Cycling
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#04:ロード
 渋滞の車で埋められた県道が、広々とした畑の真中を突き抜けて続いていた。 しばらく行くと、盆地のように地形が20mくらい低くなっていて、 そこの坂道も渋滞の車の列が、ずっと下りまた登って道路に貼り付いていた。 渋滞した車の出す排気ガスを吸いこむのが気持ち悪い。 坂の手前でジュースを買って補給完了。この先しばらく自動販売機も無いのであった。
 山を切って作ったであろう道を下ると、また開けた土地に出た。 山の間に挟まれた田園地帯が、向こうに行くにしたがって広がっていた。 道路は、山に沿ってくねくねと続き、平野に出ると概ねまっすぐ伸びているようだった。 彼らは、次の目的地シャンバラへ向かって、まっすぐ、まっすぐ走っていった。
船橋駅〜海老川
船橋駅
やっとここまで来ました。
海老川遊歩道
桜の季節にはちょっと早かったです。
たかじょうはし
木橋のたかじょうはしです。ここで鷹の飼育をしていたのでしょうか?
海老川
海老川を富士見橋より望む。
 今回このページを作成するにあたって、私のサイクリングコースを少しずつ歩いて取材しています。 いや、とにかく疲れました。体力の低下を実感しました。よくこのコースを一周できたものだと思いました。 ここで、このコースの全体を簡単に示すと次の通りです。
 出発は大町松飛台からの事もあり)→鎌ヶ谷馬込沢)→ 船橋西船橋下総中山(法華経寺には立ち寄らない事もあり。その頃も、とにかく疲れていたので。)→本八幡江戸川河川敷(MGマリーンの横の坂道から登ってました。)→里見公園(立ち寄らない事もあり)→矢切の渡し柴又帝釈天松戸→新京成線沿いに移動→八柱五香またはくぬぎ山まで行く事もありました。)と大体このようなコースです。 この他に、名前はあげていませんが、「ほこら」とか「二和校地」等のチェックポイントが入ります。
 シャンバラとは、船橋の事です。別に深い意味はありません。ただの思い付きです。船橋のバスターミナルからは、鎌ヶ谷大仏、北習志野方面へバスが出ています。 私は、バスに揺られてのんびり旅するのも好きなので、よく利用しています。高校、大学時代に通った北習志野行き、 サイクリングコースの近くを通る鎌ヶ谷大仏行き(今は自転車に乗れないので、バスに乗って通過してみるのです。)を利用する事が多いです。 また、同じ鎌ヶ谷大仏行きでも、少し遠回りのコースを通る路線もあります。料金は幾分高いですが、いつもと違う土地を見れるので得した気分です。 それから、千葉レインボーバスという会社の路線で、白井駅行きバスがあります。以前は五香駅からも乗れましたが、現在は白井車庫行きになっています。 おおざっぱに路線を説明すると、五香から六実を通過して、自衛隊の下総基地を通り、白井駅へ向かうというものです。700円近くかかったような気がします。 たっぷり1時間以上はかかります。小旅行といった趣で楽しめますが、お客さんが私一人になってしまったときには、 このままどこか別次元へ旅立ってしまいそうで心細かったです。(「インスマウスの影」H・P・ラブクラフトっぽく) 話しが、サイクリングからそれてしまいましたが、このコンテンツもいけそうですね。 市川近辺路線バスの旅、お楽しみに!
2000年3月26日

 京成電鉄の踏み切りが開くと、くたびれた男が和風ラーメン屋前の坂をてれんこてれんこ登って行った。 髪はぼさぼさ、薄汚れたからし色のジャンパーをはおり、コールテンの黒いズボンをはいたその男は、 時折立ち止まっては、辺りを見まわしていた。そして、黒いナイロンの鞄からカメラを取り出すと、 画面を覗き込みシャッターを押しているようだった。
 坂の上から自転車に乗った子供達が、凄い速度で男の横を通り抜けて行った。 男は、不精ひげの生えたあごを手でさすりながら、何事かもごもごとつぶやき、 またゆっくりと坂を登って行った。
中山法華経寺
参道
こちらの占い関係のお店?に猫がいました。
お寺
補修工事が完了したようです。
お寺
桜の花が咲き始めました。
 こちらには、よく写真を撮りに来ていました。その頃はまだ補修作業中で、木の板によって建物が仕切られていました。 お寺に続く道(参道ではなく、境内の道)も板で仕切られていたので、まるで迷路のようだったと記憶しています。
 参道の一番奥の店では、おでんを食べた事があります。 また、その時に近くの占い関係の店(?)で、飼われていた猫の写真を撮った記憶があります。 (その写真は、どこへいったか分からなくなってしまいました。残念。) 帰りに、その占いの店を見て行こうかと思ったら、反対側の墓地の入り口に猫が現れました。 その時の猫かどうかは不明ですが、タイミングよく現れたのでそうだという事にしておきましょう。
 ところで、駅から登ってくる途中に、ふれあい広場清華園という公園(庭園?)があります。 なんとなく万葉植物園に雰囲気が似た場所です。(池はありません) このようなポケットパークが市内に幾つあるのか分かりませんが、これからもぶらぶらと捜し歩くつもりです。 こちらの庭園で撮影した植物は、Notesのページに掲載しました。下線部をクリックするとご覧になれます。
 連載中の文章は、ストーリーの進展が無いので、フィクションの度合いを99%くらいにまで高める予定。 今回の文章のこ汚い主人公は、一体誰なのか?メインのストーリーとどう絡んでくるのか? そもそも、メインのストーリーがあるのか?ご期待ください。
2000年4月1日

#06:バトル
 本八幡のデパートに入ると少し汗が引いた。エスカレーターに乗り、足を半分ステップからずらすとアキレス腱を伸ばした。 ガラスの扉を押し開けると、蒸し暑い風がどわぁーっと流れ込んできた。熱い空気に息が詰まりそうになる。 デパートの屋上に出たのである。子供用の機関車が音楽を流しながらレールの上をぐるぐる回っている。 ヒーローの背中にまたがった子供、子供と一緒にもぐらたたきに興じる大人、そしてこれを見たときじょたの目の色が変わった。 レーシングゲームである。2人のプレイヤーが、同時に同じコースを走れるタイプのゲームだ。 じょたは、100Geld硬貨を2枚突っ込むと、アクセルを踏んでゲームをスタートした。すると、画面の中に見覚えのあるキャラクターが現れた。 自転車に乗って車と競争しているその姿は、自分たち自身であり、そのコースはさっきまで自分たちが走っていた道なのである。 ゲーム内容は、自転車キャラを自分の運転する車でガードして、無事目的地まで到着させるというものらしい。背後に何者かの気配を感じる。 画面に映りこんだ背後の人影を見たとき、ゲーム嫌いの郷がなぜ真剣な目をしてハンドルを握っているのか理解した。 いつのまにか辺りの物音がしなくなっている。首筋には冷たい刃物の感触。残りタイムは60秒。 なんとか、この時間ノーミスでクリアしないと・・・あ、30秒エクステンド(増える)しやがった! 死神ドライブ、腕に覚えのある方はチャレンジしてみてはいかがですか。ただし、命の保証はありません。
本八幡駅
本八幡駅:南口
本八幡駅南口、シャポーの入り口です。青い空と、白い駅の壁面そしてタクシーの朱色がいいコントラストだと思いませんか?
本八幡駅:北口
本八幡駅北口ロータリー、ハタボウルの入り口前です。ドラえもんの映画が上映されていました。見よっかなー。
ネギソバ月梅の横丁
八幡に来たときは、大体ミソネギラーメン。ネギは好きなだけボールからとってよそります。この通りの右側です。
 本八幡に到着です。上記のストーリーのデパートは、存在しませんので念のため。 デパートと言えば、京成八幡駅の京成リブレ(京成百貨店)の最上階には、以前お化け屋敷があったのです。 一度入ってみようかと思っていたら、いつのまにか無くなっていました。 あの辺りは、女学生が多いので、怖いもの見たさに入った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 お化け屋敷の出来る前は、健全なごく普通の屋上遊技場でした。10円玉をパチンコの要領で左右にはじいて、景品のスポットに入れるゲーム。 同じく10円を入れるとパチンコ玉が出てきて、小さなハンドルを操作し、滑り台みたいな坂の勾配を調節して、一番上から下まで玉を下ろしていくゲーム。 いろんなのがありましたねぇ。ビデオゲームではアフターバーナーが好きでした。それが、スティックの調子がおかしくてうまく旋回できないのですけど。 中学、高校時代には、この近くの市進という進学塾に通っていました。その時、少し早めに八幡に着くと、ここで時間をつぶしていました。 夏季講習の時には、昼飯は月梅(ユーメイ)でネギソバということが多かったです。 今でも、八幡に行ったときはここにくるか、南口の本屋の隣のラーメン屋さん、あるいはC&Cのカレーショップで飯を食います。 西友の前のとらやも捨てがたい、栗茶飯弁当というのが安くてうまいです。クリームぜんざいもいい。あぁ、食いたくなってきた。
 そう言えば、死神ドライブじゃないですが、死神タクシー(?)というゲームがありました。 これは、音によるバーチャルリアリティーを楽しむゲームで、お化け屋敷があった頃、下の階のゲームセンターにありました。 ヘッドホンをつけて、椅子に座ると選択したコースによって、恐怖体験の音(?)を聞く事ができると言うものです。 自分でプレイした事が無いので詳しい事は分かりませんが、ぼんやりと光るどくろのマークといい、語りかけてくる声といい、 すごく怖いです。どこかでそのゲームを見つけたら、プレイしてみることをおすすめします。 命の保証はいたしませんが・・・
2000年4月2日
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