリぐらいのゆっくりとしたスピードで走ってる最中に「バンッ!」という大きな音とともに破断したんです。金属片を引張り試験すると破断するとき(千切れるとき)に大きな音がしますけど、まさにその音でした。そして破断した瞬間、それまで絶妙なバランスで円形を保っていた車輪がぐにゃりと曲がって、リムが面外方向へはらんでしまいました。その結果、はらんだ部分がブレーキシューの部分にさしかかる度にブレーキがかかった状態になって、もはや前に進むことができなくなりました。というわけで、この休日に自転車屋さんへ行ってきました。私は自転車通学・通勤暦は比較的長く、パンクや調整ぐらいなら自分でやりますけど、スポークなんて良く考えたら触ったこともありませんでした。で、何も考えず自転車屋へ行ったんですけど、タイヤを預けてちょっと店内を見て回ってる15分ほどの間にきれいに直ってしまいました。何をどう作業したのか知りませんけど、案外簡単なのかもしれません。が、作業後の状態を見る限り短いチェーンの付いた見たことも無いような道具を使っていましたのでやっぱり自分ではできないんでしょうね。なにはともあれ、スポーク代200円と作業工賃1000円の合計1200円で直ったので安いもんでした。さて、次はどこが壊れるんでしょうかねぇ。 (2004.03.22)
1499車の話をしていたら、交通事情や家計の事情(維持費や購入費など)、保管事情などなど、何の制約も無かったらどんな車が欲しい?と聞かれました。私は別に車にこだわりなんて無いし、実際今乗ってる車だって何の変哲も無い普通の車(ここにあるとおりデミオ)です。が、何の制約も無いということなら...これですかね。

ニッサンのフェアレディーZです。何でかって聞かれても特に理由は無いですけど、強いていうなら子供のころ初めて「カッコイイ車だなぁ、大人になったらああいうのを運転したいなぁ」と思ったのがフェアレディーZだったからですね。もちろんその頃見たZと今のZ(上の写真のやつ)とは全然違いますけど、『フェアレディーZ』という名前に憧れがあるんですね。子供の頃は「新幹線に似ててカッコイイ」と思ってたような気がしますから、純粋に外観に憧れたんでしょうけど。今思えば新幹線と似てるとは微塵も思いませんけど、当時はなぜかそう思ってたんです。きっとヘッドライトの部分が子供の目には似てるように見えたんでしょう。
 
というわけで、フェアレディーZなわけですよ。って、誰に言ってるんだろう(笑) (2004.03.21)
1498こうやって毎日適当にあれこれ書いてる独り言ですけど、読んでくれている人が意外にいるもんです。時々「ご存知の方はご一報を」とか書いてますけど、ちゃんとメールしてくれる人がいますからありがたいことです。で、またまたメールでご意見をいただきました。今回はQちゃんこと高橋尚子選手について。メールしてくれた方が言うには、「高橋尚子は高橋尚子であるということだけで選ばれるべきだ」ということです。まあ、確かに日本中、もしかしたら世界中が高橋尚子のオリンピックでの走りに期待していたことでしょうから、それを考えたら”高橋尚子だから”という選考理由もありだと思います。でも、それではおそらく納得しない人もいるでしょう。特に代表に選ばれるために毎日努力している他の候補選手とか。で、そういう他の選手も納得できる形で、しかも早々にQちゃんを代表にすべく選考基準の1番目ができたんじゃないかと思うんです。つまり「世界陸上で日本人最上位でメダル獲得したら即代表決定」ってやつは高橋尚子のためにあった基準と思うんです。当時のQちゃんならこんなことは楽勝だったでしょうから、この基準をクリアしてもらってさっさと代表に決めちゃうというわけです。で、オリンピックまでの十分な期間を準備に充ててもらうと。が、せっかく陸連が用意したこの基準も肝心のQちゃんが世界陸上に出ませんでした(怪我のために調整ができなかった)ので無駄になったんです。それどころか野口選手に内定を出さざるを得ないという最も思惑から外れたことになってしまいました。これで残る代表枠は2人です。でも、まだ陸連としては安心していたでしょう。残る3つの選考レースでぶっちぎり優勝してもらえばいいわけですから。で、その思惑通りQちゃんは最初の東京国際に出場を表明、しかも優勝だけじゃなく世界記録に挑戦すると自身満々。これですんなり2番目の代表に決定といくはずだったんですけど、結果はご存知のとおり世界記録どころか優勝すらできず、しかも後半は驚くべきペースダウンでとても「はい、これで高橋尚子を代表に内定です」とは言えないレースをしてしまったんです。陸連も困ったでしょうね。そして追い討ちをかけるように大阪国際、名古屋国際で選考レースだけを見ればQちゃんより内容のいい日本人優勝者が出てしまったんです。さあ困りました。2番目の選考基準には「選考レースの日本人上位入賞者でメダルまたは入賞を狙えるもの」とあります。確かにQちゃんなら入賞どころかメダルですら十分に狙えるでしょう。でも、選考レースでQちゃんよりパフォーマンスの良かった2人(坂本選手と土佐選手)も入賞を狙えないとは言い切れないんですよね。というわけで今回の選定になったわけですけど、全てはQちゃんが世界陸上を欠場したことに端を発しているわけです。あそこで崩れたシナリオをQちゃん自身が途中で立ち直らせるチャンスがあったにも関わらず、再度失敗してしまったんですね。せめて選考基準が「オリンピックでメダル(つまり3位以内)を狙えるもの」だったら堂々とQちゃんを選べたと思うんですけど。あるいは「メダルまたは入賞を狙えるものの中でより上位を狙えるもの」だったらね。というわけで、選考のルールに従えば今回の決定に文句はつけられないってわけなんです。Qちゃん本人もそれが分かってるからこそ、いつぞやの水連と千葉すず選手とのようなことにはならないわけですね。もっしーさん(メールくれた人)、私もQちゃんの走りを見たかったですけど、以上のように客観的(多少Qちゃん寄りですが)に考えると諦めざるをえないわけです、ハイ。 (2004.03.20)
1497いやあ〜、サッカーのオリンピック代表、やりましたね。自力でオリンピック出場を決めました。おめでとうございます。オリンピックでも昨日の試合のようにガンガン点をとって上位入賞をねらってください。
さて、では今日のお話です。ここ2〜3週間ぐらいですけど、「○○○.pif」「○○○.txt」というファイルを添付したメールがやたら入ってきます。ウイルスに感染しているパソコンから発信されているメールですけど、例に漏れず私の会社でも社内LANの中を飛び交ってました。私はマイクロソフトのクソメーラーなんて使ってませんからこの添付ファイル付きメールを開いても何の問題も無いから別にいいですけど、ただ鬱陶しいという点で何とかして欲しいと思ってます。で、会社に限らず自宅のアドレスにもバンバンこのウイルスメールが入ってきますけど、ヘッダを見ると「nttpc」「ocn」「so-net」「dion」「plala」ばかりです。特に「dion」が多いですね。あと例外的に1回だけ「suzuki.co.jp」から来たことがあります。ちなみに、このウイルスは差出人を詐称しているのでヘッダの「Received:」にあるIPからドメインサーチした結果で、決して「From:」や「Return-Path:」から上記プロバイダが多いと言っているわけじゃありません。それにしても、何でそう簡単にみんな感染するんでしょうか。アンチウイルスソフトとか入れてないんでしょうか。私の使っているアンチウイルスソフトは年間2000円もかからなかったと記憶してますけど、それぐらいのお金を払うのすら惜しいんですかね。あと、マイクロソフト製のメーラー(OutlookとかOutlook Expressとか)がクソ仕様になってるのも問題ですよね。問題点を分かってて使っている分にはいいですけど、大抵の場合問題点があることすら認識してないレベルの人しか使ってませんからね。受信したメールを勝手にデコードしてしまったり、HTML形式を勝手にブラウザで表示してしまったり(ブラウザが立ち上がらなくてもブラウザのエンジン使って表示してれば同じこと)するメーラーなんて危なくて普通は使いませんけど、何も知らないエンドユーザーはついつい無料で元々パソコンに入ってるということで使ってしまうんですよね、Outlook系のメーラーを。Windowsが広まってエンドユーザーに広くパソコンが普及したのはいいですけど、こういう根本的な部分はちゃんとしておいてもらわないと他のユーザーに迷惑がかかってしまいます。その辺、もう少しなんとかしてくださいね、マイクロソフトさん。 (2004.03.19)
1496電車の先頭車両の一番前に乗るとついつい運転席を覗いてしまいます。私は電車に興味があるわけじゃないので、電車の運転がどのように行われているのかは知りませんし知りたいとも思いません。実際何回か運転してるところを見たことがありますけど、スパナのような金具で水平面内で操作するレバーをガチャガチャ動かしている(しかも規則性があるように見えない)だけとしか思えません。が、先日乗った名鉄電車(名古屋を走ってるやつ)の運転席は実に分かりやすいものでした。写真を撮りましたのでご覧下さい。

見てのとおり、T字型のレバーを押したり引き下げたりするだけの簡単操作で、しかもそのレバーの根元には自動車のオートマチックシフトポジション表示のようにちゃんと分かりやすく色分けして制御方法が表示されていました。奥に押し上げると「制動」(4〜5段階の強度になってました)で、中央(ちょうど写真の位置)が「維持」(現在の速度をキープ)、手前に押し下げると「加速」(これも4〜5段階の強度になってました)ということでした。操作したときに前面のパネルに表示される文字はもっと専門用語っぽかったですけど。さらに注意して前方を見てたら、駅が近付くと「ここから35km/h」とか、「この区間は65km/h」みたいな表示が架線の支柱に付いてるんですね。それにだいたい合わせるような感じで操作していることが分かりました。なるほど、そういう指標が無いとあんなに正確にダイヤどおり走れませんよね。と思いながら乗ってたこの特急、目的の駅には見事に6分も遅れて到着してくれました。おかげで15分間隔で出ている乗り継ぎ電車にあと一歩で乗り遅れました。電車でも律儀に速度表示を守ると遅れるということが判明した午後でした。 (2004.03.18)
1495なんか昨日書いたアテネオリンピックの女子マラソンについて、まだマスコミは騒ぎ足りないようですね。もう決まった事だから今更あれこれ言ってもしょうがないのに。あの3人が選ばれた理由として誰か(増田さんかな?)が言ってましたけど、「落選させる理由がない」ということに尽きると思うんですよね、世界陸上を含めて4つあった選考レースの結果だけを見ると。マスコミが騒ぐように高橋尚子選手が選ばれるとすれば、本人達も会見で言ってたとおり「アテネでメダルを狙える選手」という極めて曖昧な理由だけです。しかも選ばれた3人のうちの誰かの選考レース結果を否定しなければならないというおまけつきで。大阪国際の坂本、名古屋国際の土佐両名については、あのレース展開(坂本はライバルのスパートに食らいついていって最後に更に自分でスパートして逃げ切るレース、土佐は一旦放されたライバルを再び捕らえて逆転する粘りのレースという異なるタイプが揃った)と悪くないタイムから考えて否定できないですよね。で、世界陸上の野口は完璧に選考基準をクリアしてるからこちらも否定できない。ほら、誰か落選するとしたら3つの選考レースで唯一敗北を喫し、かつメダルを狙える力があるかどうかを明確に示すことができなかった高橋尚子以外に無いんですよ。そりゃあ感情論で言ったら確かにものすごい実績とマスコミ受けする高橋尚子が最もメダルに近いような気はしますけど、それを誰も証明できないんです。なんせ本人が東京国際女子マラソンでそれを証明することができなかったぐらいですからね。さらに東京国際だけでなく、この1年半は特に何の成績も残していないですし、何より既に30歳を越えてるんです。誰もが「ピークを過ぎたんじゃない?」と多少疑ってたところであの東京国際の大失速ですから、本当に実力があることを証明するなら名古屋国際を走っておくべきだったんですよね。でも名古屋を走るとアテネ含めてわずか9ヶ月で3レースということになってメダルが狙えなくなるとのこと。つまり、東京国際で失敗した時点で終わったわけです。あとはライバルが大阪、名古屋で低迷してくれるのを願うだけという状態だったわけです。こうして考えると、落選したのは誰のせいでもなく高橋尚子本人のせいなわけですよ。というわけで、自分たちの思惑がはずれて思い描いていたアテネのシナリオが狂ってしまったために騒ぎたいマスコミにのせられるのはバカらしいですからやめましょう。各メディアが行った調査でも今回の選考結果が妥当であったと答える人が半数前後いるわけですから、世界の七不思議のように騒ぎ立ててるマスコミが異常なわけですからね。と、論理的に考えるとこうなるわけですけど、本心で言えばオリンピックの舞台での高橋vsラドクリフを見たかったですよ、やっぱり。IOC招待選手みたいな形でなんとか出場できたらなぁ〜。 (2004.03.17)
1494アテネオリンピック女子マラソンの代表、決定しましたね。世間では「高橋尚子代表から漏れる」ということで騒いでますけど、普通に考えたら陸連はしごく真っ当に選考したなという以外の感想は無いですよね。だって代表選考の理由として陸連が事前に挙げていたのが、世界陸上で日本人最高位でメダルという条件と、東京国際女子マラソン・大阪国際女子マラソン・名古屋国際女子マラソンの3レース=選考レースでの日本人上位者でメダル(タイム)が期待できるというものでしたから。というわけで、まずは世界陸上で日本人最高位で2位に入りタイムも2時間24分14秒(ちなみに自己ベストは日本歴代2位の2h21m18s)だった野口みずきは決定、次にもう一つの条件である選考3レースで優勝した坂本直子(2時間25分29秒,大阪国際女子)、土佐礼子(2時間23分57秒,名古屋国際女子)で決定というわけです。高橋尚子は確かに実績は誰よりもずば抜けていますが、選考レースである東京国際女子で日本人最高位ではあったものの2位、しかもタイムは2時間27分21秒と高橋尚子の記録としては平凡すぎるタイムでしたから仕方ないでしょう。まあ、マラソンはタイムよりレースのかけひきの方が重要でしょうし、コースやコンディションが違うレース同士を比較して高橋尚子のタイムが悪いと言っても何の意味もありませんけど。あと、年齢的にも30歳を過ぎてますから、あの東京国際女子の後半の失速が偶発的なものだったのか、それとも既にピークを過ぎた体力的なものからきているのか判断できないというのもイマイチ不安要素ですしね。今までの陸連だったらおそらく実績で高橋尚子を選んでいたでしょうけど、何かが変わってきているって感じがしますね。結局、何だかんだ言ってもかけひきに敗れ体調管理も失敗した高橋尚子が落選というわけです。テレビ的には高橋尚子が出場する方が視聴率も取れるし、スポンサー的にも動くお金の量が他の選手とは桁違いですから旨みがあったんでしょうけど、補欠にも選ばれなかったということは専門家(陸連)から見たら何か足りなかった、あるいは劣っていたんでしょう。これで選ばれた3人が活躍してくれれば完全に世代交代できるんですけどね。というわけで、野口さん、坂本さん、土佐さんには是非表彰台を目指してがんばって欲しいですね。 (2004.03.16)
1493私の勤めている会社は、大阪府堺市の埋立地、つまり工場地帯の真っ只中にあります。というわけで、会社から見える道路にはトラックやダンプカーなどの大型車がひっきりなしに通っています。そんな大型車を見ていてあることに気付きました。普通のトラック(牽引式じゃない一体型のやつ)やダンプカーは大抵3軸(横から見てタイヤが3つ)なんですけど、その配置は前に1軸、後ろに2軸なんです。ところが、石油なんかを運ぶタンクローリーはその逆で、前が2軸、後ろが3軸になってるんです。絵で書くとこんな感じです。

私が適当に書いた絵ですので変ですけど、左が普通のトラックやダンプカー、右がタンクローリーです。これって何ででしょうか。絶対にこういう軸配置にしないといけないということでも無さそうなんです。というのも、極稀にですけど普通のトラックやダンプカーのように前1軸、後ろ2軸のタンクローリーもいますから。後ろが2軸というのは、普通は後ろの方に荷重がかかっているからその荷重を分散させるために支持点であるタイヤ=軸を増やしたいということでしょうから頷けます。が、前2軸ってのは素人の私には理由が思いつきません。あ、もちろんこれは牽引式のタンクローリーじゃなくてタンクも運転席と一体になっている比較的小型のタンクローリーの話です。牽引式のもが前2軸になるのは当たり前ですからね。というわけで、理由をご存知の方がいましたら教えてください。 (2004.03.15)
1492まずはこのニュースをご覧下さい。→毎日新聞ニュース
「地震:30年以内にM7.5規模は最大3% 大阪・上町断層帯」というニュースです。
で、次はこのニュースをご覧下さい。→アサヒドットコム
「「無防備地域」へ 来月署名を開始 大阪市の市民団体」というニュースです。無防備地域についてはここ→ジュネーブ条約追加第一議定書(抜粋)とかここ→Q&A 無防備地域宣言ってなに 戦争加担を地域で拒否する運動をご覧下さい。
さて、この2つのニュースで何が言いたいかというと、大阪で非常に大きな地震が発生する可能性があるというニュースが発表されたのが3月10日、無防備地域への署名開始のニュースが発表されたのが3月4日というところです。地震のニュースを読めば分かるとおり、大きな地震の発生する確率は30年以内にわずか3%です。こんな確率なら全国どこでも似たようなものだと思うんですけど、あえてこの時期に発表したのは無防備地域への署名運動に合わせてのことなんじゃないのか?と勘ぐりたくなるということです。無防備地域の条件として、先に紹介したリンクを見てもらうと「すべての戦闘員ならびに移動兵器及び移動軍用設備が撤去されていること。」とあります。Q&Aの方にも「無防備地域宣言は、それに至る過程で、その地域内から戦闘員(自衛隊や米軍)を排除したり、移動できる兵器や軍用設備を撤去させる住民運動がなければ実現できません。」とあります。ここで考えてみてください。地震が起こったら一体誰が初期救助活動をするのでしょうか。そう、自衛隊です。ところが無防備地域では自衛隊を排除しなければなりません。いくら人道的立場だと言っても、強力な武力を保持している軍隊(他国から見たら)であることには変りありません。また、普段排除している=非協力的であるのに災害時には「助けて!」ではムシが良すぎます。というわけで、「ほらほら、自衛隊を排除するとこんなリスクが生ずるんだよ。」と言わんばかりの発表だなと思ったわけです。って、考えすぎでしょうか。平和活動をするのは良いですけど、一側面からだけじゃなく多面的に判断する事も必要じゃないかなと、これらのニュースをみて感じました。 (2004.03.14)
1491先日、またまた自転車のタイヤがパンクしました。私はここでも何回か書いてますとおり、自転車通勤をしています。入社して14年が過ぎましたけど、途中西船橋(千葉県)と赤坂(東京都)に通っていた合計2年半を除いてずっと自転車通勤です。今は距離にして片道12kmで、入社後の通勤距離としては最も長いんですけど、それでも平均値と比べて1.5倍程度です。期間はちょうど1年ぐらい。高校時代は今の1.5倍弱の距離を3年間自転車通学していました。何が言いたいかというと、泉大津(大阪府)に引っ越してきてから通勤で走った距離は今までの自転車生活の中での走行距離の10%にも満たないということが言いたいわけです。そしてその10%にも満たない走行距離の中で、なんと5回もパンクを経験したということを言いたいわけです。ちなみに泉大津に引っ越してくるまでに経験したパンクは高校2年生の帰り道に1回あっただけです。これは何を意味しているんでしょうか。パンクと一言でいってもいろいろなパンクがありますけど、この5回のパンクは全て路上のゴミ(ホッチキスの大きいやつみたいな針金や金属製のピンのようなもの)を拾ってのパンクです。自分でパンク修理してその都度針金やピンをピンセットで抜いていますから確かです。これって異常ですよね。確かに大阪、特に私が住んでいる南部方面は異常と断言できるほど汚いところです。道路に限らず屋外にはいたるところにゴミが散乱し、道行く人は当たり前のように自分が出したゴミ(タバコの吸殻、パッケージを開けた時のゴミ、お菓子の袋、高速道路の領収書などなど)をそのまま道路に捨ててます。ですから路上に金属ゴミが散乱していても不思議なことじゃないんですけど、それが当たり前になってしまっているところが恐ろしいですね。まだ1年ちょっとしか経っていないですけど、早く次の勤務地へ転勤になりたいなとパンク修理しながら思いました。 (2004.03.13)
1490先週のことですが、会社の労働組合関係のイベントがありました。春闘の総決起集会というもので、関連業種各社の労働組合が合同で今春闘にむけて決起しましょうとうものです。労働者が一致団結して経営者と賃金交渉するというシステムだと、どうしてもこういうイベントが発生するわけです。ちょっと前だとテレビでよく「100円玉あと何枚かの交渉が続いております・・・」とか「トヨタは満額回答!」とか「今年はベアゼロです。」とか「定昇確保を要求・・・」とか言ってるアレですね。どんな雰囲気なのか分からない方も多いでしょうから、その一幕を撮ってきた写真をご覧下さい。

こうして赤い鉢巻して「団結!」とかやってるわけです。これはステージ上ですけど、当然客席部分には各社の労働組合員が座っていて、同じように”団結”と書かれた鉢巻をしているわけです。まあ、こういうイベントで士気が上がるなら嫌々ながらの動員ですけど組合員として参加するのは吝かではありません。また、シュプレヒコールにも協力します。「今年も一致団結して最後まで戦い抜くぞーっ、おーっ!」とか「満額回答目指してがんばろーっ、おーっ!」とか言いながら拳を突き上げたりするやつです。が、中には何を勘違いしているのか、賃金交渉とか労働組合とかとは無関係の政治思想なんかを叫ぶバカな労働組合もあるんです。「小泉政権には断固反対ーっ!」とか「消費税反対ーっ!」とか。シュプレヒコールじゃないですけど、宣誓文の中で自衛隊のイラク派遣に文句言ってるところもありましたし。労働組合の決起集会は政治活動の場では無いんですけど、写真を見て感じ取れるように何か昔の社会党や共産党的な雰囲気があるんですよね。全員一致した意見以外許さないという感じの。これだけ価値観や考え方が多様化してきた時代に、全組合員で統一した意見や考えなんて有り得ないんですよね。私なんて給料上げて会社の体力が落ちて将来的に経営が危機に陥るなら、今の不況下では賃上げを我慢してなんとか経営建て直しの方へ注力して欲しいと思っている口ですから、はなから満額目指して〜とか最後まで断固戦い抜こう〜なんて思っちゃいませんから。さて、いつまでこうした時代から取り残されようとしている儀式が続くのか、生暖かく見守っていこうと思う今日この頃です。 (2004.03.12)
1489こんなニュースを見つけました。→毎日新聞ニュース
「テレビ視聴:長時間見る子ども 言葉の発達に遅れ」というニュースです。1歳半の子供の親1900人にアンケート調査した結果、テレビやビデオを長時間見ている子供はそうでない子供に比べて言葉の発達が遅れる割合が2倍にもなることが分かったという内容です。が、この記事を読むと「はぁ?」と思うことが書いてあるんです。その部分を引用しますと、
 この結果、「子供が4時間未満で、家族が8時間未満」という最もテレビを見る時間が短いグループでは、子供に言葉の発達の遅れがあったのは約15%だった。これに対し、「子供が4時間以上で、家族が8時間未満」では約18%、「子供が4時間未満で、家族が8時間以上」が約23%、「子供が4時間以上で、家族が8時間以上」が約30%。最も視聴時間が長いグループは、最も短いグループに比べると言葉の遅れが2倍になった。
ね?なんでそういう結論になるの?という内容ですよね。引用部分を表にしてみると、
親のテレビ視聴時間子供のテレビ視聴時間発育の遅れがみられた割合
8時間未満4時間未満15%
8時間未満4時間以上18%
8時間以上4時間未満23%
8時間以上4時間以上30%
となります。これから言えることは、子供の視聴時間の差より親の視聴時間の差の方が影響度が大きいということと、言葉の発育の遅れがみられた割合は最大と最小とで2倍であるが、これがすなわち言葉の遅れが2倍であるということでは絶対に無いということです。だってそれぞれ70%,85%は正常に言葉が発育しているわけですから。こんな的外れな分析をしておいて「乳幼児にはテレビを長時間見せないように提言する」って、説得力ゼロなんですけどね。確かにテレビをあまり見せないというのは良いことだと思いますけど、このようないい加減な調査分析の結果というのは納得いきません。私ならこの調査結果から、「1日にテレビを8時間以上も視聴しているような親の子供の言葉の発育が、そうでない親の子供と比べて遅れている割合が高いという予想どおりの結論が出ました。子供とコミュニケーションをとらずにテレビばかり見て子育てを疎かにしているようなバカな親は、今すぐテレビを廃棄しなさい。」という結論を導き出します。なんか間違ってますかね? (2004.03.11)
1488こんなニュースを見つけました。→NHKのサイトより
「デジタル放送のコンテンツ保護施策実施について」というニュースですけど、いよいよ地上デジタルテレビ放送、BSデジタルテレビ放送で4月5日(月)から放送番組のコンテンツ保護施策を実施致するとのことです。放送番組のコンテンツ保護施策と堅苦しく書いてますけど、要はコピーワンスを実施するというものです。コピーワンスとはご存知のとおり1回だけしか録画できないもので、例えばHDD+DVDハイブリットレコーダーでとりあえずHDDに録画(1回目の録画)したものをDVDにコピー(これが2回目の録画とカウントされる)するなんてことができないというものです。当然、違うデッキ同士でダビングもできませんしパソコンを使って複製もできません。ちなみにHDD+DVDハイブリットレコーダーでHDD→DVDへの”移動”はできるらしいですが、最近よく売れているソニーの”PSX”というゲーム機なのかDVD+HDDハイブリットレコーダーなのか分からないやつや”スゴ録”では内蔵ハードディスクに録画したらそれ以上はコピーも移動もできなくなるそうですから、既にデジタル放送を受信していてこれからHDD+DVDハイブリットレコーダーの購入を検討している方はご注意を。あ、それからソニーのやつはDVDへ直接録画することもできないそうなのでDVDに記録してポータブル機器で屋外や別の部屋で見よう、あるいはDVDカーナビで見ようと思っている方はソニーの製品は避けた方が良いでしょう。しかし、なんでコピーワンスなんてことするんでしょうか。個人で利用する範囲では何回コピーしてもOKじゃないんでしょうか。録画用DVDにはそのための著作権費用が含まれていると思うんですけど、私の勘違いかな?とにかく、これはNHKが受信料で作った番組を勝手に天下り先の子会社へ販売権を与えて売っているビデオの売上を確保するために、視聴者レベルでコピーできないようにしようと画策した結果じゃないかと疑ってしまうんですよね。あるいは再放送が多い言い訳として、コピーワンスで録画機会が減ったのを補うためにも再放送が多いのは必然性があり、これは利用者のためを考えてのことだと言いたいからとか。なんか真っ当に利用している人にとってはどんどん不便になる一方ですね、放送のデジタル化って。 (2004.03.10)
1487鳥インフルエンザに感染したカラスが発見されてにわかに鳥版アウトブレイクが騒がれてますけど、そんな中京都の養鶏場の鶏が穴に埋められたというニュースがありました。防水シートのようなものを敷いて鳥を埋めていましたけど、あの防水シートはどれぐらいの耐久性があるんでしょうか。千年とか一万年とか経っても残っているものなんでしょうか。もし一万年単位だと分解してしまうというものなら、何万年後かの未来の人類がこの処分された鳥の化石化した死骸を発掘した時に、防水シートの痕跡が無いために自然の状態で大量に死んでいると思い、「大昔に大繁栄していたこの生き物は群れをなして生活していたと思われる。群れで移動中か巣営中に急激な地殻変動か火山の噴火、あるいは隕石の衝突によって突如生き埋めにされたためこのような化石群が形成されたのだろう。」と結論付けてしまう可能性は十分にありますよね。あるいは当時既に人類が繁栄していたことが分かっていたとすると、「当時の人類は食用としていた鳥の死骸を一箇所に集め、鳥塚として廃棄する風習があったようだ。これには何か宗教的な意味があと考えられており、現在その意味を解明するため更なる発掘調査が進められているところだ。」という結論になるかもしれません。というわけで、ぜひ腐敗や分解をしないもので”なぜ鳥を大量に埋めているのか”を記録したものを一緒に埋めて欲しいですね。まあ、何万年後にも人類が繁栄しつづけているという保証は無いんですけどね。 (2004.03.09)
1486F1開幕戦オーストラリアは...まだビデオに録っただけで見てないという方もいるでしょうからコメントはしないことにしましょう。
さて、では今日のお話です。この土日は実家に帰ってたんですけど、実家への往きは伊賀上野あたりで雪に降られただけで積雪はありませんでしたので大した実害も無く行けたんですけど、帰りはとんでもないことになりました。伊賀上野あたりが雪だったのは同じなんですけど、その先(名古屋→大阪向き)の小倉ICあたりから路面に積雪が確認できるようになってきたと思ったらそこでストップしてしまったんです。サンデードライバーが多いからなのか、雪とは疎遠の関西ナンバーが多かったからなのか分かりませんけど、ノーマルタイヤでも十分普通に走れる状況なのにビビって止まっちゃうんですね。で、大渋滞となってしまったわけなんです。結局福住ICあたりまでほとんど止まってる状態に近いノロノロ運転で、予定より1時間半もかかってしまいました。まあ、雪道を走ったことのない人ならしょうがないでしょうから特に頭に来るとか腹が立つってことはありませんでしたけど、ノーマルタイヤで十分普通に走れるほどしか雪が無いのにチェーンを付けるために路肩に車を止めてせっせと作業している人もいましたから、ちょっと驚きました。安全に十分過ぎるということはありませんので、それぐらい慎重なのは良いことです。でも、今回の経験を活かして次はもう少しスムーズに走れるようになって欲しいものです。事故を起こさないことが最優先ですけどね。というわけで、思いの他帰りが遅くなって眠い週明けになってしまいました。あー、眠い。 (2004.03.08)
1485今日は実家で祖母の3回忌法用があるため、昨日のうちに大阪から車で走ってきました。今は実家からのアップです。で、大阪→愛知は名阪を使って来たんですけど、途中三重県内はものすごい雪で、前が見えなくなるほどでした。周りを見渡しても一面(というかほとんど山って感じですけど)真っ白で、風が強かったせいで山の木々が樹氷のようになっててちょっと驚きでした。それぐらい雪が降ると、当然路面も滑りやすく視界も悪くなりますので事故の危険性が増すわけですけど、案の定途中で追突したてのトラック同士が追い越し車線を塞いでしまってちょっとした渋滞になりました。私はほんとに直後だったようで大して渋滞の列には並びませんでしたけど、吹雪で視界が悪かったので渋滞の列が伸びたらそれに突っ込んでくる車があっても不思議じゃないと思いました。結局突っ込んだ車があったのかどうかは分かりませんけどね。というわけで、念のためにトランクに積んでおいたタイヤチェーンも無駄じゃなかったです。3月になってもやっぱり山越えのルートは侮れませんね。 (2004.03.07)
1484F1オーストラリアGPですが、金曜日のフリー走行が終わって「さあ、今年の各マシンの仕上がり具合はどんな感じ?」と楽しみにしてましたけど、この2回目の結果をご覧下さい。

なんかトップ2台が凄い事になってるんですけど、一体どうしちゃったんでしょうか。ちなみに1回目はトップ2台と3位との差は2秒以上ありましたからさらに驚きなんですけど、全体的にタイムが上がった2回目の方がよりレース仕様に近いのかなと思って取り上げてみました。それにしてもフェラーリ(ミハエル・シューマッハ:M.SCHUMACHER,ルーベンス・バリチェロ:R.BARRICHELLO)だけ1分24秒台で3位のルノー(ヤルノ・トゥルーリ:J.TRULLI)と1秒もの差があるなんて、もしこれがレースディスタンスでも同じ傾向ならフェラーリぶっちぎりのワン・ツーフィニッシュということになって、2002年の悪夢再びということになってしまいます。ちなみに私はアンチフェラーリというわけじゃなく、どちらかというと好きなチームの1つですけど、でも特定の1チームが独走するというのは面白味にかけますからね。去年のように最後までどうなるか分からない、優勝者が8人も出るというシーズンの方が面白いに決まってますから。それに、正常進化型のフェラーリより突飛なデザインで勝負をかけてきたウイリアムズ(ファン・パブロ・モントーヤ:J.MONTOYA,ラルフ・シューマッハ:R.SCHUMACHER)、独自の空力を追求したマクラーレン(キミ・ライコネン:K.RAIKKONEN,デビッド・クルサード:D.COULTHARD)、エンジンパワーを補って余りあるほどの空力を追求したルノー(ヤルノ・トゥルーリ:J.TRULLI,フェルナンド・アロンソ:F.ALONSO)の方がより進歩してる方が今後のマシン開発にバリエーションが出てきやすいので面白いです。どのチームも揃ってフェラーリのコピーマシンじゃちょっと...という感じですから。ちなみに今年はザウバー(ジャンカルロ・フィジケラ:G.FISICHELLA,フェリペ・マッサ:F.MASSA)、トヨタ(オリビエ・パニス:O.PANIS,クリスチアーノ・ダ・マッタ:C.DA MATTA)がフェラーリコピーマシンとして有名ですね。まあ、ザウバーはフェラーリのサテライトチームだからしょうがないですけど、トヨタはフェラーリに次ぐ予算を注ぎ込んでいるのにコピーなんてちょっと情けないです。と、脱線してしまいましたけどいよいよ今日は日本時間正午から予選開始です。これで本当の実力が見えてきますけど、トップ4チームが混戦でそれにBARホンダあたりが食い込んでくるという様相を呈することを期待します。 (2004.03.06)
1483今日は3月5日です。金曜日です。いよいよ2004年のF1シーズンの開幕の日です。既に昨日は公式行事が行われていますけど、やっぱりマシンが走行する日を開幕日と考えたいですからね。去年までは金曜日に予選1回目を行っていたので、金曜日は早く家に帰って予選を見たいという思いで仕事が手につかないという感じでしたけど(特に開幕のオーストラリアは時差の関係で仕事中に予選が行われる)、今年からは予選が土曜日だけ(土曜日に1回目、2回目と続けて行う)なので安心して仕事が出来ます。が、1レース1ドライバー1エンジンという新しいレギュレーションのおかげで予選1回目は今までのように空タンクで予選用セッティングをした限界ギリギリのバトルが行われるということは無くなってしまうと予想されてますので、ちょっとつまらなくなってしまってるのが残念です。とは言っても、やっぱり一番のお楽しみは決勝ですから、その決勝が面白くなるんなら良しとしましょう。と、やっぱり何だかんだ言っても楽しみにしてるってことですね。今年は18戦もありますし、新しいサーキットもいくつか含まれていますから今までと違った楽しみもありますし、あ〜、早く土曜日にならないかなぁ〜と、きっと仕事が手につかないんでしょう。結局、いつもと同じですね(笑) (2004.03.05)
1482まずは何も言わずにこの写真を見てください。

これは何でしょうか。普通に考えると”スーパーの買い物袋を両手に提げたおばさん”です。普通に考えなくてもそれ以外には見えないと言っても良いほどそのとおりです。が、実はこれは保険屋さんにもらったあるものに描かれてるんです。保険屋さんが会社に営業に来るという方は多いと思います。ウチの会社もそうです。で、来るときは大抵1週間分のテレビガイドを持ってくるんですけど、そのテレビガイドはどこの保険屋さんのものでも星座による占いが付いています。この写真はその星占いの中の”天秤座”のところに描かれている絵なんです。蠍座はちゃんとサソリが描かれてますし獅子座ならライオンらしきもの(ガラの悪い猫みたいですけど)が描かれてます。とにかく、この天秤座以外は全部ちゃんとその星座の名称を表していることが分かる絵が描かれてるんです。なのに天秤座は”おばちゃん”。これには天秤座の若い女性は反論があるかと思います。そうじゃないですか、そこの天秤座のあなた。 (2004.03.04)
1481昨日は出張で東京に行って来ました。久しぶりに東京を歩きましたけど、やっぱり人が多いですね。さすが首都東京といった感じです。普段から東京で生活している人には実感が無いと思いますけど、大阪や名古屋とかとは比べものにならない大きさです。で、出張の方ですけど予定では17:30分に終了することになっていて、5分ほどオーバーしましたけどほぼ私の想定したスケジュールにはのっていました。で、私の事前の下調べによると、そこから泉大津の自宅に帰るのに一番早い方法は飛行機で羽田→関空、南海本線空港急行で関空→泉大津というものでした。これで新幹線を使うより30分ちょっと早く帰りつくことができるはずでした。が、私が乗る飛行機はいつもそうですけど、25分弱も飛行機が遅れたんです。元々羽田空港が混雑している時間帯ということらしいのですが、遅れた理由は乗客の一人が出発時間になっても搭乗してないということで待っていたからなんです。結局、その乗客は現れませんでしたし、機内放送によると搭乗ゲートすら通過してなかったとのことでした。でも名前を連呼してましたからチェックインはしたはずなんですよね。一体彼女(女性でした)に何が起こったんでしょうか。というか、乗れなくなったのならなぜその旨を連絡しないんでしょうか。大勢の人に迷惑をかけるのに。そういう非常識なバカのために多くの人の予定が狂い、私も新幹線より遅く帰宅する羽目になってしまうというのに。航空会社も時間に遅れたら有無を言わさず出発すればいいんですよね。15分前までにチェックインを済ませている(もし浜松町でチェックインしたとしても50分前までにチェックインしたことになる)んだから、そこから出発時間に間に合わないのはどう考えても本人の責任ですから。
というわけで、自宅にたどり着いたのは午後10時を過ぎていました。それから夕食をとりお風呂に入ってアレコレしてたら寝るのが遅くなって、今日はとっても眠いです。朝からこんなこと書いてる暇があるならその分寝とけばいいのに、とは言いっこ無しです。 (2004.03.03)
1480最近ウチの近所に軽自動車でメロンパンを売りに来ることがあります。巷で流行っている焼きたてメロンパンに似てるようでそうじゃない、ちょっと微妙なパン屋です。メロンパンの生地をその場で焼いているんじゃなくて、すでにメロンパンとして完成しているものをオーブンで軽く炙っているというものでしたから。お客に見えないところでやればいいのに、(私が)見てる目の前でできてるメロンパンを温めてましたから確かです。確かに「焼きたてメロンパン」とはどこにも書いてないから別に嘘をついて売ってるわけじゃないですけど、明らかに巷の焼きたてメロンパン屋に便乗していると思われますから、そう信じて買った人もいることでしょう。とかなんとか言いながら実は私も一度買ってみたんですけど、まあ外はそこそこパリッとしてて中はモチモチしてましたからコンビニで買うメロンパンよりはいいかなという感じでしたね。お値段も120円と取り立てて高いというわけでもないですし、何より一緒に売っていたタルトパイなるものはなかなか美味しかったですから、損した気分にはなりませんでした。で、そのメロンパン屋に触発されて本当の焼きたてメロンパンだとどんな食感、どんな味なんだろう?という興味が湧いてきました。今度どこかで見つけたら迷うことなく買ってみようと思っている今日この頃です。 (2004.03.02)
1479この休日に久しぶりに難波へ出かけてみました。大阪以外の方に馴染みのある言い方だと、大阪駅(梅田)を中心としたキタに対していわゆるミナミと呼ばれているところです。当然のように人が多く、ガヤガヤと賑っていました。私の場合は南海本線で出かけるので高島屋を併設している南海難波駅を出発点としてあちこち回るわけですけど、その難波駅からグリコの看板のある戎橋のあたりまでは人込みの中を歩いて10分ほど、距離にすると約700メートルといったところです。百貨店なんかの集まっている心斎橋までだとその倍ぐらいですね。だいたいこの南海難波駅から700〜1500メートルぐらいのあたりが最も人の集まるあたりと考えて良いでしょう。で、今回はその中心部に向かってではなくやや西方のJR難波駅の方へ行ってみたんです。距離は戎橋と同じぐらいで、こちらは人込みが無いので10分もかからず到着します。大阪シティエアターミナル(OCAT)と名付けられた変わった形の建物が目を引くんですけど、南海難波駅や戎橋などからすぐという立地なのにほとんど人がいなくて閑散としてるんです。もちろん、バスターミナルになっているのでその利用客はいます。でも、ショッピングモール(と言っていいのか悩む程度の規模ですが)を併設している割には人がいなさ過ぎなんです。他人事ですけど、潰れてしまわないかと心配です。特に私が贔屓にしているパスタを安く売っている店を発見したので。このパスタを扱っている店は多いんですけど、大抵298円前後の値段です。たまに198円で売ってるところを見つけたりしますけど、このOCATのYAMAYAではなんと150円で売ってるんです。というわけで、是非潰れないようにがんばって欲しいと思います、ハイ。 (2004.03.01)
1478近所のスーパーでこんなものを見つけました。早速写真をご覧下さい。


これは見たままのバナナです。小さな籠に入ってました。もちろん売り物です。ラベルのところをアップにしたものが下の写真です。そのラベルを見ると、「1本バナナ」という文字とともに「少人数の御家族に 少量パック」と書いてあります。確かに少量パックですけど、少人数の御家族にって、1本のバナナを家族で分け合っている姿を想像してちょっと泣けてしまいました。このスーパーでは普段のパックが3本入りという場合が多いんですけど、それがまさに少人数の御家族向けで1本バナナはもはや家族が対象じゃなくて個人が対象でしょ、と声を大にして言いたかったのは言うまでもありません。って、たかがスーパーのバナナに対してそこまで思わなくてもと言われそうなので今日はこの辺でやめときます。 (2004.02.29)
1477元オウム真理教の教祖だった麻原被告に死刑判決が出ました。まあ、この判決自体はさして驚く内容では無いですね。おそらく大半の人が死刑判決が出ると思ってたでしょうから。それにしても随分長くかかったものです。事件が起こったのは阪神大震災があった年ですから1995年だったはずです。ということは、最初の判決まで9年弱も要してしまったということです。この9年間の経費は一体誰が負担するんでしょうか(答えは自明ですけど)。と書いててふと思ったんですけど、事件当時私は大阪に住んでました。で、私の仕事は橋梁の設計技師。というわけで、当然のように1月17日から震災現場に入ってずっと復旧活動をしてたわけで、地下鉄サリン事件の発生したときも神戸で復旧作業に従事してました。そんなわけで、実はあまり地下鉄サリン事件と言われてもピンとこないんですよね。当時は世間から隔絶されてましたから、後から伝え聞いたその他もろもろの事件のうちの1つという認識しか無いんです。事件直後に東京の知人と電話で話したときも私が震災復旧で神戸にいることを告げると、「まだ地震の話?こっちは地下鉄テロで大変だよ。」なんて言われてポカーンとした記憶があります。当時テレビを見られませんでしたけど、きっとNHKをはじめ在京マスコミはこぞって地下鉄サリン事件を取り上げてたんでしょうね。犠牲者の規模や被害状況でいけば圧倒的に阪神大震災の方が大きなニュースなのに、やっぱりお膝元で起こったわけじゃない所詮他人事ですから。で、東京でも大阪でもない地域の人は当然テレビでよく取り上げられる地下鉄サリン事件に興味が向くというわけです。こうやってマスコミに誘導、扇動されて世論が形成されていくことに不安を覚える、昨日の松本被告の裁判のニュースはそんなことを感じたニュースでした。 (2004.02.28)
1476こんなニュースを見つけました。→日経Med Web
「カップめんにしそ油を入れると容器に穴が開く? 農水省が業界に対応要請」というタイトルのニュースです。これによると、カップ麺を作るときにしそ油やごま油などの油を入れてから熱湯を注ぐと、容器が変質して場合によっては穴が開くという実験結果を農水省が発表したとのことです。ただ、容器から何らかの化学物質がしみ出るということまでは確認されていない(しみ出た形跡が無いという意味での”確認されていない”なのか、そのような観点で検証していないのでしみ出たか出てないか全く分からないという意味での”確認されていない”かは曖昧)とのことですので、直ちに有害ということは言えないようですけど。で、この記事の中で気になったのは、「健康のためにしそ湯やエゴマ油を積極的に摂るという人は、カップ容器の食品に加えるのだけはやめた方がよさそうだ。」というこの締めの部分です。健康を考えてしそ湯やエゴマ油を積極的に摂るような人は、そもそもカップ麺など食べないと思うんですけど。特に健康に気を遣っているわけでは無い私でさえほとんどカップ麺は食べませんから、健康のためなら死んでもいいってほどの人(そんな人いるのかどうか知りませんが)までいかなくても、健康に気を遣っていればカップ麺なんて食べないでしょう。普段からカップ麺を食べ慣れている人ならではの記事だなと思いました。というわけで、この記事を書いた記者の普段の食生活がなんとなく想像できてしまうと思うのは私だけでしょうか。 (2004.02.27)
1475先日の「文化スポット」に程近いところにこんな塀があります。では写真をご覧下さい。

何の変哲も無い普通の塀です。が、よく見ると右の方の穴をあけて模様にしているところに何かがあります。拡大してみましょう。

「POST」と書かれているのがお分かりかと思います。どうやらこの穴から郵便物や配達物を入れてくれということらしいです。こうなるとこの穴の奥が気になります。どんなポストなんでしょうか。覗いてみました。

ご覧のように、中はこれでもかというほど錆びた空き缶がくくりつけてあるだけのようです。ちゃんと雨避けの蓋も設置されています。立派な塀を作ってもポストを作るのを忘れてしまったんでしょう。結果、このような苦しい方法で対処しないといけなかったんですね。何事も先を見越して計画的にやらないといけないと思わせる塀ですけど、塀の向こうには倉庫しか無いように見えたのは気のせいなのかどうか、今度もう一度確認してきます。倉庫へ届く郵便物って何があるんだろう? (2004.02.26)
1474前々から気になってるんですけど、”けんいち”とか”たかひろ”とか”のりゆき”とか、男の人の名前では当たり前のように4文字(4音)のものが多くありますが女の人の名前で4文字(4音)のものってなんか思いつかないんです。これって何ででしょう?確かに”きょうこ”なんてのは一般的で4文字ですけど、これは”きょ”、”う”、”こ”と3つの音ですから4文字(4音)ではないです。あとは”かおるこ”とか”さくらこ”なんていう4文字(4音)の名前はありますけど、これは”かおる”や”さくら”に強引に”子”を付けたという感じで不自然な感があるのは否めません。もっと素直に4文字(4音)の名前って無いんでしょうか。無いとすると、なぜ無いんでしょうかね。何か規制とかあるのか、それとも単なる慣習なのか...慣習と言えば”○○子”が多いのも慣習でしょうね。最近では”子”をつけないのが流行っているようですけど、私の同年代では圧倒的に○○子が多いですからその時代にはそういった慣習があったのは事実ですね。というわけで、どなたか自然な4文字(4音)の名前の女性を知っているという方はご一報ください。 (2004.02.25)
1473ウチの近所にこんな建物があります。写真をご覧下さい。

モルタル打ちっ放しの外観は、古い家が多い近所の中ではちょっと目立った外観ですけど、写真を見てお分かりのとおり車も通れないほどの狭い通路に面していて、この建物のすぐ近くまで行かないと発見できません。で、何の建物なんだろうと近付いてみたところ、上の写真の建物の向かって右手前の入り口がこんなようになっていました。

私の肩幅ほどの狭い階段の先に鉄製の扉が見えます。そして入り口の上部には何やら看板らしきものが出ています。アップにしてみました。

ご覧のとおり「文化スポット」と書いてあります。これは一体何なのでしょう...文化スポットって、勝手に入ってもいいものなんでしょうか。何か非常に謎めいたこの入り口が気になってしょうがない今日この頃です。 (2004.02.24)
1472夕べはこの大阪地方はすごい嵐でした。雨と風がとにかく凄くて、今まで台風でもあれほどの暴風雨は見たことがありません。おかげでCS(衛星放送)の川井一仁F1ベストセレクションが途切れ途切れで満足に見られませんでした。衛星放送はこういう悪天候に弱いのが難点なんですよね。暴風雨の時は衛星とベランダのアンテナとの間に分厚い雲と大量の雨、しかも風で霧状になったミスト状の雨があるので電波の強度が落ちるんでしょう。最初はブロックノイズが出始め、次第にブロックノイズだらけになり、最後はブラックアウトです。音声も聞こえません。アナログと違って電波が弱くなると次第に画像が乱れ、砂嵐が混じり始め、音声だけになって...というんじゃなくて、ある強度以下に電波の受信状態が落ちるといきなりブツッと切れちゃうんですね。まあ、地上はるか上空からの電波ですから途中に障害物が介在する可能性が大きいのは分かりますのでしょうがないと諦められますけど。これがそのうち始まる地上デジタル放送の場合だとどうなるんでしょうか。衛星から電波が飛んでくるよりは近いところに送信アンテナがあるでしょうけど、衛星放送と違ってほとんどの家庭のアンテナから送出アンテナを見通すことは出来ないはずです。夕べのようなミスト状の雨で視界がほとんどゼロに近いような状況でも安定して受信できるんでしょうか。って、別に見られなくなるなら見られなくなるで構わないですけどね。テレビが家庭の居間の中心から退くのもそう遠くないでしょうから。 (2004.02.23)
1471ここでも何回か書いてますけど、私が好きで見ている、あるいはDVDボックスまで購入しているテレビドラマは海外の宇宙モノばかりです。で、それらを見ていると必ずといっていいほど出てくるのが「パラレルワールド(パラレルユニバース)」。日本語では平行宇宙ですね。ある人が何か決断を下したとき、採用しなかった方を採用した別の自分が存在する平行宇宙が生まれる、つまり今の自分とよく似た自分がいる別の宇宙が無限に存在するってやつです。量子力学から考えて平行宇宙が存在することは計算できるらしいんですけど、それが今書いたようなものかどうかは知りません。誰も見たことも無ければ聞いたことも無いわけですから、当然といえば当然ですね。で、海外の宇宙モノに出てくる平行宇宙はすべからく上で書いたような何か決断を下したとき云々ってやつですけど、ではなぜ日本の宇宙モノには出てこないんでしょうか。アニメとかにだったら出てくるんでしょうか。宇宙戦艦ヤマトとか銀河鉄道999(全部見たわけじゃないですけど)では見ませんでした。こういう考えってのは日本ではうけないということなんでしょうか。話の中にパラレルワールドを取り入れると時には非常に便利なんですけどね、海外モノを見てると。まあ、そのうち出てくるでしょうから楽しみに待つとしましょう。って、よく考えたら日本の宇宙モノってあんまり見たこと無いなぁ... (2004.02.22)
1470出張に行ったときのことでした。とある地下鉄駅構内のトイレに入ったら、私のすぐ後に続けて初老の日本人男性と同じぐらいの年齢の外国人男性が英語で話をしながら入ってきました。彼らのやりとりを何気なく聞いていたのですが、日本人男性がトイレの名称について質問しているようでした。(以下、英語でやりとりしていたものを私が意訳したもの)
日:「lavatoryっていうのはアメリカ的な言い回し?それともイギリス的な言い回し?」
外:「それはイギリス式だと思うよ。」
日:「じゃあwater closetと言うのは?」
外:「それはとても直接的な表現だね。イギリス式なのかな?よく分からないよ。」
日:「日本では”ベンジョ”というんだよ。」
外:「へぇ〜」
日:「”ベンジョ”means convenience place.」
確かにベンジョは便所と書きますけど、この場合の”便”はコンビニエンスでは無いと思うんですけど、どうでしょう。便という字を漢和辞典で調べると、便りとか都合の良いこととかくつろぐとか書いてあります。直接的な小便や大便などの意味は書かれていませんでした。では便所の便はどれに当てはまるのでしょうか。トイレに行くことを「自然が呼んでいる」などと表現することもありますから、便りの意味なのでしょうか。小さい便りが小便で、大きな便りが大便と考えると納得はいきます。あるいは便所という使い方でくつろぐ所と解釈することもできますね。用を足してホッと一息、なんて場面を想像すれば誰しも納得できると思います。では都合の良い(convenience)で解釈するとどうなるでしょうか。私には上手い解釈が見つけられません。というわけで、私は「”ベンジョ”means convenience place.」に異を唱えなたいんですけど、ダメですかね? (2004.02.21)
1469もうご存知とは思いますが、こんなニュースがありましたね。→読売新聞ニュース
「直径4千キロのダイヤモンド!50光年彼方に発見」50光年先の星の核が直径4000キロメートルのダイヤモンドだということが分かったというニュースです。重さは10の34乗カラットとのことで、これを受けてテレビの朝のニュースで金額を鑑定してもらってましたね。その結果は忘れてしまいましたけど、1の後ろに0がとてつもなくたくさん付いていたことだけは確かです。それこそ天文学的数字ってやつです。が、果たして本当にそんな値段になるんでしょうか。直径4000キロメートルもの量のダイヤモンドがあるということは、もしかしたらその辺の庭石より量が多いかもしれません。そうなると希少価値なんて無いですよね。希少価値が無ければ誰も高いお金を出して買う人もいません。ということで、「こんなダイヤを手に入れたら一体幾らぐらいになるんでしょうか!」と嬉しそうに言ってた女性キャスターに「希少価値が無くなってダイヤの価格は暴落ですね。」と言いたくなった朝でした。 (2004.02.20)
1468ウチにあるもらい物のコーヒーカップにウサギの絵が描かれています。英語の文字も書かれているので読んでみたら、どうやらこれがピーターラビットらしいということが分かりました。今まで聞いたことはあっても見たことが無かったピーターラビット、別に何の特徴も無い普通のウサギなんですね。で、そのカップに描かれた絵が謎なんです。私と妻とで解釈が異なってるんです。ではその絵をご覧下さい。


私は、上の写真で通りがかりのおばさんウサギが道を訊ねたところ、赤い服を着た3匹は親切に応対したのに青い服のウサギは「けっ、知らねぇーよ。」と粋がってみせたので、次の写真のようにおばさんウサギが切れてしまって「あ?知らねぇーだと?ざけるんじゃねぇぞ、このクソガキが!オラオラッ!」と襟首掴んで脅してて、それにビビった赤い服の3匹がそそくさと逃げていく、というようなストーリーを思い浮かべたんですけど。妻は世間一般の人が考えそうなストーリーで、下の写真はお母さんウサギが青い服のウサギの服のボタンを留めてあげてるところだと主張します。じゃあ、上の写真は一体何をしているところ?と聞いても「さぁ?」とのこと。私の方が2つの絵をうまく結び付けてると思いませんか?カップに書かれた文字からは何も分かりませんので、どちらが正しいかは謎のままです。ちなみにカップの文字はこんな感じです。

ね、これじゃ分かんないでしょ。さて、果たして真相はいかに... (2004.02.19)
1467こんなニュースを見つけました。→読売新聞ニュース
「駅の電気、パソコンで無断拝借…会社員を書類送検へ」というタイトルのニュースです。これによると、25歳の会社員が公衆電話にパソコンを繋いで会社にメールを送ろうとした際、電話の脇にあった掃除用のコンセントが目に入り、パソコンの充電状態が十分じゃなかったこともあって約5分間ほどそのコンセントを使ったため、”窃盗”の容疑で捕まったということです。電気代は1円ほどとのことですが、1円でも窃盗は窃盗ということのようです。確かにそう言われれば反論できませんけど、では本屋で立ち読みしている人はなぜ捕まえないんでしょうか。本から得られる情報を無断で無料で勝手に搾取しているわけですから、これも立派な窃盗のはずです。本や雑誌をデジカメで写すのがデジタル万引きだというのなら、読んで頭に入れるのも万引きであるわけです。なのに立ち読みは放置するなんて変ですよね。だからこの会社員をお咎めなしとしろ、と言うつもりはありません。やってることに整合性が無いと言いたいわけです。やるなら立ち読みしてる人を窃盗罪で逮捕することもしろよと言いたいわけです。って、本当にそれをやられたら私も困りますけど(笑)。本を買うときにあれこれ選ぶためにちょっとずつ立ち読みすることもありますからね。まあ、大抵は目次とその目次の中で目に付いた部分の頭4〜5行だけしか読みませんけど。でも、その行為と初めから買う気も無しに読んでる行為とを区別できないですから、やっぱり逮捕されちゃうわけですね。というわけで、あまり厳しく取り締まらないで下さい。...結局現状と何も変わらないわけですね。 (2004.02.18)
1466こんなニュースがありました。→産経Web
「1番列車は3秒で完売 九州新幹線の指定席券発売」というニュースです。私は最初、CSのニュース番組でこのニュースを見たんですけど、なにに驚いたかってたったの3秒で1つの列車の指定席券を全て完売できるシステムに驚きました。指定席券は全部で270席分あったとのことですけど、たったの3秒でそれらの指定席券にダブルブッキングが生じないように振り分け作業を行ったということですからね。単純計算で1つの指定席を処理するのに0.01秒!しかもどこか1箇所の端末からの操作じゃなく、日本全国から朝の10時00分00秒に一斉に入ってきたリクエストに対しての処理です。これはもう驚愕のシステムと言えるでしょう。日本には(日本に限ったことじゃないでしょうけど)鉄道オタクが大勢いますし、鉄道に限らず1番乗りオタクも多くいますから、こういう”初モノ”に乗れる権利を手に入れようときっと全国各地の緑の窓口からリクエストがあったんでしょうけど、発売開始の5秒後に予約しようとした人でさえ入手できなかったって凄いですよね。ところで、3秒で完売なんて物理的に可能なんでしょうか。緑の窓口で切符を買ったことのある人ならご存知でしょうけど、あれっていろいろ情報を入力しなきゃならなくて結構時間がかかるんですよね。それなのに3秒で完売ってことは、10時になる前に必要な情報を入力しておいて、10時の時報と同時に発券キーを連打という感じだったんでしょうか。ちょっと見たかった気もしますね、駅係員が必死でキーを押下している姿を。 (2004.02.17)
1465ずい分暖かくなってきました。朝はまだちょっと寒いかもしれませんけど、でももう真冬の寒さということはありません。で、暖かくなってくると花粉の季節です。朝の天気予報でも既に花粉情報が始まってます。今年は例年に比べて花粉の飛散量は少ないということですけど、でも昨日のように暖かい日に外に出かけるとくしゃみが出ますから確実に花粉は飛んでるようです。というわけで、今年も花粉用のマスクを買いました。今年はいつもの使い捨てタイプじゃなくて、Dr.maskという洗濯してずっと使えるマスクを買ってみました。リンクの写真と同じ写真が売り場に貼ってあって、立体的な形といい鼻の部分の立体的な処理(ノーズフィットウレタンというらしいです)といい長さ調節できる耳紐といいなかなかかなと思ったんですけど、いざ買ってみてつけてみると写真よりずい分小さいんです。私の顔は一般の人に比べて特に大きいというわけじゃないんですけど、あの写真のように顎まで隠れるということは無く、鼻の部分がしっくりくるようにすると唇のわずか下側までしか隠れないんです。定価で1200円という結構高いマスクですから、小さくても今年はこれを使おうと思いますけどね。去年は花粉の時期は自転車通勤を一時休止して電車で通勤してましたけど、今年はこのマスクでがんばって自転車通勤を続けてみようと思います。というわけで、今日はこの辺で。 (2004.02.16)
1464昨日はバレンタインデーでした。で、近所のスーパーで買い物しててこんなものを見つけました。


下の写真を見て分かるとおり、刺身盛り合わせです。容器がハート型をしているという以外は全く普通の刺身盛りです。いくらバレンタインデーだからって、ここまでの便乗はもう天晴れと言いたくなりますね。バレンタインデーに刺身の盛り合わせって、それはいくらなんでも無理がありすぎます。1年のうちのたった数日しか有効じゃないハート型の容器を作り専用のラベルを貼って、果たしてどれほどの効果があるんでしょうかね。普通に売るより余計にかかったコストを補って余りある効果がないと普通はやらないと思うんですけど、それでもこうして現実にやっているところを見ると相当の効果があるのか、あるいは担当者が単に間抜けかのどちらかなんでしょう。少なくとも私がこの売り場をうろうろしていた30分弱の間には、夕方の30分限定タイムセールが始まった時間帯であったにも関わらず誰も手を伸ばしていなかったのは事実です。さて、来年のバレンタインデーもこのような企画が採用されるのかどうか、楽しみに待つことにしましょう。 (2004.02.16)
1463今日はこんな写真をご覧下さい。

これは大阪のとある喫茶店を写したものですが、喫茶店なのになぜか2階に「サトちゃん」が鎮座しています。立ってるから鎮座しているという表現はおかしいですけど。まあ、そんなことはさて置き、サトちゃんと言えば普通は薬局をイメージしますよね。佐藤製薬(サトー製薬の方が馴染みがあるかな?)のマスコットですから当然です。なのにこの喫茶店の唯一道路に面した窓にはなぜかサトちゃんが置いてあるんです。なぜなんでしょう?単にこのマスコットがお気に入りってことなのか、それともなんか懐かしい感じがするからなのか、はたまた何か謂れがあるのか...懐かしさということなら、是非サトちゃんじゃなくてアース渦巻きの由美かおるか、オロナミンCの大村昆にして欲しいと思うんですけど、ダメ? (2004.02.14)
1462こんなものを見つけました。→ポジポジオンライン:裏ショップ
「英語口養成グッズ、ついに完成しました!」という見出しとともに、なにやら怪しげなグッズとビデオテープの写真が載ってます。なんでも、これを口にくわえてトレーニングすれば驚くほど上手に英語が話せるようになるんだそうです。この広告によると、日本人は英語を話すための筋肉が発達してないのと、英語には日本語には無い音がある(当然ですけど)のとで日本人は英語が上手に話せないんだそうです。で、このマウスピースみたいなものを咥えて特訓すれば英語がしゃべれるようになるということだそうです。「ふむふむ、これで英語が話せるようになるなら安いもんだぞ」と思ったんですけど、この広告のどこを読んでも英語そのものがマスターできるとは書いてないんですよね。つまり、これは英語は読める、書ける、話せる人がよりネイティブに近い発音ができるようになるためのもので、私のように英語そのものをまず勉強しなければならない人は対象外ってことのようです。なんでもそう簡単には得とくできないってことですね。 (2004.02.13)
1461こんなニュースを見つけました。→産経Web
「石原都知事、TBSを告訴 サンデーモーニングの字幕で」というニュースです。No.1362No.1370で私も取り上げましたけど、またまたこの問題が再燃するのでしょうか。再燃といっても問題発生当時はTBSはもちろんのこと、他のテレビ局やマスコミもダンマリを決め込んでましたから、今回の告訴で多少は国民の知るところとなって欲しいものです。当時はすぐ後に日テレの視聴率操作疑惑が出てきて、テレビをはじめとしたマスコミは一斉にそちらを叩いてましたからね。視聴率なんてテレビ業界の人たちにとっては重要な数字かもしれませんけど、見ている私たち一般国民にとっては何の意味も持たない数字です。それより言ってもいないことを捏造して放送してしまう方が大問題なんですけどね。TBSはあくまで単純なテロップミスとしていますけど、当該部の音声も編集されていますし、何より番組の進行がミスしたというテロップと完全に一致してましたから、あれはミスではなく最初からそういう方向で放送しようという確固たる意思が存在してたのは明らかです。だってテロップの前に女性キャスターが「石原都知事、またもや問題発言です。」と言ってからVTRが流れたんですから。もしテロップミスをしなかったとしたら、「100%正当化するつもりはない」という発言のどこが問題発言なのかさっぱりわかりませんから。あれはTBSが捏造したように「100%正当化するつもりだ」としてこそ問題発言になりうるものであり、あの番組進行が成り立つものです。さて、このTBS信者以外には誰の目にも明らかな捏造報道、どういう裁定が下るのか楽しみです。 (2004.02.12)
1460F1好きな人にとっては滅茶苦茶笑えるこんなニュースを見つけました。→F1-LIVE.com
「戦車でさえもシューマッハを止められない」というニュースの記事の中にあるこの一文です。
シンプ氏(ヘルメット開発マネージャー)はまた、クルサードの頭が、シューマッハと比べて15パーセント大きいことと、顔の形が四角いことから、『RF1.5』をクルサード用に作る場合、職人たちは完全にヘルメットのデザインをやり直さなくてはいけなくなると語っていた。
もう爆笑です。ついでに「ミハエルの場合は一般と比べて顎の長さが15パーセント長いことから、このミハエル用に開発した『RF1.5』を一般用に作る場合、職人たちは完全にヘルメットのデザインをやり直さなくてはいけなくなる。」と言ってくれたら一生このシンプさんを応援するんですけどね。ちなみに『RF1.5』というのはヘルメットのことで、開発段階のテストでは本物の戦車を使ってテストしたとかいうメチャクチャ丈夫なヘルメットです。通常のF1用ヘルメットの2倍以上の強度があるとか。お値段もそれなりで、1個15,000ユーロ(135円換算で202.5万円!)、しかもスポンサードということで供給するんじゃなくちゃんとドライバーから対価を取るとのことです。安全が200万円で買えるんですから安いモンですね。特にミハエルのように年間で何十億円ものギャラをもらってる人なら尚更です。当時この高強度ヘルメットがあったなら、セナは...と思うファンもいるかもしれませんね。と、今日のネタの前振りにと思って書き始めたら長くなってしまいましたので、今日はこの辺で。 (2004.02.11)
1459昨日、びっくりするニュースがありました。私は新聞をとってないのと昨日はテレビ(地上波)をほとんど見なかったのとで、このニュースについてはメールで配信されてきたものと各新聞社のネットサイトで見ただけですけど。というわけで、ネット上からもらってきた写真をご覧下さい。

東海道新幹線での事故ですね。写真の新幹線がはねた人を別の新幹線がはね、そして飛ばされた先の在来線(新幹線と数メートル隔てて並行していた)でもう一度はねられたと書かれてましたけど、そんな漫画みたいなことって起きるものなんでしょうか。それから、写真のように新幹線に大きな穴があいてますけど、人が当たったぐらいであんな大穴があく程度の強度しかないっていうのもびっくりしました。穴のあき方からみてどうやらあの部分はスチールでは無いようですね。繊維補強プラスチックのような割れ方ですから多分そんなようなモノでできてるのでしょうけど、それにしても人間は想定してないにしても線路内に迷い込んだ大型動物と衝突するぐらいの想定はして強度計算してないんでしょうかね。鹿や猪、熊なんかをはねたらどれほどの被害が出るんでしょうか。と、はねられた人のことより新幹線の車体などの技術的方面にベクトルが向いてしまうのは理系の悲しい性ですね。というわけで、取って付けたようですけど亡くなった方のご冥福をお祈りします。 (2004.02.10)
1458こんなニュースを見つけました。→読売新聞ニュース
「受験会場勘違い女性、パトカーが緊急走行で送り届ける」というニュースですけど、同志社大学を受験しようとしていた女性が受験会場を勘違いし、正しい会場へタクシーで向かっていたけど間に合いそうも無いので交番に泣きついたところ、パトカーで赤色灯+サイレンで正しい会場まで送ってくれたという内容です。当該警察署は「人生を左右する問題と判断した。正当だった。」とコメントしているとのことですけど、確かに大学受験は人生を左右することですが、その人生を左右する受験でミスしたのもまた人生です。自分のこの先の人生を賭けるような受験で会場を間違えるぐらいの人は、所詮その程度の人だということです。誰かに泣きつけば(今回は交番の警察官に泣きついたわけですが)済むと勘違いしてしまったら、それこそこの女性の人生はクソ人生となってしまいます。応対した警察官が何とかしてあげたいと思う気持ちも分かりますけど、やっぱりこのようなケースでは人生甘くは無い、やり直しがきかない時と場合もあるということを諭してあげた方が良かったんじゃないかと思いますね、ちょっと厳しいようですけど。まあ、結果的に遅刻はしたけど受験できたようですから、合格してることを願うとともに今回のことを深く深く反省してこれからの人生を送って欲しいものです。 (2004.02.09)
1457昨日は実家からもらってきたお米を精米してきました。10kgが100円で精米できるコイン精米機で白米にするわけですけど、この精米機がなかなか無いんですよね。地図を見て「JA」と書いてあるところを訪ねても、そこにあるのは金融機関としてのJAばかり。うちのすぐ隣には田んぼがありますし、車で数分走れば結構田んぼが点在してるんですけど、コイン精米機というのは見当たらないんですよね。で、臨海地帯じゃなくて山の方へ行けばあるだろうと内陸部目指して車を運転してる途中、住宅地で発見したんです。「米」と書かれた看板とそこに林立するお米の自動販売機を。そしてその一番端にありました、待望のコイン精米機が。さすがに通りがかりに「あ、ちょっと米でも買っていこう」とか「ちょっと米をついて行くか」なんてことは無いですから、私以外には誰もお客がいませんでした。が、100円玉を投入して上白米を選択し、スタートボタンを押して白米がどんどん吐き出されていくのを見ていたら、なんと2組もやってきたんです。最初は「こんなところにある精米機なんて利用者はいるのか?」と思ったんですけど、意外にいるもんなんですね。それとも、そこ以外にはコイン精米機が無いからみんなわざわざ遠方からやってきたんでしょうか。とにかく、コイン精米機の在り処が分かったということでメデタシメデタシでした。 (2004.02.08)
1456こんなニュースがありました。→Yahooニュース
「スピーカーから録音」も取り締まる音楽コピー防止技術と題されたニュースですけど、スピーカーの前でテープレコーダーを抱えるような古典的な手法であってもCDコピーを防止することができるという技術が開発されたとのこと。CDに記録されている音楽に人間の耳には聞こえない領域の音(雑音)を重ねて録音するとのことで、オリジナルCDを聴く限りにおいてはその雑音は聞こえないけど、コピー(スピーカーから出ている音をテープレコーダーで録音したりすることも含む)したものはその雑音が聞こえるようになるという感じのようです。CCCDで音質を損ねてまでコピーを防止しようとしたのにあっさりとガードを破られたので、次はこんな手を考えてきたというわけです。が、もしこの技術が導入されたらレンタルCD屋は壊滅的打撃を受けますね。CDをレンタルしている人のほとんどは、そのCDからMDとかに録音することを目的としてるはずですから、録音不可能なCDは借り手があるはずもありませんからね。あと、オリジナルCDを流しながらホームパーティーしているところをビデオカメラで撮影した場合はどうなるんでしょうか。スピーカーからの録音でも雑音が聞こえるということは、ビデオで撮影した際に同時に録音されている音声にも雑音が入るってことです。というわけで、成長記録やパーティーなんかを撮影するときはBGMのCDを止めないといけないということになっちゃいますね。こんなCDが果たして売れるんでしょうか。音楽を聴かない私には別に何の影響も無いですから、早くこの技術で録音されたCDを発売して欲しいです。どうなるのか見てみたいので(笑)。 (2004.02.07)
1455この写真をご覧下さい。

これは見たとおり鉛筆です。が、見て分かるとおり1本で2色となっています。昔、赤と青が一緒になった丸い鉛筆がありましたよね。あれの新バージョンということです。トンボ鉛筆が2月9日から販売する黒赤鉛筆で、トンボ鉛筆の出荷量のうち40%を占める黒芯と、25%を占める赤芯、つまり出荷量の多い=需要の多い2色を1つにしてしまおうという発想で生まれたそうです。鉛筆業界では30年ぶりの黒赤鉛筆だそうですけど、30年ぶりということは以前出荷されていたときに私は小学校に入るころだったわけです。でも赤黒の2色鉛筆なんて初めて見ました。最初に書いたように赤青の鉛筆は見たこともありますし実際使ってましたけど。でも、あの赤青鉛筆は赤と青の比率が50:50でしたよね。今回の黒赤鉛筆は写真のとおり黒と赤の比が70:30となっていて、出荷量に見合った割合となっています。トンボ鉛筆によれば、年間100万本、8000万円(1本80円だそうです)の売上を見込んでいるとのことですけど、今の時代鉛筆の需要ってそんなにあるんでしょうか。確かに私も仕事で鉛筆を使うことはありますけど、それは7Hとかの滅茶苦茶薄いやつとか、水色や黄色、緑といった色鉛筆オンリーで普通の筆記用具としてHとかHBの鉛筆はここ数年、いや十数年使ったことがありません。もしかして世間一般ではまだまだ鉛筆が筆記用具の主流なんでしょうか。そんなこと無いですよねぇ。 (2004.02.06)
1454仕事でもプライベートでも電子メールは欠かせないものとなりました。と言っても、それは私にとってということですけど。で、よく電子メールを使うんですけど、あれって一旦送信してしまうと取り消しができないんですよね。ファックスも一緒ですけど。電話とかなら会話を録音されてない限り「今のは取り消し。」で済ませて、その後は「訂正しましたから。」としておけば証拠は残ってないんですけど、ファックスやメールはいつまでも残ってますからね。情報は日々変化していると言いますけど、一旦発信した情報は変化するどころか永久に変わらないで残ってしまってるわけです。ですから、よく言われる「時々刻々と変化する情報にすばやく対応して〜」というフレーズは間違いで、正しくは「時々刻々と新たに発信される情報にすばやく対応して〜」というべきです。そうしないで情報が変化するということにしてしまうと、発信した情報に責任を持たなくなるわけですね。氾濫する情報を正しく取捨選択するのも大切ですけど、発信する情報に責任を持つのも大切なことなんです。そこんところをよ〜く政治家に言い聞かせてあげたいと思う今日この頃です。 (2004.02.05)
1453今年の4月1日に新しい乾電池が発売されます。その名もオキシライド乾電池。1964年にアルカリ乾電池が発明されて以来の新方式乾電池で、デジカメの撮影枚数で換算すると従来のアルカリ乾電池の2倍撮影できるとのこと。単三乾電池2本で360円だそうですけど、ん?と思ったのは私だけでは無いと思います。というのも、今やアルカリ乾電池は単三2本で100円もしません。ということは、オキシライド乾電池2本買うお金で6本は買えるということです。つまり3倍以上の本数が買えるんです。で、電池の持ちは2倍。確かに取替えの手間は省けますけど、電池の入れ替えなんてそんなに苦になる作業でもありません。3倍以上のお金を出して2倍程度のライフを手に入れようと思う人ははたしてどれほどいるのでしょうか。まあ定価が360円ということですから、実売でその半値の180円ぐらいなら売れるでしょう。せっかく良いものを発明しても、このデフレの状況下ではいきなり枯れた、しかも価格のこなれてしまった既成商品と競争しないといけないので大変ですね。しかも元々の価格が安いので、「今更電池にこんなに出せないよ」という感覚もあるでしょうし。なにはともあれ、こういう新技術が出てくることは嬉しいことです。そしてこの技術が更に次の新技術に応用されていくんです。昨今の人型ロボットの開発競争も、中には「あんなもの作って何がしたいの?」と思っている方もいるでしょうけど、あのロボット自体に大して利用価値が無くても、あれを開発し製作し発表するために費やされた研究の成果や技術力は決して無駄ではなく、次の新たなものへと確実に引き継がれて応用、発展していくんです。技術ってのはそういうものなんですね。成果が目に見えないからとか、無駄なものばかり作りやがってとかいう理由で科学技術分野の予算を削減しようとするバカな文系役人どもは、そこんところをしっかり認識して欲しいものです、ハイ。 (2004.02.04)
1452大阪府知事選挙は太田元知事の再選という結果で幕を下ろしました。投票率も40%ほどと、あまり関心が無かったようですけど。そういう私も危うく投票を忘れるところでした。だって選挙期間中に一度たりとも選挙カーの声を聞きませんでしたし、選挙してるのかどうかすら全く分からない状況でしたから。立候補者が5人いたことは投票に行って初めて知りましたから。普通は選挙ポスターぐらいは貼ってあると思うんですけど、近所の掲示板には3人(太田さん、江本さん、梅田さん)しか貼られてませんでしたので...でも、投票を終えたあと出かけた先で4人目のポスターを発見しました。思わず写真を撮りましたのでご覧下さい。

名前は伏せますけど、この人は元市議会議員らしく、”市民派”を売りにしているようです。ポスターにも「市民派市議4期13年の経験を生かし」と書いてます。が、一体どこの市議会議員だったんでしょう?私の住んでる泉大津市?それとも大阪市?吹田市だって枚方市だって堺市だって河内長野市だってどこも市議会なんてあります。なのに単に「市議4期13年」と言われても、ねぇ。府知事選挙だというのに大阪全体のことを考えてのアピールができない時点で落選決定です。ちなみに彼のホームページを見てみたんですけど、そこにもどこの市議会議員なのかは書いてませんでした。まあ、議会だよりみたいなページや現住所を見て判明はしましたけど。周りの人(支援者)ももっと一歩引いて全体を見ることを学ばないといつまでたってもダメだと気付かないんでしょうか。こんな人が市議会議員なんて、○○市って一体...と思ったのは言うまでもありません。 (2004.02.03)
1451昨日までの50話を過去ログに移しました。興味のある方はご覧下さい。ちなみに写真がたくさんありますので、ちょっと重いです。
では今日のお話にまいりましょう。今日はこれから松阪まで出張ですけど、その出張の途中(当然以前の出張時です)で近鉄電車の中から撮った写真をご覧下さい。

これは「榊原温泉口」という駅に停車中に見える光景です。私がいつも乗る電車は鳥羽行きの特急なので、乗っている乗客の半分以上は観光客、しかも若い女の子同士というのが多いんですけど、これが見えると大抵「あ、自由の女神、ミロのビーナス、観音様みたいのもある〜」と言ってます。が、なかなか中央にある首の無い像について言う人はいません。この中央の像はご存知「サモトラケのニケ」ですね。あまり知名度が無いんでしょうか?ルーブルではDENON翼の2階にあったと思います。それにしても、この施設は一体何なんでしょうね。彫刻以外にも中央の三角屋根は明らかにルーブルを意識してると思います。観音様以外本物を撮ってありますのでご覧下さい。
ミロのビーナス
サモトラケのニケ
自由の女神
ルーブル美術館の三角形
自由の女神は有名なニューヨークのものではなく、パリのリュクサンブール公園内にあるもの(アメリカの自由の女神の原像のコピー)です。榊原温泉口にあるのは、色からしてニューヨークのものをイメージしているのは明らかですけど、ニケは何をイメージしてあんなに白いんでしょうか。まあ、どうせ電車に乗っている観光客にも無視されてるニケですからどうでもいいですけど。
というわけで、近鉄電車で大阪方面から名古屋、あるいは鳥羽方面にお越しの際は(その逆でもいいですけど)是非「榊原温泉口」に注目してください。結構笑えますよ。 (2004.02.02)