�@　心中に起こり横隔膜を下って小腸を絡う。
�A　その支は心系より上って咽を挟んでのち、眼に係わってくる。
�B　本脉は心系より肺に上り下って腋下（極泉穴）に出る。
�C　下って上腕後側を循り、肘の内側を下り前々腕尺側部を循る。更に、掌側尺側端に至り掌の内側から入り小指の橈側を循ってその端に出る。

手の太陽小腸経

�@　小指の端（少沢穴）に起こり、（前略）肩関節に出て、次に肩甲骨を繞(めぐ)り大椎穴を経て缺盆に入る。
�A　心を絡い
�B　咽を循り
�C　横隔膜を下って胃に至り最後に小腸に属する。
�D　その別枝は缺盆より頸を循り頬に上り、眼の鋭眥（瞳子ﾘｮｳ穴）に至り却って耳中に入る。
�E　更に頬から別れた脉は鼻に至り眼の内眥（睛明穴）に至り斜めに頬骨を絡う。

参考文献
　黄帝内経霊枢（経脉・経別）