独り言過去ログ:No.1501〜1550(2004.03.23〜2004.05.11)

1550こんなニュースを見つけました。→読売新聞オンライン
「交換ソフト「Winny」開発の東大助手を逮捕」と題されたニュースです。交換ソフトWinnyってのが何なのかよく知りませんけど、簡単に調べたところによるとインターネットに接続しているパソコン同士でそのパソコンのある特定のフォルダに保存されたファイルを検索してダウンロードできるソフトのようです。他にはWinMXというのもあるようですけど、このWinnyの方が発信元などを特定しづらいので匿名性が高いとのことです。ではここで記事の内容を読んでみましょう。読みましたか?これを読んで「え?」と思いませんでした?逮捕された東大助手の金子さんは、ファイル交換ソフトを作って自分のサイトにアップしただけです。この金子さんが違法にファイルを交換したわけでも何でもないんです。でも幇助罪で逮捕されるということは、秋葉原とかで盗聴・盗撮装置を売ったりしてるのも幇助罪になるはずですし、違法電波を発する無線機を製作しているメーカーも販売している販売店も幇助罪になるはずです。が、実際は「これを使うと違法です」とかいう簡単な注記だけで逃れていて、逮捕されるのは実際に購入して使用した人だけです。映画などの画像を違法にコピーできるという点では画像安定装置なるものがありますが、あれも特に何のお咎めもなしに売られています。なのにこのWinnyの作者だけは逮捕されてるんですよね。こういうダブルスタンダード的な対応は非常にまずいと思うんですけどねぇ。まあ、現状では容疑者というだけで司法判断が下されたわけじゃないですから、まだこの先どうなるのか分かりませんけど。逮捕したのが京都府警ですから、京都府警の捜査資料等がこのWinnyを通じて感染するウイルスによって漏洩した件(記事の下の方に書いてある)に対する報復なのかもしれません。が、それも京都府警の人間が捜査資料の入ったパソコンにWinnyをインストールしてネットに繋いでいたのが悪いんですけど、お馬鹿な公務員にはそういう感覚が無いのかもしれませんね。こういうのは悪用する人が悪いのであって、このような新しい発想や新しい技術を既得権益を守るために何が何でも潰す、ましてや痛い目にあった仕返しに潰すっていうのはよろしくないと思うんですけど、いかがでしょうか。 (2004.05.11)
1549私は以前からテレビは地上波放送をほとんど見てなくて毎日CSで海外ドラマを見ているとここで書いてきました。今は「ミュータントX」「CSI」「CIA」「アウターリミッツ」「スターゲイトSG-1」を見てますけど、「スタートレック」もずっと見てました。で、そのスタートレックに出てきた異星人「クリンゴン」についてこんなものを見つけました→Klingon Language Institute
英語のサイトですけど、結構本気のクリンゴン語サイトです。クリンゴン語はご想像のとおりスタートレックに出てくるクリンゴン人が話す言葉で、アメリカの映画会社であるパラマウント社がスタートレック映画版の第3作目を作る際に言語学者のマーク・オークランド博士にクリンゴン語を作るよう依頼してできたそうです。映画もここまでやるとは恐れ入りますね。で、さらに驚く事に、私が愛用している検索サイトであるgoogleでの言語ツールの中にもちゃんとクリンゴン語というのがあるんです。これはgoogleのスタッフにユーモアのセンスがあるからなのか、それともクリンゴン語というのがここまで権威のあるものに成長しているのかどっちなのか知りませんけど、映画の中で設定されたキャラクターが操る言語がここまでメジャーになっているというのは驚きです。このクリンゴン語が広く根付けば、将来クリンゴン人が地球にやってきたときに言葉で苦労することはありませんね。まあ、言葉で苦労しなくてもあの凶暴なクリンゴン人にはあらゆる面で苦労させられるでしょうけど。クリンゴンって何?という方は、是非一度レンタルビデオ屋さんでスタートレックものを借りて見てみてください。どれを見れば良いのか分からないという人は、船長(艦長)の名前が「ジャン・リュック・ピカード」となっているものを適当に選んで見てください。エンタープライズ号のクルーの中にクリンゴン人であるウォーフがいますから。ピカード艦長はスキンヘッドですから他のシリーズと間違う事は無いでしょう。というわけで、今日はクリンゴン語の紹介でした。 (2004.05.10)
1548こんなニュースがありました。→日経ネット
「全日空、中部新空港を国際線へのハブ空港に」というタイトルのニュースですけど、これによると全日空が来年2月に開港する中部国際空港(セントレア)を国際線へのハブ空港と考え、国内線のダイヤを国際線への乗り継ぎを考慮したダイヤ編成にするということです。国内線と国際線とが同じ空港ビルから発着するということで、羽田⇔成田、伊丹⇔関空なんかに比べて格段に便利であるとのことです。空港にアクセスするのに航空機を使わない人にとっては特に関係ない話ですけど、やっと日本にもこういった大きな国際ハブ空港ができるというのは喜ばしいことだと思いますね。セントレアについては計画段階から民間のノウハウを導入して工費を抑えたりしてるわけですけど、国際ハブ空港としての地位も確立できれば今後の日本の空港建設のお手本になることは間違いありません。大元はトヨタのお膝元ということもあって航空貨物の方に重点を置くようなことを言ってましたけど、旅客で近畿圏の利用者を取り込めればということも狙っているに決まってます。伊丹と関空とで足の引っ張り合いをしている間に国際旅客をかっさらうという、まさに漁夫の利を狙った作戦でしょう。これを成功させるためには現名古屋空港(小牧空港)から完全撤退して、小牧を自衛隊専用空港にしてしまう必要がありますけど、周辺住民や自治体からの圧力に耐えられるのかどうかが鍵ですね。まあトヨタが絡んでいるから大丈夫だろうとは思いますけどね。これがトヨタじゃなくて三菱が絡んでいたら、ハブ空港というだけに欠陥だらけで情報隠蔽ということになっていたかもしれませんけど...って、冗談ですから怒らないでくださいね、三菱さん。 (2004.05.09)
1547福田官房長官が辞任するということです。官房長官の職を辞するだけで議員辞職するわけじゃないですけど、でもこの辞任は民主党にとっては大打撃ですね。選挙を控えて自民党に先手を許した格好となりました。私は菅直人が国民年金未払い期間があったというニュースを聞いたときに民主党にとっては絶好のチャンスと思ったんですけど、彼はそれを有効利用できませんでしたから政治家としては終わりました。あの時「このようなことがあった以上、国民を代表する議員を続けるわけにはいかない。」と言って議員辞職しておけば、この年金未納問題が大波紋を呼んで自民党を一気に倒すことができたと思うんですけどね。まあ、民主党も倒れますけど。年金改革を本気でやりたいなら与野党含め自決する覚悟で議員辞職の道を選べば良かったんです。そうすれば今度の選挙でも多くの支持を得られるでしょうからね。まあ、寝耳に水的な突飛な話だったのでそこまでビジョンが浮かばなかったんだろうなと好意的な解釈をしておきましょう。海の向こうのアメリカでは、イラク兵捕虜の虐待問題でブッシュ大統領の支持率ががた落ちのようですけど、日米仲良く政局混乱を演じなくてもいいのにと思うのは私だけじゃないと思います。日本の場合は国内問題だけですからまだマシなのかもしれませんけど、それでも経済的には世界経済の一翼を担っているわけですから国内問題でせっかっく回復の兆しが見える経済状態を後退させれば、間接的に世界経済へ影響を与えるということになります。五十歩百歩ってところですね。明るいニュースが全然ないこの頃ですけど、せめて進展すると報じられている北朝鮮拉致問題ぐらいは明るい結果を期待したいものですね。 (2004.05.08)
1546こんなニュースを見つけました。→Yahooニュース
「<大阪>180億かけた豪華な交通局庁舎で業務開始」と題されたニュースです。これによると、大阪市交通局が本業で1600億円以上もの赤字を出しているのに180億円もかけて地上17階、地下2階の新庁舎を完成させたということで、7000万円にものぼる装飾品に3階まで吹き抜けの玄関ホールと、このご時世に贅沢すぎると批判が出ているということです。大阪市はいつ財政破綻してもおかしくない日本でも有数のダメダメ自治体ですけど、こんなところにお金をかけている余裕があるってのが不思議ですね。人が来ないフェスティバルゲートに200億円拠出することが決まったばかりだというのに。私のような大阪とは無関係の地域から移住してきたモノから見ると、大阪は自己認識能力が異常なほど欠如しているとしか思えないんですよね。私が小学生のころ(今から25年以上前です)、社会の教科書には「伸び悩む阪神工業地帯」という見出しの項目があり、その中で工業圏としても商業圏としても阪神地区の将来は暗いと書かれていました。その当時から周辺の目にはそう映っているのに、当の大阪人にはそうは映っていなかったらしく、東京コンプレックスに取り付かれたヒステリー女のようにバブルに乗じてこれでもかと見栄を拡大していったんです。その結果が今のボロボロの財政状態なのは周知のことと思います。元々自己中心的で排他的な関西人特有の性質が災いしているのに、その上に自己認識力にも欠けてしまってはもはや手の施しようがありません。「大阪を救いたければ大阪であることを捨てなければならない」という状況に陥るのは時間の問題でしょう。せっかく大きな街なのに残念です。本気で大阪を救いたいと思っている大阪人のみなさん、自分の事ばかり考えてないでもっと周りのことも考えましょう。そして変なプライドや僻みを捨てて自分たちをもう一度見つめ直しましょう。何でもかんでも勢いで「いてまえ!」ではダメですよ。 (2004.05.07)
1545こんなニュースを見つけました。→読売新聞ニュース
「増えすぎたコアラ、2万匹“退治”計画…生態系壊す」というタイトルのニュースです。この手のニュースを見ると、「またやってるのか」と思いますよね。生態系を壊すって、元々コアラを保護する政策をとった時点で生態系のバランスを崩す結果を選んだということですから、今さら「生態系を崩す」って言われても「そんなの分かりきってたことでしょ?」と言いたいわけです。クジラにしてもそうですけど、人間が乱獲するのも不必要に保護するのもどちらも同じことなわけです。それなのに特に外国の動物愛護関連の人達は保護することは良いことはあっても悪いことなど無いと思っているからたちが悪いんです。自分達は良いことをしてるつもりなでしょうけど、結局はその種の生態系に立ち入って干渉していることには変わり無いんです。それが分からないからこのコアラのようにどうしようもなくなってから騒ぐんです。あと、記事の中にある動物愛護関連の人、特に外国人ならではの勘違い野郎の意見がでてますけど、「こんなにかわいくて、誰も傷つけないコアラをなぜ殺さなければならないのか」なんて最低最悪の考えです。かわいいからとか、知能が高いからとか、そんなことは生態系を論ずる上では何の意味も無いわけです。かわいいからとか知能が高いからと言っている人の言葉を言い換えれば、「この生き物はかわいくもなんともないから殺してもOK」、「この種は知能が低いから滅びてもOK」ということですから。まさにヒットラーの「ゲルマン民族最高」とか「ユダヤは全て殺せ」と同じ考えです。人類の活動によって滅びる種があるなら、それを無理に繁殖させたり隔離して不自然な形で保護するのではなく、絶滅の原因となる我々の活動を抑制するだけで良いわけです。それでも絶滅してしまうならそれは仕方の無いこととして諦めるべきなんです。人類の活動も現状における生態系の1つなわけですから。中途半端に手をさしのべるから変なことになってしまうんです。ただ単に自分があるいは自分達が良いことをしていると満足したいだけの自己満足バカを喜ばせるだけの動物愛護なんて何の意味も無いことに早く気付いて欲しいと思う今日この頃です。 (2004.05.06)
1544ゴールデンウィークの連休最後の日です。だからって別に何か特別なことをしているわけでも無いんですけどね。
さて、では今日はこの写真をご覧下さい。

これは近鉄生駒ケーブルカーを走る「ブル号」です。ケーブルのブルからブルドッグを連想してブルドッグを模ったというところでしょう。が、ブルってのは「牛」のことです。つまり「牛号」という名前の犬形の電車ってことですね。ブルドッグはドッグまで付けて初めて意味をなすんですけど、そのブルだけを取ってブル号というのはちょっとなぁと思うんですけど。まあ、子供向けですからそんなに厳密にアレコレ言うつもりはありませんけどね。というわけで、こどもの日にちなんで子供向けの電車の話でゴールデンウィークを締めくくってみました。では、明日からまた普通の日々、みなさんがんばりましょう。 (2004.05.05)
1543ゴールデンウィークも残すところ2日です。録り溜めたDVDを見るためと、CSでのスタートレック連続70時間一挙放送を見るために連日夜更かしして完全に狂った生活リズムを元に戻すにはギリギリのタイムリミットです。
さて、では今日は久しぶりに以前島根に行ったときに撮った写真をご紹介しましょう。では早速ご覧下さい。

これは高速道路のサービスエリアで撮った写真ですけど、何かと言うと「飴」です。島根といっても中国自動車道から米子自動車道を通って山陰道から国道9号線というルートを通りますので、鳥取県を通過することになります。で、ジャージー牛乳を飲むためと高原の空気を吸うために蒜山サービスエリアは欠かせません。というわけで、岡山と鳥取のお土産を多く扱っている売店に立ち寄るチャンスがあるわけですけど、これは鳥取出身の漫画家水木しげるさんの代表作である「ゲゲゲの鬼太郎」を基にしたお土産です。見たとおり目玉親父を模ったキャンディーで、5本入りと書いてあります。また、袋の上の部分には「目と親父にやさしい」とも書かれています。目に優しいキャンディーってのも初耳ですけど、親父に優しいってどういうことでしょうか?写真には出ていませんけど、値段は510円。確かにお土産としては安い部類に入りますから親父に優しいのかもしれません。で、裏面を見てみると自然に優しい竹串を使用と書いてあります。とにかく何にでも優しい飴のようですけど、よく考えて見ると飴は目玉の形をしてるんですよね。これってちょっと気持ち悪いと思いませんか?串に挿した目玉をしゃぶる子供、私にはホラー映画としか思えませんけどねぇ。 (2004.05.04)
1542月曜から金曜の午後9時54分、この時間を聞くとテレビ朝日系列の「ニュースステーション」を思い浮かべる人も多いでしょう。久米宏キャスターがやってた長寿ニュース報道番組でした。私はドラマとか見ないのでその時間テレビを見るとすればニュースステーションを見てました。いくら偏向報道が目立つテレビ朝日だと言っても、起こっている事件や事故は実際のものですから、コメンテーターのコメントを頭の中でうまい具合に変換して見ていれば洗脳されることもありませんからね。また、逆にコメンテーターのおかしなコメントをバラエティとして見聞きするという楽しみもありましたし。で、この前からこのニュースステーションが報道ステーションという名前に変わり、キャスターも久米さんから古舘さんにバトンタッチされました。私も以前と同じように何回か見たんですけど、あれはちょっと酷いですね。もはやニュース番組ではなくなってしまいました。妻も以前は私と同じようにニュースステーションを見てたんですけど、報道ステーションになってからはしばらく見てると「(チャンネル)変えていい?」と聞くようになりましたから同じように思ってるんでしょう。で、どうして見るのが嫌になったのか考えてみたんですけど、どうも古舘さんが嫌なんだという結論に達しました。なんか忙しないというか落ち着きが無いというか、とにかく煩いんです。きっと古舘さんがいなくなれば以前のように見ると思うんですけどね。で、視聴率をちょっと調べてみましたが、世間一般もどうやら私と同じような感覚のようです。明らかにニュースステーションの時に比べて視聴率が落ちてますから。そう言えば、F1の放送も一時期古舘さんが実況をしていたことがありましたけど、あの時は本当に酷かったですからね。今の地上波放送もかなり酷い部類だと思いますけど、ソース(レース内容)が以前に比べて面白味が欠けてきたということを考慮するとある程度仕方の無いことかとも思います。が、古舘さんが実況してたころはソースはこれ以上ないというほど面白く充実してましたから、それをあんな風に実況されてはせっかくのレースが台無しでした。あのころの酷さは全て古舘さんによるものだったというわけです。それをまたニュース番組で繰り返してしまっているというわけなんですね。独演会みたいなのは結構面白いし、番組司会でもなかなかいい味出してるのもありますから、あの人のあのキャラクターはもっと別のところで発揮されるべきだと思うんです。というわけで、一日も早くテレビ朝日がそのことに気付いてくれるのを待ち望んでいます。 (2004.05.03)
1541では今日は私が大阪ならではと思う写真をご覧頂きましょう。これはこの連休中に大阪市内の大型専門店で撮った写真です。

女性ものの靴ですけど、この色使いを見てください。左側がシルバー、右側がゴールドでキラキラしてます。ちょっと照明が黄色い電球のため色の再現性が悪いですけど、どちらもキラキラしてるのは分かると思います。大阪のお店を回っていると、特に右側のような金色ピカピカの靴やバッグを非常によく目にします。また、売ってるだけじゃなくて実際にこういう靴を履いているオバチャンやバッグを持ったおねえちゃんをよく見かけます。これは首都圏や中部圏、四国なんかにいたときには見かけなかった現象です。というわけで、私はこういう金ピカのものを見ると「ああ、大阪らしいなぁ」と思うんですけど、これって間違った認識でしょうか? (2004.05.02)
1540先日の羽田空港乱入事件ですけど、対テロ警備に問題があると方々で言われています。確かに車で簡単に空港内に入れるということは、武器などを簡単に飛行機まで運べるということになりますからね。これを受けて外部からの侵入に対する警備も一層強化されるでしょう。乗客のチェックインは靴を脱いでまで検査するという徹底ぶりですけど、でもあれでも100%武器の持ち込みを制限できるわけじゃないと思うんです。というのも、ニューヨークの9.11テロを受けてより厳しくなったセキュリティチェック下で、私は数回下の写真にあるナイフを機内に持ち込んだことがあるからです。

これも立派なナイフですよね。このナイフがセキュリティチェックを通過したのは関西空港、小松空港、羽田空港の3つ。羽田空港についてはチェックで引っかかったこともありましたからいつでもOKだったわけじゃないですけど、一番回数多く利用している関西空港では1度も引っかかったことがありません。まあ、私自身このナイフを持っていることすら認識していない状態で検査を受けているから挙動に不審な点が全く無いのと、持ち歩く時はペンケースの中に入れていて、ペンケースには他にカード電卓や三角定規、ステンレスの字消し板、芯ホルダー、数種類の金属製のシャープペンシルなどなど、ごちゃ混ぜでX線検査しても何が入っているのかよく分からない状態になっているだろうからでしょうけど。だから羽田空港で「何か尖った物をお持ちのようですので中身をあらためさせていただきます。」と言われてこのナイフを発見されると「ああ、そういえば入れてたなぁ。」となります。検査で引っかかると別途預かりとなりますから、到着後に受け取りしなきゃならないのですぐに空港を後にできないということもあって、気付いたときはペンケースから取り出して家に置いていくんですけど、時々うっかり忘れて持ったまま飛行機に乗っちゃうんですよね。でも、本人さえ気付いてないとはいえ立派な凶器なわけですから、セキュリティチェックで100%検出してもらわないと困るんです。悪意のある人が同じような状況で持ち込めるということになりますから。ゴールデンウィークもまだあと数日残ってます。1年で最も空港利用客が増える時期の1つですから、より安全な運行ができるよう関係各位がより一層努力してくれることを願っています。 (2004.05.01)
1539昨日の夜のことでした。ワインを飲みながらチーズを食べていると、けたたましいサイレンが鳴り響きました。サイレンとともに「カンカンカン」という鐘の音もしていましたからすぐ消防車だと分かりました。で、その音がだんだん近づいてくるんです。どんどん近づいてきて、とうとうウチのマンションの真ん前あたりに止まった感じの大音量になりました。そう、明らかにすぐそこに止まっています。え?と思って窓から覗いてビックリ、ウチから200mほどのすぐ目と鼻の先に真っ赤な炎が上がっているじゃないですか。あまりの近さに炎だけじゃなく飛び散る火の粉まで見えます。思わず写真を撮りましたのでご覧下さい。

部屋の中から窓越しに撮った写真で、この写真で見るとなんか遠くに見えますけどほんのすぐそこでした。2.5MBほどのサイズの30秒の動画(aviファイル)もありますのでブロードバンドの方はここをクリックしてみてください。あまり間近で火事を見たことは無かったんですけど、火の勢いって怖いですね。消防車なのかパトカーなのか分かりませんけど無線でやり取りしているのが聞こえていて、それによると怪我人がいたようで和泉市民病院に搬送したという連絡が聞こえていました。大したことがなければ良いんですけどね。それにしても、消防車ってのは来てすぐに放水するわけじゃ無いんですね。見ている限りでは放水しないでじっと見守っているって感じでしたけど、何度か小さな爆発音のようなものが聞こえていましたので無闇に水をかけるのは危険と判断したんでしょう。が、30分ほどして再度見たときは炎はおさまってましたからその後迅速な消火活動があったんだと思います。消火活動をされていた方々、ご苦労様でした。こういうのを目の当たりにすると、火の始末はしっかりしないと怖いなぁと痛感します。ゴールデンウィークが始まり留守にする方も多いと思いますが、みなさんも火の始末にはお気をつけ下さい。 (2004.04.30)
1538スポーツニュースでやってましたけど、オーストラリアの競泳400m自由形のオリンピック代表選考でフライング失格となったイアン・ソープ選手が、同選考会2位だった選手の辞退により代表権を得たということですけど、ちょっと変な気がするのは私だけでしょうか。確かに現世界記録保持者で、かつ400m自由形に関してはおそらく金メダルだろうと思われる実力の持ち主であるのは確かですし、体調が悪いとか日本の女子マラソンの高橋尚子選手のようにケガをしてその後のレースで結果を残せていないというのとは違って単なるフライングによる失格ですから、普通に泳いでいたら代表権獲得間違いなかったと誰もが思っているでしょうけど。でも、素直に考えたら2位の選手が辞退したら普通は3位の選手に代表権が移ると思うんですけどね。2位の選手は自分で納得してそう決意したんですからいいでしょうけど、3位以下の選手も同意してるんでしょうか。ここはひとつ、2位以下の選手たちともう一度選考レースをするってのがすっきりすると思うんですけどね。4年に一度の大会、しかも国を代表しての戦いということでどこの国も国民の期待と注目を集めているでしょうけど、やっぱりこういう超法規的というかルールを超越したというか、なんか理屈には合わないような選考というのがどこの国でも行われているんでしょうかね。陸上トラック競技で圧倒的な強さを誇るアメリカの場合は完全に一発選考で、時々スーパースターが失敗して出場しないなんてこともありますけど、大抵の国はあそこまで選手層が厚くないですからやっぱり一発選考というのは無理があるんでしょうね。そもそも各国で出場選手枠が決まっているというのがおかしいんですよね。主観の入らない記録を競う競技は、標準記録を設定してオリンピック開催前のある期間内にそれをクリアした場合は何人だろうと出場できる、現役の世界記録保持者は出場できる、現役の前回メダリストは出場できる、ぐらいのルールにしてくれればきっとこういうゴタゴタも無くなると思うんですけど、IOCのお偉いさんたち、どうにかなりませんかねぇ。 (2004.04.29)
1537昨日書いた北海道のカニに似たようなものを島根で見つけましたので写真に撮ってきました。では早速ご覧下さい。

ハチミツですけど、「さくら」という文字とともに桜の花の絵が書いてあります。よく「蓮華」とか「そば」とか「クローバー」とか「アカシア」とか、その名前のとおりの花の蜜からできているハチミツがあります。この写真のハチミツも「さくら」と書いてありますし、売り場も桜を全面に押し出して「サクラハチミツ」と大々的に宣伝してました。というわけで、私は当然このハチミツは桜の花の蜜を集めたものなんだろうなと思ったんです。で、裏面を見てみたところ、どこにも桜と書いてないんですよね。では裏面をご覧下さい。

ね?普通は原材料のところに「蓮華」とか「クローバー」とか書いてあるんですけど、サクラを売りにしているにも関わらず「サクラ」と書いてません。つまり、サクラが原料では無いということでしょう。で、あらためて表のパッケージを見ると(上の写真)、「桜の季節に収穫しました」と書いてあります。なるほど、単に春先に収穫したというだけでサクラを原料に使っているわけではないんですね。まあ、原料がサクラだと勝手に想像したのは私ですけど、昨日の「北海道のカニ」のように紛らわしいですよね。というわけで、パッケージや売り文句に惑わされないように中身を吟味するのも消費者の自己責任というわけです。何でもかんでも自己責任、なんかちょっと不便な気もしますけど、よく考えたら当たり前なんですよね。これからは何も考えずにのほほんと生きている人が損をする時代なんでしょうかねぇ。 (2004.04.28)
1536こんなニュースを見つけました。→読売新聞ニュース
「「北海道のカニ」届いたのは「原産地カナダ」!?」各地の特産品を配送してくれる郵便局の「ふるさと小包」で”北海道のカニ”を注文したら届いたカニに「原産地カナダ」と書かれてたというニュースです。日本郵政公社は「『北海道産』と記していたわけじゃないので法的には問題無い」という立場だそうですけど、農林水産省表示・規格課は「誤認表示と言えるのでは」という見解で、公取委景品表示監視室も「『北海道のカニ』は明らかに事実と違う」と言っているそうです。まあ、原産地がカナダで輸入業者が福井、それを販売しているのが単に北海道にある会社というだけですからそれを「北海道のカニ」と言われても納得できないという訴え主の主張はごもっともです。郵政公社の言い分が通用するなら、BSE問題で輸入がストップしているアメリカの牛を東京にある会社が輸入し、それを松阪にある会社で販売すれば「あの松阪の牛ですよ」と言ってもいいということになりますからね。世間を騒がせている牛肉偽装問題と大して変わらないような気がするんですけど。そう言えば、『和牛』というのは国内に昔からいる4品種のみに許される表示で、『国産牛』というのは国内でさばけばOKというのを聞いたんですけど、これもおかしいですよね。産地なんて生きたまま輸入して3ヶ月ほど飼育すればそこの産地であると名乗っても良いらしいですしね。オージービーフを生きたまま輸入し、松阪で3ヶ月餌を与えておけば立派な『松阪牛』のできあがりっていうわけです。というわけで、買い物するときに見る商品ラベルは大抵のものを疑った方が良いということですね。特に産地のわりに安く売ってるものは要注意ですよ、奥さん。 (2004.04.27)
1535島根まで車で行くと、当然途中でガソリンを入れなきゃいけません。普通、田舎へ行くとガソリンが高いので高速道路を降りる前にサービスエリアで給油するんですけど、先月の葬式の時は出雲市内でセルフスタンドがレギュラー1Lで95円だったので、105円の高速道路より安いだろうと高速を降りるまでなんとか我慢しました。がわずか1ヶ月ほどで急激に値上がりしてたんですね、1L当たり106円でした。まあ、たった1円の違いですから別に損した気分にはなりませんでしたけど。島根に行く前は実家に帰ってたんですけど、実家(愛知県)の方ではだいたい94円〜98円ぐらいでしたので、やっぱり人口の少ない地域は需要もさほどないためか多少高目なんですね。が、島根より人口が多く、需要はウチの実家よりあるだろうと思われる自宅(大阪堺近辺)あたりはなんとレギュラー1L当たり110円です。この大阪南部地方は今まであちこち住んだ中で最も物価が高いと感じていましたけど、まさか島根や高速道路のサービスエリアよりガソリンが高いとは知りませんでした。そういえば冬に灯油を18L買ったときも880円とられてビックリした記憶があります。灯油18Lが800円でお釣りが出ないなんて初めてでしたから(700円しないところがほとんどでしたが)、そりゃあビックリして鮮烈に覚えてました。というわけで、ゴールデンウィークに大阪の南部地方へ車で遊びに来る予定のある方は、高速道路を走ってるうちに給油することをオススメします。高速降りてからだと5円/L損しますからね。 (2004.04.26)
1534一昨日の夜のことでした。今、島根に来ていると書きましたけど、ちょうど大阪から目的地に着いたころ、小腹が空いたので近所のスーパー(夜11時まで開いている)に寄ったんです。そこで大々的に宣伝してたこれを買ってみました。
暴君ハバネロ
東ハトの暴君ハバネロというお菓子ですけど、世界一辛い唐辛子と言われているハバネロを使ったもので、開けてビックリ真っ赤っ赤でした。こういう辛いお菓子は、浅草とかに売ってる草加葵という唐辛子で真っ赤になった煎餅とか、ポテトを使ったカラムーチョとかがありますけど、この暴君ハバネロも同じくポテトを主体としたお菓子に唐辛子をまぶしたというものです。もっと簡単に言うと、唐辛子をまぶした”なげわ”ですね。で、世界一辛いということでしたから恐る恐る食べてみたんですけど、なんとベースとなっているなげわにポテトの甘味が多く残っているせいか、それほど辛く無いんです。口に入れた瞬間はカラムーチョとかの方が辛いですね。後から喉の奥がヒリヒリしますけど、辛くてたまらないというより癖になって止められない止まらないって感じです。結局一袋一気に食べちゃいました。と、ここまで書いてる間に3回ハバネロと書いたんですけど、3回とも全て思わずマラネロって書いちゃうんですよね。丁度昨日が予選、今日が決勝ですからね、F1サンマリノGP。サンマリノGPと言えばイモラサーキットですからフェラーリのお膝元です。フェラーリと言えばマラネロですからね。というわけで、フェラーリ好きもそうじゃない人も、まだ食べたこと無いという人は一度食べてみてください。なかなか癖になりますよ。 (2004.04.25)
1533昨日の晩からまたまた島根に来ています。今回はおばあさんの四十九日法要。通夜、葬儀の時は急な話でバタバタしてましたけど、今回は以前から予定が決まっていましたから結構楽な気持ちで落ち着いて高速を走って来れました。もうすっかり雪も無くなってますしね。というわけで、今日は前回島根に行った時に取った写真を久々にご紹介しましょう。今日の写真は島根から帰ってくる途中の高速道路のサービスエリアにあるトイレ内で撮った写真です。ではご覧下さい。

トイレの中の洗面台です。高速道路のサービスエリアのトイレによくある身障者用の一段低くなった洗面台ですけど、良く見ると右上に何か写ってます。拡大してみましょう。

お分かりですね?そう、入れ歯です。部分入れ歯ってやつでしょうか、金属のフレームで結ばれた歯が付いています。私はまだ入れ歯をする年齢じゃないので良く知りませんけど、入れ歯ってしょっちゅう入れたり外したりするもんなんでしょうかね。時間的に昼ご飯のときだったので、食堂で何か食べて歯磨きついでに外したってことも考えられますけど、普段から常に入れているものだとしたら外した状態では違和感を感じると思うんです。ですから、仮に置き忘れてトイレから出たとしても、すぐに違和感で入れ歯を外したままだということに気付くと思うんですよね。でも忘れてしまったということは、入れ歯を付けてない状態が普通なんでしょうか。まあ、いずれにせよ忘れてしまったということは事実なわけで、高速道路なので一旦サービスエリアから出てしまえば後戻りもできないわけで、忘れた本人がいつ気付いたのか知りませんけど、気付いたときはショックだったでしょう。ちなみに私はそのサービスエリアで昼食をとり、お土産などを見て回り、高校野球をちょっと見たりと1時間ちょっといましたけど、着いてすぐトイレに入った時に写真を撮ったんですが帰り際に念のためもう一度トイレに入った時もまだありましたから、忘れた人が次のインターまでに気付いたってことは無さそうです。きっと夕食の時に「お、わしの入れ歯が無いが...はて?」ということになったんでしょうね。お気の毒様でした。 (2004.04.24)
1532イラク事件の陰に隠れてあまり取り上げられませんでしたけど、先日、竹内均さんがお亡くなりになりました。心よりご冥福を申し上げます。
さて、では今日のお話です。”死ぬ”つながりでこんなサイトを試してみました。→チェック日和この中の「死に様占い」というのをやってみたんですけど、こんなのが出ました。
死亡診断書
お名前: ken 性別:
生年月日: **/5/3
死亡した状況:
 警察の爆弾処理係に華麗に転職するも、不治の病であることが判明。
 余命いくばくもないことを知り、呑んだ暮れる毎日を送る。
 ある時、バーのTVにニュース速報のテロップが入る。
『○×原発に爆弾テロの予告状』
 貴方はカウンターに代金を置いて、バーを後にした。

 原子炉の遮蔽扉の前では、同僚たちが立ち往生していた。原子炉を止めている時間はないが、遮蔽扉の向こうは高度の放射線に満ちていて、入ったら助からないのだ。
 そこへ貴方が現れ、同僚たちを押しのけて遮蔽扉へ。貴方は病院のベッドで死ぬことよりも、原子炉の炉心で死ぬことを選んだのだ。
 貴方を見送った同僚たちは予告爆破時刻を過ぎても何も起きないことから、貴方が解除に成功したことを知る。
死因: 放射能汚染による多臓器不全
死因の種類: 不慮の外因死
死亡した場所: 原子力発電所
なかなか凄い死に様のようです。この歳で警察の爆弾処理係に転職するってのが凄いですね。爆弾についての知識なんてこれっぽっちも無いのに。TNTがトリ・ニトロ・トルエンの頭文字という程度が限界です。そういえばどこのサイトか忘れましたけど、その昔、伝説を語ってくれるサイトもありましたね。ファイルを探して私の伝説を引っ張り出してきました。
kenの伝説はこのように語り継がれる・・・

ウルトラの母の最後の子供として生まれる。
9歳の時のとあるテスト中に、銭形平次のテーマが頭から離れず、苦悩する。
18歳の春、セクシー連盟を旗上げ。その盟主におさまる。このときよりセクシー大王と名乗るようになる。(注:誇らしげだったらしい)
24歳になると、セクシー大王kenは右手が53センチ伸びた。
28歳の時、樺太とケープタウンが地続きでない事を発見。両地の間を「セクシー大王ken海峡」と命名する。
扇風機の前で声を出して「宇宙人の声」と云うアレを発見・・・したと思うのも束の間、タッチの差で特許の申請に遅れ「二番煎じ」の謗りを受ける(泣々)。
しかし父はそんな息子を許すはずはなかった。
セクシー大王ken、55歳の時、突然黒くなる。
暗闇にいたらわからないぞ。セクシー大王ken。
花も恥じらう、60歳の春、大宇宙からの声を聞き、弟子3人とともに旅に出る。
kenは61歳のころ、マッハ90の速度で一晩中市街地を駆けずり回り、『音速の奇人ken』として恐れられるようになった。
68歳、ジャイアンの心の友に任命される。毎日リサイタルに強制参加。
kenは極真会館史上初の8389人組手に成功。ただしその代償として全身を複雑骨折。この事件の後、音速の奇人kenは『地上最強ののど自慢大将』と名乗るようになった。
73歳の頃、試作品のみ作成されたICライタンを求めて天空をさまよう。
死の直前に「死んだら剥製にして」と言ったつもりが「薫製にして」と言ってしまい、みんなに美味しくいただかれた。享年83歳。
うーん、死に様占いとは似ても似つかない死に方してるようですね。と、インターネットはたまにはこういう息抜きで楽しむことができるってところも○ですね。 (2004.04.23)
1531この独り言もとうとう左翼活動をしている方、特にネット左翼とでもいうのかネット上を主な活動範囲としている方の目に触れてしまったようです。わけのわからないメール(メールフォームからの投稿)をいくつか頂戴しました。彼らの破綻しまくった論理とやらを読んでると笑いを堪えるのが必死という感じです。彼らに言わせると、「人質批判している人たちは自己責任という言葉を振りかざして政府の邦人保護義務放棄を擁護している」そうです。人質事件を批判している人の中で、政府による邦人保護について自己責任なんだから保護する必要は無いと言っている人なんてどこにもいないんですけど、左翼活動家のフィルターを通すと保護する必要は無いと言われているように妄想してしまうようです。批判派は一貫して「保護する必要は当然あるが、自己責任の場合(税金で賄われている)その費用は被害者負担」と言ってるだけなんですけどね。メールをくれた活動家の方はきっとまだここを見てるでしょうから、一度これ→”さすが違いの分かる男だね”(私が勝手に付けたタイトルです)を読んでみなさいと言いたいです。また、「自己責任というならサマワに行っている自衛隊員に何かあった場合も自己責任だから費用を本人に請求するべき」という頓珍漢な意見もありました。自衛隊は国の決定によって国によって派遣されたんです。派遣の最終決定責任者は国です。ですから最終的に責任を負うのは国なわけですから、何かあった場合に被害者である隊員個人が自己責任を問われることは無いんです。今回の人質達はイラクに行くという最終決定を下したのも実際そういう行動を起こしたのも全て人質達本人です。政府はむしろ「行くな、行ってる人はすぐ帰れ」と勧告してた側です。ですから政府には何の責任も無く、最終責任者である本人達の自己責任が問われているんです。そんなことも理解できないで、単に現体制を批判したいだけのバカが左翼活動家にはいかに多いかということが、今回の人質事件でよく分かりましたね。そしてある新聞とあるテレビ局もそれと同等であるということが。インターネットの普及でそれら政治思想を一方的に垂れ流して読者、視聴者の世論を誘導することに勤しんできたメディアは、今回の事件で執拗にインターネット批判を繰り返しています。情報発信側と受信側が双方意見を出し合えるインターネットこそ、公平に両者の意見を窺い知ることのできるメディアであると私は思います。まあ、確かに単なる誹謗中傷も相当数ありますから、膨大な情報の中から有意な情報を取捨選択する必要はありますけど。で、その取捨選択も自己責任ですけどね。最後に、私はここで何度も書いてますけど、一番悪いのは武装集団(犯人)およびその黒幕です。人質やその家族はその無謀な行動や非礼な態度を批判されてしかるべきですけど、誰が悪いかと言えば当然犯人グループです。なんかそれを忘れて人質や家族を批判するのが主である人たちがいるようですけど、ちょっとピントがずれていませんかねぇ。 (2004.04.22)
1530こんなニュースを見つけました。→アサヒドットコム
「「人質・家族バッシング」に異論噴出 政府責任問う声も」というタイトルの記事ですけど、さすが朝日新聞という朝日ならではの論調で全く共感できません。書いてる内容を一言で言うと、「行くのは本人の自由であり正当な権利だけど、何かあったら政府は無条件で救出する義務がある。」→(意訳)→「自分たちの欲求に従って好き勝手するけど、何かあったときは尻拭いよろしく。」という感じです。自国民を日本政府が全力で救出する義務があるというのはまさにそのとおりなんですけど、その政府の義務のために国民が果たすべき義務と責任があるはずです。例えば今回の3人がパリへボランティアや取材に出かけてたとしましょう。そこで誘拐犯に拉致されたということなら政府も全力をあげて(今回も全力だったでしょうけど)3人を救出する行動に出たでしょうし、国内世論も3人やその家族に対して同情的で協力的だったでしょう。が、今回の事件は政府が国際社会の中で極めて微妙である日本の立場を確固たるものとすべく、あらゆる論議を重ねて対処に当たっている世界中で最もホットな戦闘状態にある地域、しかも何度も何度も退避勧告を出している地域で、日本政府の国策を妨げる方向の事件が発生し、こともあろうに人質の家族とそのとりまきが犯行グループを支持して政府を大バッシングした、つまり国策を妨害する方向へ世論を導こうとしたという極めて異常な事件だったんです。それでも国はこの人質を救出する義務があるわけですけど、その前に私利私欲のため(高遠さんはボランティアということですけど戦闘状態にある国でなければできないわけじゃないですし、郡山・今井両氏についてはジャーナリストという肩書きですから完全に私事です)に国益を損するような行動をとった3人が果たすべき義務もあったはずです。国益を損なうことなく政府の勧告に従うという義務が。自分たちの身勝手な行動がどれだけ日本という国の立場を危うくさせるのかを考える義務があるはずです。3人が日本を貶めようという考えなら今回の行動は納得できますが、そうでないなら自分勝手で無知で世間知らずで非常識なバカという以外ありません。まあ、この3人と後から拉致されたうちの一人である渡辺氏については一度たりとも日本政府に対して感謝の意を表したことはありませんから、彼らがどんな立場なのかは分かりますけど。3人が帰国後の会見に現われないのも、あの雰囲気で会見に臨めば政府への感謝を口にせざるを得ないからと考えると納得できますよね。って、話が脱線しましたが、冒頭の朝日の記者がどういう考えであの記事を書いたのか知りませんけど、義務を負っているのは政府だけじゃなく国民一人一人にも守るべき義務と果たすべき責任があるということをよく考えて欲しいものです。 (2004.04.21)
1529今回の日本人人質事件で自己責任という言葉がよく出てきます。私も何度か書きました。退避勧告が出ている国へ自ら行くんだから自己責任、という感じで。さて、では退避勧告が出されているということは一体どうやって知るんでしょうか。インターネットに接続する環境にある人なら外務省のサイトで確認する事は可能です。ではそれ以外の人はどうやって情報を得るんでしょうか。例えばツアーで行こうとする場合だと、旅行会社が事前に情報を調べてくれることも考えられます。旅行会社を通さずに自分で旅行の手配をする場合だと、日本の航空会社を利用する場合なら航空会社から情報を提供してもらうことも可能でしょう(そういったサービスがあるのかどうかしりませんけど)。が、特に危険性のない国経由で退避勧告が出ている国に入る場合とかは一体どうやって退避勧告が出ているかどうか調べるのでしょうか。外務省が退避勧告をはじめ渡航に関する危険度を公開していることを知っている人なら電話で問い合わせるなり旅行会社経由で問い合わせるなりできるでしょうけど、そもそもそんなものが存在すること自体知らない人の場合は?まあ、外務省が渡航に関する情報を出していることすら知らない人が自分で旅の手配を全て行うなんて極々レアケースだとは思いますけど、ありえない話じゃないですよね。今回の事件を受けて外務省がどういう対策をとるのか、あるいは「これで外務省が渡航に関する情報を出していることは国民の知るところとなった。」という認識で現状のまま対策などとらないのか、その動きにちょっと注目してみたいです。ま、外務省がそういう情報を出しているかどうかを調べるのも自己責任といってしまえばそれまでですけど。なんせ日本の主権が及ばない他国へ自ら行くわけですからね。ゴールデンウィークを控えてますけど、海外へ行かれる方はその辺の情報収集は大丈夫? (2004.04.20)
1528こんなニュースを見つけました。→産経ウェブ
「人質にナイフの脅迫映像は演出 政府分析、早期に認識」というタイトルのニュースです。イラクの3人の人質事件で武装集団が今井さんの喉元にナイフを当てるシーンがヤラセ映像だったということを政府は早くから見破っていて、事情聴取の結果人質3人もそれを認めているという内容のものです。これについてはインターネット上でもあの映像が公開されるやいなや即座にヤラセ疑惑が浮上していましたから、ああやっぱりという感じですね。こんな感じでどんどん真相が明らかになっていってくれればと思います。それにしても、犯人側の演出係りはどうやって三人に演技指導したんでしょうか。人質側は英語と日本語しかできないわけですから、犯人側にも英語もしくは日本語を操る人物がいたということです。これは犯人を特定するのにかなり有力な情報です。あと、全ての人質解放に立ち会っているクベイシ師とかも重要な参考人になると思うんですけど。って、よく考えたらイラク国内で日本の警察なり何なりが捜査するなんてことできないでしょうから、もしかして犯人はそのまま放置ってことなんでしょうか?こういう場合、地元警察とかに協力を依頼するってのが筋なんでしょうけど、まだ政権も確立されてない状態ですから誰に協力を求めればいいんでしょうね。まあ、こういう戦闘下のゴタゴタの中ではどうしようもないってのが実際のところなんでしょうけど、やっぱり犯人を捕まえて欲しいですよね。さて、一体どうなるんでしょうか、納得のいく対応を期待することにしましょう。 (2004.04.19)
1527イラクの残りの2人、無事解放されました。これで全員無傷で解放されたことになります。政府の皆さん、やっとホッと一息つけますね、お疲れ様でした。最初の3人の方も病院で検査したところ特に異常は無い様ですし、言動も落ち着いてきたからなのか、それとも日本から家族が合流して事情を説明したからなのか、おとなしくなりました。最初からそういうトーンなら随分国内の同情をひけたと思うんですけど、失敗しましたね。今回の事件を教訓に、政治情勢や軍事情勢が不安定な地域に足を踏み入れようとする人が減ってくれれば、じゃなくて、いなくなってくれれば良いんですけどね。でも、特にフリーのジャーナリストにとっては稼ぎどころですから行ってしまうんでしょうね。日本では日本国憲法との絡みで渡航禁止にできませんから、外務省が出す退避勧告がおそらく最上級の警告だと思うんですけど、退避勧告の出ている国や地域に行く場合は有事の際にはそれにかかった費用を全て本人が負担するということを法律で定めても良いのではないかと思います。国としてはいくら勧告を無視したり明らかに本人に重大な過失があったりしても、国民を救出する必要があります。でも、救出にはお金がかかりますし、それは全て税金なんです。ですから冬山に軽装で入山して遭難した人を救出するのにかかった費用を当人たちに請求するのと同じで、今回のケースのような場合でも原則的には本人負担とするべきです。それからマスコミの報道姿勢ですけど、人質事件については今回のように大きく取り立てるのは危険だと思うんです。今回のように犯人側が自分達の主張を世界に報じたいということが目的なら、大々的に家族たちをマスコミに登場させ涙の訴えなんかを世界に向けて発信するのは、犯人達に手を貸しているのと同じです。そんなことをするから調子に乗った家族やその後ろについている団体がここぞとばかりに自分達の政治活動に利用したりするんです。まあ、今回の事件は今までと異なり様々な点で特殊な事件でしたから、これを期にいろいろ対策がなされることを期待しましょう。 (2004.04.18)
1526今回のイラク人質事件、いつもは政府に批判的な私もさすがに今回の政府対応は「良くやった」というところです。アメリカがファルージャでの停戦を一方的にファルージャ武装勢力に通告したこと、その停戦期間を何度も延長させたこと、特に最後の48時間延長を決めたことの裏には日本政府の働きかけがあったと思っていますので。このファルージャ停戦が無ければ、どこにいたのかは知りませんが人質が安全にバグダットへ来る事ができなかったと思います。言い換えれば、拉致していた武装勢力が安全に人質を引き渡し場所まで連れてこられませんからね。今回の事件は発生当初から日本の国内情勢が犯人に筒抜けだという特殊なものでしたので、政府としても自分たちの行動についての情報が漏れてしまうのを恐れて、傍から見れば何も手を打ってないかのような態度を見せていたんでしょう。それなのに人質の家族(郡山家族除く)は政府に対する批判と自衛隊撤退要求、自分たちを支援してくれるとある団体関係者への協力要請と感謝しかしませんし、解放された人質にいたっては「悪いのは政府。悪いのは撤退しない自衛隊。日本に帰らずこのままイラクで活動を続けたい。」などとほざいていますから呆れ果ててしまいます。そりゃあ小泉さんも怒りますよ。いまだかつて解放された人質が大臣から「亡命すればいい」と言われたことがあったでしょうか。きっと解放された人質達は当初の予定からなんらかの狂いが生じて、国内の今回の事件に対する風当たりが伝わってなかったんでしょう。で、目的であった自衛隊撤退要求活動を求めることに固執してしまってあのような解放後の発言に至ったというわけなんでしょうね。日本にいる家族も三人がすぐに専用機で日本に帰ってくるっていうのに、向こうや帰りの機内でまずいこと言わないように話を通しておくためか例の2家族の関係者が弁護士連れてドバイに向かいましたし。解放に関しても様々な疑問があり、以前ここで書いたように自作自演あるいは日本人の関与という疑問が改めて浮かんできます。女性と子供を人質にとり、アラーの神への修辞も無い声明文を書き、敵方の文字で敵方の表記方法(しかも日本独特の年月日順)のみで日付を記入し、聖職者協会にも認知されておらず、情報のやり取りはもっぱらアルジャジーラへのビデオやファックスだけだったアラーの教えなんて知るかよって感じ満点の犯人が、突如として聖職者協会の説得に耳を傾け、聖職者協会に直接人質の解放を伝えて来たという不自然さ。これに付け加え解放された人質の身なりが実に整っている(拉致されたときの服装=最初のビデオで汚いところに座らされていたのに解放時は洗濯してアイロンがけしたかのようにきれいだったり、男性二名に無精ひげが全くなかったり、毎日シャワーしてたかのように髪に全然べとつきがなかったり)不自然さ、イラクでは高価であろう腕時計やらカメラ(犯人が写ってるかもしれないのに)や、見ようによってはゴミにも見える紙袋やビニール袋に小分けしてあるものも含め彼らの手荷物を全て返してもらっている不自然さもあります。また、最初のビデオで目隠しされていた郡山さん(当然メガネ無しの状態)のメガネが解放時にきれいなままだったことも不自然です。最初の拉致のときは犯人たちにしてみれば三人は憎むべき外敵だったわけで、喉元にナイフをつきつけて脅してるぐらいですけど、その憎い日本人に目隠しをする前にちゃんとメガネをはずして傷ついたりゆがんだりしないように丁寧に保管してくれていたということになりますからね。あと、人質にとられている間は相当設備の整った環境で生活してたんでしょう。解放時にソファーに座って目隠しとってもまだ拉致されていると思っていた(高遠さんがagain?と言っている)ということは、それまでいた環境があのソファーの部屋以上だったということでしょうから。普通、ボロボロの隠れ家(拉致直後のビデオの部屋)から小奇麗な部屋に連れて来られたら助かったのか?と思うんじゃないかと思うんです。というか、時計もカメラも荷物もみんな返してもらって、髭まで剃らせてもらってきれいな服まで与えてくれて、んで丁寧な口調でここに座ってくださいとソファーに案内されてるんだから解放されたと思っても良さそうなんですけどね。そして不思議だったのが、日本語を話す人がいたのにちっとも驚いていないことです。監禁されていたときも似たような環境だったんですかねぇ。で、その日本語話すイラク人に政府ですら未確認の二人のジャーナリスト拉致(当然三人が拉致された後のニュース=監禁中の事件)について聞いていました。なんでそんなこと知ってるんでしょうか。まあ、国家公安委員長も真相究明に全力を傾けると言ってますからこれらの疑問もスッキリ晴れることを期待しましょう。さて、残るはあと二人の日本人ですけど、こちらも無事解放されるといいですね。 (2004.04.17)
1525イラクの3人の人質が無事解放されました。なにはともあれ良かったですね。映像を見る限り日本にいる家族より元気そうでしたので、家族の人達は安心して休養を取ってください。おそらくこの後も各メディアに追い回されるでしょうから。あとは残る2人がどうなっているのかが心配ですけど、同じように無事解放されることを願っています。
さて、では今日のお話です。今日は島根の写真を紹介しようと思ったんですけど、この人質事件に関する面白い記事が載っていた週刊新潮に掲載されていたこんなものをご紹介しましょう。ではご覧下さい。


パッと見るとあの名作映画「明日に向かって撃て」のポスターかと思いますけど、よく見るとみんな知った顔です。一番手前に大きく写っているのはペタジーニですし、その隣は清原、奥はローズです。そして下の小さな二人は小久保と江藤。そう、読売ジャイアンツの面々なんです。左上には「打たないと巨人軍に明日は無い!」と書かれており、左下にはローマ字で「四番づくしに金まみれ、これが本当に「史上最強」なのか?!賛否両論の豪華メンバーも今年で見納めかもしれない・・・見るなら今だ!」と書かれています(下の写真参照)。思わず笑っちゃいました。週刊新潮を読んだのは初めてですけど、毎回こんなのがあるんならこのために300円出してもいいかなとちょっと思った昨日でした。 (2004.04.16)
1524人質事件、新たな進展が無いまま更に2人の日本人が拉致された可能性があるというニュースが...外務省の退避勧告って何の意味も無いんでしょうかね。
さて、では今日のお話です。昨日、アメリカのブッシュ大統領が演説をしました。あれのVTRをちょっと見たんですけど、なんか日本の○○宗みたいでしたね。宗派によって唱える念仏は異なりますけど、基本的に「南無妙法蓮華教」と唱えればOKとか「南無阿弥陀仏」と唱えればOKという感じです。それと同じで、ブッシュ大統領の頭の中にある宗派では「Freedom」と唱えれば全てOKということであるかのように「Freedom」を連発してましたから。アメリカは何かあるとすぐ自由、自由といいますけど、そりゃあ世界随一の軍事力と経済力、核兵器などを持っていれば自分達は自由に何でもやり放題でしょう。でもアメリカに関わる他国が自由を謳歌しようとすると自分達の論理を振りかざしてその自由を束縛してくるんですよね。で、国民(アメリカ国民のことです)に向けては「Freedom、Freedom」です。お前は光ゲンジかと突っ込みたくなるのは私だけでしょうか。とは言っても、やはり今の世界秩序においてアメリカは欠かすことが出来ないというのも事実ですし、特に日本はアメリカについていかなければ立ち行かない国になってしまっていますから、黙って従っているのが無難であるのも事実です。それが嫌で嫌でたまらない人達も少なからずいるようですけどね。というわけで、今日はブッシュ大統領が信仰していると思われるFreedom宗のお話でした。 (2004.04.15)
1523なんかハチャメチャになってきましたね、イラク人質事件。昨日書いた話は朝5時に目が覚めたのでその時に書いたもので、その後30分ほど2度寝したんですけど、起きてニュースを見てみるとビックリでした。それまでとはコロッと報道の方向が変わって、正に昨日私が書いたことをどこのメディアも堂々と伝えているではないですか。そればかりか、自民党の有力者からも同じような被害者批判のような話が出てきてました。これは何か規制解除でもされたんでしょうか。あるいは、何か有力な情報を得たとか。とにかく、昨日からはどこも口をそろえて「日本人関与」「自己責任」「ヨルダン出国記録無し」です。まあ、TBSとか古舘さんとか各局の女性コメンテーターは昨日の時点でもこれらの流れからはちょっと外れていましたけどね。一説によると日本からの情報が犯人グループに流れているとのことですけど、この各メディア一斉方向転換は情報筒抜けの犯人グループに「もうバレてるから悪あがきしないで早く解放しろよ」というメッセージなのか、あるいは日本側はあれこれ情報が変わってまだ全然糸口を掴んでいないと油断させるためなのか...それにしても、昨日書いたようになぜ犯人グループが人質を解放しなのか、これについてはあまりどこも言及しませんね。可能性としては、元々イラクにはいなかったためアメリカ軍が包囲しているファルージャに入れず見当違いのところで解放するわけにはいかないため解放できずにいる、ファルージャがアメリカ軍に包囲されているためその中で解放するとたちまち自分達の居場所がバレてしまうため解放できずにいる、実は既に別のテロリスト集団に引き渡されているため解放するという宣言事態が反故になっている、などなど、色々考えられますけど。まあ、福田官房長官も「人質は無事だと確信している」というような旨の談話を発表してましたからきっと相当なところまで情報を掴んでいるんでしょう。というわけで、北朝鮮による拉致被害者家族会のようにあとは政府に一任するってのでいいと思うんですけど、なぜか今回の被害者家族は政府は信用しない、テロリストを信用する、だから政府はテロリストの要求を全て受け入れろとわけの分からないことをほざいています。さらにこの期に及んでもなおテロリストすら要求して無いイラクからの外国軍の撤退や、既に要求事項から外れている自衛隊の即時撤退を要求するという異常な行動に出ています。あの人たちは人質が無事帰ってくることよりも自分達の政治活動の方が重要なんでしょうか。そういえば、アメリカの特殊部隊による捜索を異常とも思えるほど頑なに拒んでましたけど、普通なら藁にもすがる思いでお願いするところですけどね。何か特殊部隊にテロリストが射殺されるとまずい、あるいはアメリカによって真相が暴かれるとまずいことでもあるのかと勘ぐってしまいます。とにかく、今回の人質事件はどのように解決しようともすっきりしないものが残る気がすると思うのは私だけじゃないはずです。 (2004.04.14)
1522イラク人質事件、なんかもどかしいですね。犯人側にとって人質をいまだに確保しておく理由って何でしょう?敵でないことが分かったとか日本に代わって守るとか発表してるわけですし、要求の自衛隊撤退だって絶対に撤退しないと日本政府が公表してるわけですし、これ以上人質をとっていてもしょうがないと思うんですけどね。まあ、結末は日本政府でもアメリカ関係の機関でもないNGOがイラク以外の場所で「我々が救出し安全を確保するため極秘に出国させた」とか何とか言って無事保護されるぐらいのオチだと思いますけど。そもそも外務省が13回(14回かな?)も退避勧告を出している国(イラク)の、アメリカと正に交戦状態となっている都市(ファルージャ)を、外国人に対してナーバスになっているイラク人ドライバーのタクシーで通り抜けようということ事態が自殺行為だったわけで、それなのに日本政府に安全を確保しろとあれだけ強気で言える家族がちょっと不気味だという意見も耳にします。確かに手元にあるパスポートを見てみると、
日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。
と書かれています。これが意味するところは、国外に出た日本人はもはや日本国政府の保護下には無いということです。ですから出先の国(統治機関)に対してこのような要請をしているわけです。しかも今回は正式な退避勧告を何度も出している、しかも世界中が戦闘地域であると認識しているイラクへ足を踏み入れたわけですから日本政府には何の非もないわけです。なのにあの家族を見てると「悪いのは日本政府、悪いのは小泉総理!」の一点張りです。どう考えても悪いのは犯人であるテロリストであり、そんな危険な地域に足を踏み入れた人質本人であり、そこへ行かせた(阻止しなかった)家族だというのに。って、安全な日本でああでもないこうでもないと色々言っててもしょうがないですから、おとなしく事態が進展するのを待ちましょう。 (2004.04.13)
1521日本人人質事件、地上波放送(いわゆる普通のテレビ)では気持ち悪いほど各局同じ歩調で3人を哀れな被害者として扱ってましたけど、CS放送(スカパー)ではおもいっきり「自作自演」とか「日本人手引き者がいる」とかいう論調の放送をしてました。普通に考えればそう捉えるのが一番筋が通るから自然にそういう論調になるのは当然なんですけど。まあ、追々明らかになることでしょう。
さて、では一昨日の続きで島根での写真をご紹介しましょう。今日の写真はこれです。

「ゴリラの鼻くそ」というなかなかショッキングなネーミングのこれ、実は食べ物なんです。奈良県のお土産として明石家さんまが取り上げて有名になった「鹿のふん」がありますけど、あれと同じようなものですね。で、このゴリラの鼻くそがどんなものかというと、黒豆を使った甘納豆と思ってもらえばOKです。試しに買ってみましたけどなかなか美味しかったです。詳しくは岡伊三郎商店をご覧下さい。島根県というとどうしても出雲大社が有名で、その関係か出雲そばとか出雲大社の近くにある島根ワイナリーのワインとかが思い浮かぶかと思いますけど、このゴリラの鼻くそも立派な島根県のお土産です。ちなみにウェブサイトによると全国の主要な動物園で買えるみたいですから、全国的に名の通った動物園が近くにあるという方は探してみてください。ちなみに、神奈川県の横浜シーパラダイスでは「ラッコの鼻くそ」という名前で売られてるそうです(中身は全く同じもの)。というわけで、今日はこの辺で。 (2004.04.12)
1520これだけ騒ぎになっているのでこの話題に触れない訳にはいかないでしょう。そう、イラクの日本人人質事件です。テロリストからのとつぜんの解放宣言、予想どおりでした。元々、テロリストと人質の主張とが一致していること事態自作自演ではないかという疑問がありましたが、これでほぼ確定でしょう。3人が人質となったことを伝えるビデオを見て日本中の誰もが感じた「緊迫感が全く無いな」というのがこれで納得できたわけです。だいたい、無防備な日本人3人を拘束しているテロリストが、狭い部屋の中でロケットランチャーを持っている時点でおかしかったわけですし、目隠ししてるだけで手錠も足錠してなかったですし、なぜか途中から目隠しを取ってる(今まで目隠ししてた意味が無くなる)し、人質がやけにリラックスして雑談しているし、使っているビデオなどの電子機器がイラク人からするとかなりの高級品だっったり、要求に宗教的意味合いが全くなかったり、声明文でいきなり西暦だけしか使ってなかったり、アメリカやイギリスのことを一切触れてなかったり、期限の3日というのと最初の放送が日本の金曜日から日曜日のちょうどゴールデンタイムに合わせてあったりと、自作自演を限りなく裏付けるに足ることばかりでしたから。そして解放宣言FAXの内容は日本の反戦運動家の主義主張と見事に合致しています。さて、これでこの3人はどうするんでしょうか。もし自作自演だったとしたら、これだけの騒ぎを起こしたわけですからタダでは済みません。今こそ人質の家族達が要求していた徹底的な調査と対策が必要なときです。というわけで、政府のみなさん、がんばってください。 (2004.04.11)
1519既に先月のことになってしまいましたが、島根へ行ったときの写真を何枚かご紹介することにします。というわけで、まずはこの1枚をご覧下さい。

この派手な建物、良く見ると分かると思いますが郵便局なんです。国道9号線で出雲市近辺を走っている時に見つけました。運良くちょうどこの郵便局の前で信号にひっかかったため、カバンから愛用のデジカメPENTAX Optio Sをサッと取り出しパシャリと撮ったものです。私が最初に買ったデジカメはEPSONの単三電池4本で動くやつで、今の35mm銀塩バカチョンカメラよりさらに大きく重いものでしたし、電源入れてから撮影可能になるまでにたっぷり2〜3秒は必要という代物でしたので、それから考えると技術の進歩は凄まじいものがあります。Optio Sは定期券よりやや小さいほどのサイズですけど、スナップ写真をまともに撮れるカメラとしてはこれ以上小型化する必要は無いというほどの大きさです。これ以上小さいともはや男の人のごつい手で操作するには小さすぎると思いますので。って、脱線しまくりましたが、こんな派手な郵便局が存在することを見るにつけ、郵政改革は徐々にですけど確実に進んでいるのかなぁと考える次第です。でも、こんなところに改革の手を入れるんじゃなく、もっと根本的な部分から着手して欲しいと思うんですけど...どうでしょうかね? (2004.04.10)
1518こんなニュースを見つけました。→読売新聞ニュース
「暴走自転車の取り締まり強化、警告無視なら逮捕も」というタイトルのニュースですが、記事によると「全国の警察本部では、まずは5月末までの2か月間、無灯火や2人乗り、信号無視、一時不停止といった違反を確認した際、運転者に警告書を渡すなど指導を強化する。警察庁は「警告に従わない悪質かつ危険な違反には逮捕もあり得る」としている。」ということだそうです。私も毎日自転車で通勤していますが、確かにマナーやルールを守ってない自転車が多いですね。というか、私が走っているのが大阪だからなのかマナーやルールを守っている自転車は皆無と言っても良いぐらいです。例えば、
  • ライトを点灯していない
  • 右側を走っている(いわゆる逆走)
  • 傘をさしている
  • 携帯電話でメールをしている
  • 二人乗りをしている
  • タバコを吸いながら乗っている
  • 複数台が横に広がって走っている
  • 前を見ていない(子供に限ったことではない)
  • いきなり進行方向を変える
  • フラフラとジグザグ走行をしている
  • 信号を守らない
  • 信号待ちで直交する交通(信号が青である方の自転車・歩行者)の妨げになるような止まり方をしている
などなど、パッと思いつくだけでもこんなにあります。しかもこれがレアケースじゃなく、傘をさしているという項目以外全ての事例に毎日何回も出くわします。特に多いのが夜間のライト非点灯で、これについてはロードで飛ばしている人(LEDの小さなライトだけなので十分に点灯しているとは言い切れませんが)以外は100%誰も点灯してませんから呆れてしまいます。大阪人特有の自己中心的考えで、「ライト点けてなくても(自分が)見えるからいい」ということでしょう。これは自転車だけじゃなく車も同じで、かなり薄暗くなってもヘッドライトを点けてないバカばかりですから、やはり大阪人の特質と言えるでしょう。ライトも点けずに全身黒ずくめでメールしながら逆走してくるクソ大阪人に毎日2〜3人出くわしますけど、そんなバカとぶつかってもこちらの前方不注意を問われるのかと思うと悲しくなります。まあ、自転車で警邏しているお巡りさんですらライト点けてないこともありますし、車道を走ってると「ちゃんと歩道を走りなさい」とバカな事を言う(日本の法律では自転車=軽車両は車道を走ることになっています。もちろん、歩道通行可の標識があるところに限り例外的に歩道を走ってもかまいませんけど、あくまで例外措置です)お巡りさんもいますから、大阪は日本じゃないと諦めるしかなさそうですけどね。というわけで、最初に紹介したニュースも大阪は適用外の予感です。残念。 (2004.04.09)
1517こんなニュースを見つけました。→ITmedia Mobile
「なぜ、名古屋の地下鉄で携帯は禁止になったか」というタイトルのニュースです。簡単に内容を書くと、名古屋市交通局が元々改札口レベル(改札口のあるフロア)までしか携帯電話の電波を許可してなかったのに、その改札口レベルのために設置したアンテナの出力の関係でさらに階下にあるホームでも携帯電話の送受信ができていたが、埋め込み式心臓ペースメーカーへの影響など安全性の観点から逃げ道の無いホームでは全面禁止にするためアンテナの撤去や出力の調整を行い始めたということです。対象となる携帯電話は800MHzと1.5GHzの電波帯を使っているPDC方式の電話だそうです。2GHz帯を利用するW-CDMA方式の携帯電話は従来どおり使えるとのことですので、全ての人の携帯電話が使えなくなるわけでは無いようです。実機を使った心臓ペースメーカーの誤作動実験の結果、2GHz帯は1cmまで近付けないと誤作動を誘発しないとのことで、埋め込まれた人の肉厚で十分安全性が確保される(携帯電話がペースメーカー埋め込み部分に密着してても1cm以上を確保できる)ためOK、800MHzと1.5GHzはそれぞれ11.5cm、4cmという実験結果だったため接触していた場合危険性が否定できないのでNGとのこと。というわけで、これで実例ができたわけですから他の地下鉄などでも追従して欲しいですね。密着する可能性が高く、逃げ場所の無いパブリックスペースでは法的に定めてもいいぐらいだと思うんですけど、普段携帯電話に支配されちゃってる人はどう思うんでしょうか。まあ、このニュースの追跡レポートが出ることを楽しみにしましょうかねぇ。 (2004.04.08)
1516ちょっと前ですけど、NHKがウチのポストに宣伝ビラを入れていきました。インターホン鳴らして「契約お願いします」とぐらい言っていけばいいのに、黙ってビラだけ入れていきました。で、そのビラにこんなことが書いてありました。

「受信料って法律で決まっているの?」の答えとして第一声で「法律で決まっています」と書いてます。でも、その後をどう読んでも法律で受信料の支払いを明言しているとは書いてないんですよね。書いてあるのは法律でNHKと受信契約をしなければならない(後半の赤線部)ということだけ。そして確かに放送法にはNHKと契約し無いとダメですよ、でも契約しなくても罰則はありませんよ、ということしか書いてないです。こんな嘘を堂々と書いたビラを無制限にばら撒いていいんでしょうか。しかも赤線を引いたところを見てください。「営利を目的とする事業を行うことを禁ぜられ、いろいろな制約をうけています。」と書いてます。これも嘘とまではいきませんけど、限りなくグレーですね。NHKは営利を目的とした子会社をバンバン作って、受信料で作った番組に関するビデオやグッズなどの販売権を全てその子会社へ与えて思いっきり営利を貪っています。そして役員たちはその子会社へ天下り。番組内で使うテロップなんかも子会社へ相場の何倍もの価格で発注。なんでマスコミがこのことを追求しないのか不思議です。というわけで、このあたりのことについて満足な回答を要求しているんですけどNHKからは一向に返答はありません。って、既に要求してから2回ほど引越ししたのでNHKも私がどこへ消えたか分からないでしょうけどね。まあ、NHKとしてもうるさいヤツがいなくなって良かったというぐらいの感覚でしょう。実際、何回か電話でやりとりした後、最後には「じゃあ転居先不明ということで処理しますのでもういいです。」とあっちから放棄しちゃいましたから。そのおかげでウチはここ3年ほどNHKの受信料徴収とは無縁になってるんですけどね。さて、いつになったら「NHKで〜す、受信料お願いしま〜す。」っていうのが来るんでしょうか。 (2004.04.07)
1515会社のレイアウト替えはちょっとバタバタしましたけど、ほぼ午前中に終わって新しい座席で仕事がスタートしました。予想(期待)していたほど気分一新という気がしないですけど、まあ同じ部屋で同じ顔ぶれ、レイアウトを入れ替えても持ってるファイルや書棚などは古いもののままで、しかも短時間で片付けたのでレイアウト替えの前と比べて特に整理整頓されたわけじゃない(むしろゴチャゴチャになったかも?)というのが理由でしょう。で、昨日から新しくなったといえば一部地域で試験的に放送が始まっている地上波デジタル放送と、今まであったBSデジタル放送にコピーワンス信号が付加されるようになったのも忘れちゃいけません。これにより、一旦録画したものを別の媒体やパソコンなどにコピーすることができなくなりました。DVD+HDDハイブリットレコーダーの一部機種ではHDDに撮ったものをDVDメディアに移動することは可能のようですが、パソコンへ取り込むというのは基本的にできなくなったようです。これでTBSの石原都知事の発言を捏造して放送した事件や、NHKの奇跡の詩人(詳しくはネット検索してください)の検証などといった、マスコミが一方的に垂れ流す情報を視聴者の草の根的活動で検証するということができなくなってしまいました。ネットおよびデジタル技術の発達で、各マスコミも今までのように好き勝手にデタラメな情報や世論を誘導するような報道なんかを垂れ流し難くなっていましたけど、このコピーワンス信号導入でそれを阻止できるようになり、以前のように情報操作や捏造報道がやり易くなったというわけです。と、穿った見方もできるこのコピーワンス信号導入、テレビで全然報道しないところを見るとやはり私の穿った見方が正解っていうことなんでしょうか? (2004.04.06)
1514昨日は高校野球の甲子園では創部わずか3年の愛媛の済美が愛知の愛工大名電を破り初優勝しました。F1では相変わらずフェラーリがぶっちぎりでワンツーフィニッシュ、ミハエル・シューマッハの開幕3連勝、BARホンダのジェンソン・バトンが2戦連続ポディウム(3位)、同じくBARホンダの佐藤琢磨が鈴鹿以外で初ポイントゲット(5位、でも審議中で暫定ですけど)ということで、スポーツの結果もいろいろありました。私の野球の試合はというと、結局朝からの本格的なまとまった雨で中止(だったと思います。当然中止と思って行かなかったんですけど、電話もかかってきませんでしたのできっと中止だったんでしょう。)でしたので結果は無しでしたけど。で、会社ではこの土日で執務室のレイアウト替えを行ったので、これから出勤してどうなってるのか楽しみです。まあ、昨日の昼2時ごろに荷物を持って行くためにちょっと立ち寄りましたから全く見てないわけじゃないですけど、その時点では床をはがして電話線の配線を一生懸命やってましたのでまだ最終的なレイアウトになってませんでしたからね。というわけで、今日は机のまわりの整理が中心というちょっといつもと違った月曜日になりそうです。では、新しいレイアウトの事務所へこれから出かけてきます。 (2004.04.05)
1513今日は何ヶ月ぶりかで野球の試合があります。去年はウチのチームは全敗しました。今年は...全く練習もしてませんし、なによりメンバーが集まらなくて今のところ誰が来るか分からないまま(メンバーのつてで助人を頼んでますけど、確実に来るのかどうか?マーク)です。こんな状態では負けは確実です。そもそも私が試合に出なきゃならない時点で終わってるわけですけどね。私は長年の肩の酷使で筋を痛めてしまって、10m程度しかボールを投げられないんですから。肘を90度に曲げ、水平に肩まで上げた状態(頭の横でバイバイするような格好)で肘から上を後ろに曲げる(曲げると言っても普通は曲げられませんね。拳を握ってその重みで前後に振ると多少後ろに曲がると思いますが、その動きのことです。)と油汗が出るほどの激痛が走るんです。つまり、ボールを投げるモーションで肩に激痛が走るわけです。ですから、ボールを投げるときはいきなり肘を体の前まで持ってきて肘から上と手首のスナップだけで投げるしかないんです。こんな投げ方ですから、まともに相手の構えたところに向かってある程度の強さの球を投げるには10mが限度なんです。まあ、助走を付ければもう少し遠くまで投げられますけどね。というわけで、ファーストかセカンドを守ることになるんですけど、当然ですがゲッツーは無理ですしバックホームも無理です。そんなヤツが出なきゃならないぐらいのチームですから、そりゃあ勝てないわけです。私がサードやショートでバリバリやってたころはうちのチームもベンチ要因が何名かいるほど人員も豊富で、Aリーグ(最上位リーグ)に所属していて優勝することもあったんですけど...今はDリーグで1勝もできない弱小チームとなってしまいました。プロ野球人気もどんどん落ちてますし、高校野球の甲子園もやってることすら知らない人もいるぐらいですから野球ももう斜陽なスポーツになってしまったんですね。ちなみに今日が甲子園の決勝戦。私の出身地である愛知県の愛工大名電と妻の出身地である愛媛県の済美とがともに初優勝を狙って戦います。まあ、私はその結果より夜8時(日本時間)スタートのF1第3戦バーレーングランプリの方が気になりますけどね。って、こんだけ書いといて今更なんですけど、朝7時30分現在、外はそこそこの雨が降ってます。きっと試合は中止でしょう。メンバーが集まるかどうか分からなかったので、恵みの雨ということにしておきましょう。ではでは。 (2004.04.04)
1512先週、おばあさんの葬式で島根に行ってましたけど、その時に前回おじいさんが亡くなった時の写真を何枚かもらってきました。で、その写真を見ていてこんなものを見つけました。



元々露光不足気味のバカチョンカメラで撮った手ぶれしまくりの写真をデジカメで写したものですから非常に見難くてスミマセン。これはおじいさんの家に設けた祭壇脇の献花を写した1枚ですけど、その名前を良く見てください。分かりにくいですので拡大してみましょう。



「東京読売巨人軍 監督 長嶋茂雄」と書かれています。そういえば弔電もあったなぁと写真を見て思い出しました。その長嶋さんも今はリハビリを続ける日々を送っているわけですけど、なんとかアテネオリンピックまでには回復して元気な姿で日本代表のユニホームを着て欲しいものです。今度のオリンピックでは女子マラソンの高橋尚子、水泳男子400m自由形のイアン・ソープ、サッカー前回優勝のカメルーン、前々回優勝のナイジェリア、優勝こそないですけど世界最強の1つであるブラジル、そして野球ではこちらも世界最強と誰もが認めるアメリカが予選や代表選考会で敗退するということでイマイチ盛り上がりに欠けるオリンピックになってしまいそうですから、話題提供という面でも是非とも長嶋さんは現地に行って欲しいと思います。あ、何で長嶋さんから花や弔電が届くのかは....ご想像にお任せします。というわけで、今日はこの辺で。 (2004.04.03)
1511こんなニュースを見つけました。→アサヒドットコム
「「誰も相撲を見ない」にあきれ顔 英訳例文で相撲協会」というタイトルのニュースですけど、2005年度から採用される高校の英語の教科書の1つに例文として「クラスの誰もがテレビで相撲を見ません」というのが載っていて、教科書検定にも合格しているということです。例文は他には「クラスの誰もが野球が好き」「何人かの生徒はサッカー部に所属しています」「生徒みんながこの冬にスノーボードをしに行きたい」と、スポーツに関するものがあるそうですけど、国技である相撲だけがネガティブな内容となっているんですね。実際、高校生ぐらいの年齢だと誰もテレビで相撲を見てない(興味が無いのと時間的に合わない)というのは事実なのかもしれませんけど、それを言うなら「クラスの誰もが野球が好き」も一昔前ならともかく今の時代では事実とは異なるでしょう。まあ、出版社側も「たまたま。他意はない」と言ってますので別に問題は無いでしょうけど、誰も見ないと書かれた相撲協会はやっぱり気分が悪いでしょうね。次の教科書からこのような例文が無くなるよう、ぜひとも頑張って欲しいものです。って言っても、圧力をかけて例文を消させるんじゃなくて多くの高校生がテレビで相撲を見るようになる方向に努力してくださいよ。くれぐれもそこんとこ間違えないように>相撲協会の方々。 (2004.04.02)
1510今日は4月1日、エイプリルフールです。そこでこんな話をご紹介しましょう。
今日4月1日は韓国で初の高速列車KTXの開通の日です。日本の新幹線方式とフランスのTGV方式とで争ってTGV方式を採用したという経緯のKTXですが、日本が「韓国の地形はフランスのような大陸式のものとは異なり、山(トンネル)があったりカーブが頻繁にあったりする日本とほぼ同じ条件。また、駅間が短くストップアンドゴーが多いので機関車式より電車式の方が加減速に有利だし、何より在来線をそのまま利用するなら路床や高架などにも優しい。よって騒音対策やトンネル通過対策等のノウハウもしっかりしている新幹線方式がベター。」と進言しているにも関わらずとにかく日本のものは嫌ということでTGV方式を採用し、実際に導入すると様々な問題が発生したためフランスに泣きついたら契約外だと無碍にされ、日本に「なんとかしろ!」と迫ってきたという曰くつきのものです。で、遅れ遅れでやっと開通にこぎつけたんですけど、
  • 自慢の時速300km/hで走れる専用線区間はソウル〜釜山で55%、ソウル〜木浦でわずか33%。
  • 残りは出せても最高160km/h、地形条件や他の列車(在来線と共有)が多い区間では90〜100km/hと私の地元を走る名鉄電車の急行より遅いという代物。
  • 座席は現行のセマウル号やムグンファ号より狭く、座席間隔も小さい。
  • 各車両の半分は進行方向と逆向き(車両中央を向いて前半分と後ろ半分が向かい合っているレイアウト)の固定式というお粗末なもの。
  • このKTXが運行することによって在来車両であるセマウル号やムグンファ号が京釜線では40%、湖南線では30%も本数が減らされる。
  • 車両の動力伝達装置の一部に欠陥(エンジンの回転軸と車輪軸を連結し車輪に動力を伝える減速ギアに水分が流入する)があることが既に判明している。
  • この現象によって減速ギアの寿命を縮める可能性があり、潤滑油を定期的に交替しない場合は安全面にも異常が生じる恐れがあるということまで判明している。
  • が、吸着力などの差で雨が流入する可能性は低いとの見解でそのまま開通させる。
という状況だそうです。さて、ここまで読んで「そんなのエイプリルフールの嘘話でしょ。」と思ったことと思います。が、なんとこれは全て現実なんですね。こんな状態で今日運行を開始するKTX、事故など起こさなければいいのですが...って、もう一昨日の試運転でおばあさんが一人はねられてるのはここだけの秘密にしておきましょう。では、今日はこの辺で。 (2004.04.01)
1509回転ドア、今世間の話題はこればかりですけど、確かにあの回転ドアというのはよろしくないですよね。特に自動で常にぐるぐる回ってるやつ。そもそも何で回転ドアがこんなに流行っているのか疑問です。一説によると冷暖房効率がアップする(間接的には接するが、外気と直接接することが無いため)ということで流行っているそうですけど、大きなビルなどはいくら民間のビルといっても不特定多数を集客する点からみて公共施設と言って良いので、このような施設では効率より安全性や利便性を重視した方がいいと思うんですよね。若い人や健常者には特に不便は感じないし特別な存在でも無い自動式回転ドアでも、お年よりや体の不自由な人にとってはやっかい極まりないものですし、好奇心旺盛な子供にとっては興味の対象たりえるものです。でも設計している人もそれにOK出す施主も一般的には年寄りでも体が不自由でも、ましてや子供でも無いですから気付かないんです。駅や公共施設で上りのエスカレーターはあっても下りのエスカレーターが無いところが多々ありますが、あれも同じですね。年寄りや膝の悪い人などには上りよりむしろ下りの方が厳しいんですけど、設計者や施主にはそれが理解できないんです。バリアフリーとか言葉だけは立派な事を言っていますけど、結局は何も考えて無いのがバレバレですね。というわけで、建築設計者には今回の事故を教訓にもっと頭を使って設計してと言いたいです。デザインだけを追及して無駄な階段(2〜3段しかない意味不明な階段とか)を設けたり先の見えない廊下(曲がっているとか暗いとか)を作ってみたりしてる暇があったら、もう少しパブリックスペースを設計しているという意識を持って下さい。それらができた上で初めてデザインを語れるということを認識して下さい。今回の事故は森ビルやドアメーカーの批難が主ですけど、この回転ドアを採用する設計をし、安全性に対して何の配慮もしなかった設計者にも責任があるということをもっと認知させて欲しいと、ニュースを見ていて思いました。まあ、亡くなった子供の親の監督不行き届きとか、なんで体の他の部分じゃなく頭だけが挟まれるような体勢で回転しているドアに突っ込んだのかなど、被害者側に対する疑問も多々ありますけど、それについては割愛させていただきます。 (2004.03.31)
1508アテネオリンピック女子マラソンの高橋尚子選手が代表落ちして騒いでたのが記憶に新しいですけど、オーストラリアでは水泳の400m自由形でイアン・ソープ選手が代表選考レースで失格となって、この種目でのオリンピック出場がなくなってしまいました。フライングで失格ということだそうですけど、写真で見ると見事なことになってますね。

なんかコントのような落ち方してますけど、世界の超一流選手でも失敗するとマヌケなことになってしまうんですね。ソープ選手の場合、400m自由形だけじゃなく他の種目にも出場しますので、これでオリンピック出場の夢が叶わなかったとはなりませんけど。きっと本人もこの映像はもう見たくないと思ってることでしょうけど、オリンピック当日でもこのマヌケな映像は当然使われるでしょうから気の毒です。みんなが忘れたころにもう一度見せられるんですから、もしかしたら永久に人々の心に残る映像になってしまうかもしれませんからね。って、ちょっと大袈裟ですね。まあ、これで気落ちしないで他の種目でがんぱってくれれば良いです。やっぱりオリンピックでは良いレースが見たいですからね。それにしても隣の3レーンの選手、なんか驚いてソープ選手のほうを見ている気がしないでもないですけど、やっぱり「ラッキー!」って思ったんでしょうか。ガッツポーズでもしててくれたらもっと面白かったんですけどね。 (2004.03.30)
1507島根の写真を整理しようと作業していて、どこで撮った写真か忘れましたけどこんなものがカメラのメモリ内にありました。とりあえずご覧下さい。

カレー好きの私にとっては実に興味のそそられるものです。沖縄ゴーヤーカレー、イワシカレー、サバカレーと書かれています。ビーフカレーはビーフが、ポークカレーはポークが、チキンカレーにはチキンが入っているということは、この写真の缶詰にはそれぞれメインの具としてゴーヤー、イワシ、サバが入ってるということですよね。以前東尋坊へ行ったときにお土産屋で「イノシシカレー」というのを見たことがありますけど、あれはまだ肉という点で想像がつきます。でもゴーヤー(私は普段はゴーヤって言いますけど、ゴーヤーと伸ばすんでしょうか?)とかイワシ、サバってピンとこないんですよね。もしかしてビーフとかが入っててその上でゴーヤー、イワシ、サバが入ってるんでしょうか。今思うと買っておけばよかったと後悔しきりですけど、もはやどこで売ってたのか忘れてしまいましたので後の祭りです。ファイルの日付が2004.2.28、この独り言の記事を見ると2月末の土日は難波へ遊びに行ってるということを考えると、おそらく難波近くのどこかで撮ったと思うんですけど、それ以上は思い出せません。長期記憶はまだまだしっかりしてるんですけど、最近はこうした短期記憶があやしくなってきています。歳はとりたくないですねぇ。 (2004.03.29)
1506ウチには昭文社の世界地図「なるほど世界知図帳」というのがあります。本屋さんで売ってるので見たことのある人も多いと思います。昭文社のサイトからのリンク写真をご覧下さい。

こんな表紙のやつで、中身は世界地図(中学の時の地図帳のような地図)と、世界に関するいろいろなデータ、例えばワインの生産量ランキングやスポーツの世界記録保持者の国別一覧、世界各都市の気温と降水量のグラフや世界の発明品の一覧などなど、普通の地図帳とは一風変わったデータが結構載ってます。だから地図帳ではなく知図帳という名前なんでしょう。で、その'03-04版のスポーツのところにメジャーリーグベースボールのページがあって、大リーグで活躍中の日本人が写真入で紹介されています。その中の松井選手(元ジャイアンツ)の写真ですがとんでも無いものが使われてるんです。ではご覧下さい。

ね?バットとボールの位置を見てください。これはどう見ても空振りしたか、あるいは打ち損じてファウルチップのように打球が後方へ飛んでいく途中かのどちらかです。こんなみっともないところを”世界で活躍する日本人選手”として掲載するなんて、編集者はよっぽど松井選手が嫌いだったんでしょうか。一日本人として、次の版が出るときには写真が挿し替わっているいることを切に望みます。 (2004.03.28)
1505とりあえず島根からは帰ってきました。帰りは道の駅や出雲大社、島根ワイナリー(当然試飲はしてません)、高速道路のサービスエリアなどにちょこちょこ立ち寄りながらかなり時間をかけて走りましたので疲れました。休憩が多いってのも疲れるものですね。まあ、最後中国道の池田ICから近畿道の摂津北あるいは阪神高速の塚本あたりまで渋滞で、一番滞ってたところでは6kmを1時間かけて進むという早歩き程度のゆっくりとしたペースだったので余計疲れたってのもありますけどね。で、昨日のうちに実家に帰るつもりだったんですけど、あまりに疲れてたので自宅の近所で焼肉を食べに行ったときに我慢できずにビールを飲んでしまいましたので、今日これから実家へ向けて走ります。島根で撮ってきた写真もいくつかありますけど、実家から戻って整理しますのでここで紹介するのはもう少し先になりそうですがお待ちください。では、今日はこの辺で。 (2004.03.27)
1504また今日も島根からのアップです。葬儀は滞り無く終了して、今日はお寺参りを済ませたら一路実家へ向けてゴーです。父が一昨日手術をしましたので、病院へ直行します。で、今日のお話ですけど、今日は島根で飼っている犬の話です。その犬は雑種なんですけど、一日に夜だけしか餌を与えられてないためかなり痩せています。あばらが浮き出ているのは当然として、顔より腰の部分の方が遥かに細いというところまで痩せています。そのためか、散歩に連れて行っても普通の犬の散歩じゃなく、明らかに何か食べ物を探してるんです。ゴミの回収待ちのゴミ袋にいきなりかじり付いたり、落ちているお菓子の空き袋を食べようとしたり、極めつけは他の犬の糞を食べようとしたりするんです。初めてその衝撃的な光景を目にした時は、カラカラに乾燥した糞を口にしました。それはすぐに吐き出させましたけど、2回目の時はまだ生々しいやつを一口でパクリとやりましたので、吐き出させることができませんでした。結局飲み込んじゃいましたけど。で、散歩しててもちょっと気を許したすきに何でも口に入れちゃいますから、常に「こらっ」とか「ダメ」とか言いながらリードを引っ張らないといけないんですけど、見た目がメチャクチャ痩せてるのとその怒りながらリードをひっぱる光景とで、まるで私が虐待しているかのように見えるんですよね。もうかわいそうでしょうがないので、散歩から帰った後ナイショで普通じゃ考えられないほどの餌をあげたんです。そうしたらその体のどこに入るんだってほどの量を一気に丸飲みしたんです。で、案の定喉を詰まらせ食べたものをほとんど吐きだしました。これがまた驚きで、まったく原形のままなんです。つまり一切噛んでないんですね。結局最後はそれも全て平らげましたけど、こんなに大量のご飯を食べられるのも今だけかと思うとかわいそうでした。そんなかわいそうな犬を残して、この後はひたすら車を運転するわけです。というわけで、今日はこれにてお終いです。 (2004.03.26)
1503実は23日、つまり一昨日から島根県に来ています。おばあさんが亡くなったので葬儀のために来ているんですけど、お通夜から葬儀までの流れがところによって違うことに驚かされます。今回の場合、お通夜をする前にいきなり入棺、出棺、火葬を行いました。で、そのお骨を骨壷に納め、その骨壷を持ってその夜お通夜の儀を行うんです。今回はお寺で30分ほどお教を唱えてお終い。その後は家に帰って普通に寝るだけ。線香の火を絶やさないようにとかいうのも無しでした。もちろんお骨は家に持って帰ります。そして次の日にまたお寺で葬儀を行って万事終了というわけです。今日がその葬儀なんですけど、10:00から始めて午前中に終わる予定です。あ、そういえばその後納骨のためにお墓に行きますね。それで終了です。なんか最初に火葬してお通夜のお教を聞いて家に骨壷を持って帰ると、そこで「はぁ〜、終わったなぁ」という気がしてしょうがないんです。だから今日これから葬式だと言われてもピンと来ないんですよね。ところ変わればしきたりもいろいろ違うもんですね。 (2004.03.25)
1502昨日に引き続いて自転車屋での写真をご紹介しましょう。今日のも子供向け自転車です。ではご覧下さい。

昨日のよりもっと小さな子供向けです。まだ自分で自由に走り回れないという年齢の子供を対象にしているんでしょう。三輪車と自転車の中間という位置づけだと思います。で、何が面白いかというと、見てお分かりのように大きなハンドルが付いているんです。このハンドルでお父さんやお母さんが押してあげるというものですね。昔は自転車と言えばたとえ子供用でも必ず荷台が付いていましたので、後ろから補助する場合はその荷台を掴んでいたんですけど、さすがにこんな小さな自転車の荷台を前屈みで掴んで押してたらお父さんお母さんの腰が悪くなってしまいます。昨日のデザイン重視で何も考えて無い自転車に比べたら良く考えられているなと思いますね。欲を言えばフレーム形状をもっと跨ぎやすいものにしてくれるのと、前に付いているバッグの取り付け部を改良してハンドルの手前側までウレタンのような柔らかいもので覆ってくれるのと、そしてホイールをスポークじゃなくディスク形式にしてくれれば完璧なんですけどね。子供なんてどんな行動するか分かりませんからハンドル部に頭や顔をぶつけないとも限らないし、後ろから押されているときに足がスポークの間に挟まらないとも言い切れませんからね。こういう工業製品をデザインする人って、そういうことは考えないんでしょうか。見た目より安全性を前面に押し出して宣伝すればその方が売上が伸びるような気がするんですけど、それってやっぱり素人考えなんでしょうかね。私も同じデザイン(設計)屋ですけど、他の業界のことは良く分かりません。 (2004.03.24)
1501昨日までの50話を過去ログに移しました。興味のある方はご覧下さい。
では今日のお話です。昨日書いたように(過去ログに移ってしまいましたけど)この前の休みに自転車屋へ行ってたんですけど、そこで何枚か写真を撮りましたのでご覧下さい。


2枚とも子供用の自転車で、上の写真が普通の自転車、下の写真がMTBライクな自転車です。さすがに子供向けということでサドルの位置が目一杯下げてあります。が、この2台を良く見てください。いくらサドルを下げても、いざ乗ろうと思ったらサドルと同じぐらいかあるいはサドルより高い位置まで足を上げないと跨ぐことができない形状になっているのに気付くと思います。下の写真はMTBルックのフレームですからサドルの前部にフレームバーがあるのは仕方無いですけど、サドルの後ろにあんな跳ね上げた泥除け付けちゃいけませんよね。上の写真ではせっかく普通の自転車なのに、フレーム形状を無意味に上側に湾曲させているがためにサドルの前から跨ぐのも困難になってしまってます。やっぱり子供向けの自転車は↓でなくちゃいけませんね。

これならサドルの前部から難なく跨げます。まあ、私に言わせればこれでもまだ子供向けとしては不満なんですけどね。前カゴがプラスチックというのが。子供なんて大人に比べたら転倒する確率が高いわけですけど、もし何かの拍子に前カゴが割れたらプラスチックなんて割れ口が鋭利な形状になる可能性が十分にあります。ワイヤーフレームのカゴなら変形するだけで済むところが、プラスチックであるがために割れて怪我をするなんてことになりかねませんよね。というわけで、子供向け自転車を3台見ていただきましたけど、子供のことを考えているとは思えないデザイン・素材ばかりでちょっとがっかりです。私には子供がいませんが、もし自分の子供を乗せるんならこれらのどれも買わないことは確かです。 (2004.03.23)