Would U like BANANA or COFFEE?
BANANA FIBRE PAPER and COFFEE FIBRE PAPER

BANANA AND COFFEE
Texture

 古紙と5%以上の廃棄物(バナナorコーヒー)を含む紙。英国王立キュー植物園のショップにて見つけたものです。特にバナナ・ペ−パーの方はROYAL BOTANIC GARDENS KEWのロゴ入りです。コスタ・リカのバナナとエル・サルバドルのコーヒーが原料で、英国とはとりたてて関係はないのですが、キュー植物園がコンセプトに賛同しているんでしょう。品質が水準に達せず商品にならないコ−ヒ−豆と種皮、葉面積のやったら大きいバナナの葉、これら農業生産の副産物のゴミ問題への一つのアプローチとして開発されたようです。バナナの繊維(皮も含むのかなあ?)やコーヒーをどうして紙に混ぜようとなったのか、そのいきさつや「紙」が選ばれた理由はよく分かりませんが、実際の製品には風合いがあり、特にバナナペーパー(写真左)が良いカンジ。コーヒーの方は非常にわかりやすい色してます。これまでは廃棄物であったものを付加価値のある製品の資源とする。これぞまさに今求められている発想・姿勢でしょう。またこれによって農村に少しでもお金が行くことにより農村からの都市への人口流出、ひいては大都市のスラム問題の解消になればいいなぁ、と日本に居るお気楽な身ながら思います。何より多くの人々が環境・ゴミ問題を考えるキッカケとしての意義が在るでしょう。

 Costa Rica Natural Paperのサイトを見ると、他にもう1種、“タバコペーパー”もあるみたいですが、なにせボクは筋金入りの嫌煙家。タバコの存在自体認めませぬ!ゆえ紹介致しません。つか、キューで売ってなかったから持ってないし。

http://www.ecopaper.com & http://www.costaricanatural.com

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