第四次欧州遠征  〜kazukun、ギリシャまで行ってきました〜     2006年11月 withねこちゃん
                                                                                                                   4:ウィーンへ移動、そして観光、帰国へ。



翌朝、疲れもあったけどそれ以上に充実した睡眠により6時には自動的に起床ww
すばらしいwこれで仕事の心配さえなければ最高なんだけどね・・・・

お金の心配がなければ仕事なんてやめて放浪の旅にでるのになw
なんてわがままを言っていても仕方ありません(笑)
最後のアテネでの朝食を食べて、10時頃ホテルをチェックアウト。
シンタグマ広場からバスで空港へ向かいます。

←オモニア広場のはずれから記念にホテルを収める。

空港でチェックインをしてセキュリティエリアへ
とはいえEUの中で完了する移動なので、パスポートコントロールはなし。
ボーディングパスチェックだけで完了です。なんて単純な。
飛行機が身近なEU圏内の移動事情が垣間見えました。

 

それでもある免税エリアでAUZOのミニチュアボトルのセットとオリーブオイルをお買いあげ。
空港の人に確認したところ、お昼ご飯は有料だと聞いていたので先にピタを食べる。
ピタ生地が冷え冷え・ぱさぱさで微妙でしたが、お野菜たっぷりでヘルシーでした♪

 

というわけでオーストリア航空802便ウィーン行きは定刻通りに離陸
雲一つ無い青空の下の離陸だったので、エーゲ海が一望できてすばらしい眺望!
でもアルプスに近づくにつれて厚い雲が立ちこめ嫌な雰囲気に。
それでもウィーンは曇り空ですが雨は降りませんでした。

 

 

イメージ的にウイーンって曇り空が似合うのよねw
ちなみに、さきほど少し書きましたがこのフライトは食事が有料です。
パニーニとかが3〜5ユーロで販売されていました。

でも、ホットコーヒーと200mlの水一本はフリーで供給され
オーストリア航空ならではというか、モーツァルト印のチョコレートキューブ1つが
配られました。これがまた美味しいチョコだったので、後ほどウィーン市内で大量購入することにw

 

というわけで、ウィーンには定刻通りに到着。
到着後、免税エリアを通り抜け、凄く歩いたところにバゲージのターンテーブルが。
EUの空港って到着してからも免税エリアがあるんですねえw

かなり待ってから荷物を回収し、市内へ移動します。
市内へは地下からCATと呼ばれるノンストップトレインが30分おき、16分で
ウィーンミッテ駅と結んでいます。これで移動することに。

←CATに乗って市内へ。

外を見れば、まだ17時だってのに街はすっかり真っ暗です。
ウィーンミッテ駅到着後、歩けないこともない距離のはずなのですが
道が解らなくて不安なのでUバーンにのってStadtpark駅で下車。
駅のホームから見えたので無事に今回のお宿、インターコンチネンタルウィーンに到着しました。

ここはさすが5つ星、ロビーの装飾、係員の応対、部屋の内装などは素晴らしかったです
ビックリしたのはお風呂の水圧。しっかり水圧のあるシャワーでビックリ(笑)
でも、水はけはあまりよくありませんでした。しかし、このグレードでギリシャのホテルとさほど変わらない値段とは。
だいぶ、お得な料金でございました(笑)

 
(インターコンチネンタルの室内、コーヒーメーカーもしっかり。飲み物にはホットチョコレートも。)

さて、到着後、18時にもなるかならないかの時間だったので
備え付けの湯沸かし代わりのコーヒーメーカーでココアを飲んで一息着いたら
いざ、ウィーンの街歩きへ。kazukunは二度目のウィーン。ある程度の地理感はあります♪

ホテルからのんびり歩いて夜のケルントナー大通りをぶらぶら。
シュテファン寺院を眺めた後、側の馬車タクシーから発せられる悪臭に顔をしかめつつ
向かいましたレストランは「フィゲルミューラー」

 ←フィゲルミューラー

ガイドブックにも載っているお店ですが、地元人もイチオシの有名店。
ちょうど私たちが入ったくらいで満席となり、その後もお客さんでいっぱいの大盛況。

ここで有名な皿からはみ出るほどのヴィーナーシュニッツェルと
これまたオーストリア料理で有名なゆでた牛肉と野菜のスープみたいなターフェルシュビッツをオーダー。

さすがに煮た牛肉だけあってターフェルシュビッツの肉はちょっとパサパサでしたが
スープの味やその染み込んだジャガイモの味は美味。
お肉も元々がいいのか味はとてもよかったです。

←ターフェルシュビッツ

ヴィーナーシュニッツェルも評判通り、美味しかったです。
半分に切られたレモンを豪快に搾っていただきました(笑)

←名物の大きいヴィーナーシュニッツェル

おなかもいっぱいになってきましたが、ここで終了と言うわけには参りません
これからケルントナー大通りをオペラ座側へ戻っていき、ホテル・ザッハーのカフェへ。
はい。有名なザッハトルテをいただきます。

おなかもだいぶいっぱいになっているので一切れを二人でシェア。
コーヒーもポットコーヒーを二人でシェアしようとしましたが、器を二つ用意できないらしいので
仕方なく私は薦められたウィンナーコーヒーを注文。このスタッフ商売上手w

 
(左:元祖ザッハトルテ 右:ウィンナーコーヒー、すげぇクリームとこの容器)

さて、久々のザッハトルテのお味ですが、おいしゅうございました。
前回に比べてアプリコットジャムにもなれたみたい。
慣れてみるとあのアプリコットジャムが利いて、さっぱりしてよかったです。

名物食べまくりで大満足の一日でした。
ホテルに帰ったらまたも10時頃には眠ってしまいました。
本当によく眠る旅行です・・・・

翌日、今日は一日かけてウィーン観光の予定です。
まず朝御飯をホテルで食べたのですが、アメリカンブレックファーストで凄い内容。
おなかいっぱいになっちゃいました(^^;;日本食もあるし、ドイツの影響が強いからか
ハム・ソーセージの充実がかなり凄い。卵料理もパンも充実。
盛りだくさんの内容で大満足でした。

←朝ごはん、美味しかった!

また、このホテル、日本人の団体の利用が多いみたいで・・・添乗員同行のツアーの
お客さんがいっぱいいました。正直言ってちょっと邪魔・・・(笑)

さて、今日のコースはまずはホテルすぐ側のStadtparkを散策。
ヨハン・シュトラウスの像やらシューベルト等の銅像がありましたが、中国人の団体がヨハン・シュトラウスの像に群がり
ぎゃーぎゃー騒ぎながら写真をとりまくっているのが凄い。最近中国ではフランスのベルサイユ宮殿のようなお庭が付いた
マンションが売れたり、古風なヨーロッパ様式が人気らしいですね。


(stadtparkにある像たち。金色の像がヨハン・シュトラウス像。写真撮る人がいっぱい)

さて、、公園散歩を終えたら、次は、シュテファン寺院へ向かいます。
ここでは入場して内部を見学。華美ではないものの、重厚感はさすが、歴史の重みを感じます。

 
(左:シュテファン寺院で、椅子に座って一枚。右:外観、歴史を感じる外観です)

その後、オペラ座を眺めて、またもJCBプラザで現地情報を確認することに。
そこでオペラ座って日本語ガイドツアーが日によってあるかもしれない事を知る。
ってことで、側のスーパーでチョコレートのおみやげを買った後、オペラ座を再度チェックすると
今日はガイドツアーの実施日で、午後の三時からとのこと。

 
(左:王宮の側にあるモーツァルト像。今回は明るい時間に訪問です。右:王宮の裏手)

まだまだ時間に余裕があったので王宮を見学したりしながらのんびり歩きます。
トラムで王宮へ向かい、モーツァルト像を見て王宮あたりをぶらぶら。なにやら国際会議らしき何かがあり
凄く、マスコミが多いのが印象的でした。

 
(左:マリア・テレジアの像 右:マスコミ関連の人が何故か多い、なんだろう)

その後ガイドブックで見たランチの取れるカフェへ向かう。
今日のランチはターフェルシュビッツ。写真は撮り忘れたけど、地元の人も結構気軽に食べてる料理なのね。

お腹も満足したところで次は市庁舎へ。
翌日からのクリスマスマーケットの開催に向けて、準備が着々と進んでおりました。
もう営業しているお店もあったりして。気が早いよね(笑)

 ←市庁舎前は準備真っ只中。

でも、食べ物のお店はまだ開いてませんでした。
グリューワインのみたかったのになあww

さて、そんなこんなで時間も経ったので気を取り直して再びオペラ座へ
見学時間が近づいてくるにつれ日本人やら他の言語の開催もこの時間だけっていうのも
結構あるので沢山の観光客が。
開始15分程前にゲートが開いて中へ。チケットを買う。5.5ユーロ也

 
(左:オペラ座外観。右:オペラ座入り口付近)

しばらく待っているとガイドの人(オーストリア人)がやってきました
オペラ座の客席、舞台裏、ロイヤルボックス、裏の休憩室、食事の場所、テラス等を
説明を交えて回ってくれました。所要約50分位かな。

ガイドさんはちょっと日本語は不慣れな感じでしたが感じのよい説明の仕方で好感が持てました。

  
(左:オペラ座の席から袖席を見る。右:天井の装飾。旧来のものは荘厳な天井装飾が施されてるが、復元品は装飾無し)

このオペラ座、知らなかったけど玄関口の部分とテラスの部分以外は戦災で焼け落ちてしまい
ほとんどの部分が修復のものなんだそうです。

復元部分と残った部分で装飾の違いが顕著に見られました。
如何に当初のオペラ座が豪奢だったのかをしのばせる一方
復刻時のあまりの飾り気のなさの差が印象的でした(特に天井の装飾)

というわけで、楽しく見学をさせてもらった後、荷物がだいぶ重いので一旦ホテルへ戻って
大量購入したチョコレート等を部屋に置いて、備え付けのココアを一杯飲んで休憩した後に
歩いて本日の夕食のお店へ向かいます。

途中、最初朝ウインドウから眺めて素敵だったパシュミナスカーフを置いてあるお店に
その時は営業前だったので改めて伺ってみると今度はちょうど閉店作業中。。。
凄く格好のいいお姉さんの店員にちょっとだけお願いしたらなんとかお買いものできました。
こんな時に融通利かせてくれるのは欧州では結構珍しい♪ねこちゃんが数枚お買いあげ。

買い物後、店員さんは彼氏と待ち合わせって急いで去っていきましたw
デートの前にごめんなさい(笑)


(左:夕食んい選んだレストランの入り口 右:中の様子。とっても雰囲気ある)

さて、意外に長い距離を歩いて19時位に本日のお食事場所へ到着。
ここはかつてのウィーンの城壁脇を利用したワインセラーの跡につくられていて雰囲気満点。
団体も受け付けているみたいで、その席はビュッフェスタイルみたいなものを併設しているみたいだけど、
私たちは個人で来たので個人用のお席へ通される。

・・・さて、ここで一つ。私はあまり知らなかったのですがオーストリアは白ワインが名産なんだそうです。
で、11月11日の聖マルティンの日を境に毎年新酒が販売されることになっています。
フランスで言うところのヌーボーワインですな。

 
(左写真:白ワイン 右:料理の数々。チキン、グラーシュ、じゃがいも)

というわけでこの時期特産の新酒「ホイリゲ」を頂きます。
こないだのフィゲルミュラーといい、スコッチ好きの私がら見ても白ワインは飲みやすくてそれなりに美味しい。
そのかわり、加減が解らないのか、すぐに酔っぱらってしまうのだがw

で、食事はというと、メニューがあんまり解らない・・・(笑)
隣のおじさんが美味しそうに食べてるものが美味しそうだったのでそれを店員に聞けば「グヤーシュ」だという。
厳密にはハンガリー料理だけど、ちょうど食べたかったものの一つだったのでそれをオーダー。
で、チロル地方料理ってことで、揚げたハーフチキンをオーダー。

いやはや、美味しかったです♪グヤーシュも美味しいし、ハーフチキンも意外とあっさりしていて
軽く平らげました。とはいえ、凄い量の付け合わせのじゃがいも!!流石にこいつは食べ切れませんでした・・・

 
(上写真左右:インペリアルホテルの外観とカフェの入り口。ここもロビーとカフェは別入り口)

てなわけでお腹いっぱいになりましたが甘いものは別腹!ってなわけで
今度はカフェ・デーメルでのザッハトルテを食べてくれよう・・・と行ってみたら営業時間外(^^;残念。
ところが転んでも只では起きません。ここがダメなら、と遅くまでやってることが解っていた
インペリアルホテルのカフェへ。

 
(左:インペリアルトルテ。右:アップルシュテールン どちらも美味しい♪絶妙な甘さ)

流石は一流ホテル、クロークも完備で応対もかなりのものです。
ここではインペリアルトルテとアップルシュテールンを頂きます。

インペリアルトルテはちょっと固めのチョコレートにコーティングされた内側の生地はお砂糖か、ちょっとザラッとした触感が
また美味しいトルテでした。また、ザッハーのトルテとは違った味で美味しかったです。

アップルシュテールンはオーストリアで古くから食べられている伝統菓子みたいなやつで
クレープ生地にシナモンと煮たリンゴがたっぷり。甘さは控えめで美味しかったです。

うーん、今回もしっかり食べ過ぎました(笑)

最後は再び歩いてホテルまで戻ります。
記念にホテルのラウンジにてお酒を一杯。お値段もなかなかでしたが生演奏付きで
かなり雰囲気のいい夜を過ごせました。さっすが五つ星☆

 
(上写真左右、インターコンチネンタルのラウンジ。ピアノの生演奏と共にゆっくりと、欧州最後の夜)

明日にはもう帰路につくと思うとなかなか憂鬱になりましたが、布団にはいったらいつの間にか寝ていましたw

最終日、今までの欧州遠征と違いちょっと早めなフライトなので朝御飯を食べて一息着いたらチェックアウト。
おみやげですっかり重くなったスーツケースを転がしながら空港へ向かいます。

地下鉄でウイーン・ミッテ駅へ移動して、駅構内のシティエアターミナルでチェックイン。
ここで重たい荷物から解放☆、重量は二人の合算で39kg・・・超過ぎりぎりでした(^^;;

ウイーンの空港では何か食べようかとも思いましたがアイスクリームをちょっとだけ食べて
満を持して出国手続きへ。空港は凄く機能的で、あっさり出国。
いよいよ最後の帰国便フライトです。

機内食はちゃんと魚・肉両方ともGETできました。どっちにも海苔巻きが付いてるのが面白い(笑)

 
(上写真左は鳥肉、右は魚。おいしゅうございました)

帰りの機材はモーツァルト金貨仕様のエアバスA340。ぴっかぴかの新機材。
新しい機材だったので快適でした♪ビデオもオンデマンドだし☆
でも、映画を見る余力もなく、疲れていたので殆ど寝てばっかりでした(^^;;

 
(軽食はチキンラーメン、右は到着前の軽食♪)

そんなこんなで最後日本へは定刻通りに到着。
迎えに来てくれた両親とともに自宅へ帰りましたとさ。

←成田空港到着後のモーツァルト機材。

かなり強行軍でしたがねこちゃんにはご一緒いただきまして本当にありがとうございました。
また、欧州へ行けることを期待して、日記を終えたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました

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