朝焼けと雲海(高根ヶ原から) 2017.09.22 |
白雲岳避難小屋を未明に発ち、高根ヶ原を一路、高原沼を見渡せるポイントの向かう道中、雲海に浮かぶ東大雪の山々と茜色に染まる東の空を横目に、目的地に向かう |
日の出直後の高原沼(高根ヶ原から) 2017.09.22 |
ここ数年このポイントで撮影するが、望遠レンズ(500mm)を使うためかピントなどイマイチ納得できないでいた 今年は秘密兵器(レンズサポート)を担ぎ上げ、レンズブレ止め対策も万全、果たしてうまくいっているだろうか、現像できあがりが待ちどうしい |
早朝の高原沼(高根ヶ原から) 2017.09.22 |
日の出後の日差しが高原沼の紅葉を際立たせ、点在する沼が青空に反射し、このコントラストが美しさを醸し出す |
夕刻の緑岳中腹(緑岳から) 2017.09.22 |
この日の午後、第一・第二花畑を緑岳の山頂付近から見下ろす ナナカマドの赤は既に終わりつつあり、ダケカンバの葉もやがて散ってしまうであろう、一抹の寂しさを感させる情景だ |
秋色に染まる高根ヶ原と遠くトムラウシを望む 2017.09.23 |
緑岳中腹(緑岳から) 2017.09.23 |
高原沼を遠望(緑岳から) 2017.09.23 |
錦秋の高原沼(高根ヶ原から) 2017.09.24 |
沼巡りの人たちの下山を待って、だれもいない高原沼を俯瞰する ほぼ1時間ほど雲間からスポット的な光が入るのを待っていたが、ふだんの行いが悪いのか一向に日は射すことはなかった |
朝焼けと雲海(緑岳から) 2017.09.25 |
入山5日目の未明に緑岳にむかう ほどよい雲が東の空に広がり一面に赤く焼けた雲が上空を覆った まさに空が燃えた瞬間だ |
雲間に浮かぶトムラウシ山(緑岳から) 2017.09.25 |
高根ヶ原上に滝雲が流れる瞬間を期待し、待ってはいたものの、東の空に広がる雲に陽光は遮られ、輝くことはなく、期待していた雲も忠別岳方向に下がって行った |
赤く燃える(染まる)雲の平 2017.09.16 |
今年の紅葉は今までにない鮮やかさで山肌を染めているとのネットでの情報に誘われ、黒岳石室に2泊(テント)する この場所では、何度も撮影を試みたものの、イマイチ納得ができないまま年月が過ぎた 今回は2度とないチャンス 桂月岳から朝一番の陽光を受け燃えるような雲の平の紅葉の撮影に挑んだ |
霜が降り鮮やかさを増すウラシマツツジ 2017.09.16 |
この日の朝の気温は石室管理人の話によるとマイナス1〜2度だったとのこと テントのフライシートは白い氷がへばりつき、ウラシマツツジの紅葉は見事なまでに霜で縁取られ、まるで薄化粧をしているかのよう |
遠く利尻富士のシルエットを望む 2017.09.16 |
2日目の夕方、太陽が沈み西のそらは茜色にそまり、遠く利尻富士のシルエットが山の谷間から見ることができた 空気が澄んで、よほど条件が良くなければお目にかかれない景色だ |
秋色に染まる北鎮岳 2017.09.17 |
3日目の朝は未明に北海岳に向け石室のテン場を後にする 暗闇のなかヘットライトをたよりに、ラジオを鳴らしながらの道のり ほぼ1時間半ほどで、北鎮岳が見渡せるポイントに到着 徐々に朝陽が山肌を赤く染めてゆく 静けさのなかで厳粛な時を迎える |
赤く染まる北海岳の紅葉 2017.09.17 |
カメラを右側に向け待つこと数分 今辿ってきた北海岳斜面には燃えるように赤く染まる紅葉が山肌を彩っていた |
霜で彩られたウラシマツツジ 2017.09.17 |
霜化粧したチングルマの紅葉 2017.09.17 |
この日の朝も相当に冷え込んだ 北海岳からの帰り道、道ばたのチングルマは霜で縁取られ見事な色彩をみせてくれた |
夕刻の旭岳山頂から 2017.08.19 |
テント泊装備・中判カメラ一式を担いでの旭岳の登りは久しぶりにきつかったが、トムラウシから比べると時間もかからず、可なり楽ではあるが、急斜面のザレ場が続く登りは年齢的にもこたえる 早い出発だったこともあり午前中に裏旭のテン場に到着した 夕方日没前に旭岳に登り撮影のチャンスを待つが、思ったような好条件にはならず、ザレ場の急斜面を下りテン場にもどる |
熊が岳の笑う雪渓 2017.08.20 |
昨夜のテン場はガスが一晩中漂い、フライシートはべたべた、未明の出発予定時刻になってもガスは晴れず、躊躇したが天気予報を信じガスの中、間宮岳に向け出発する 予定していたポイントに到着しチャンスを待つが、いっこうにガスがはれずテン場に引き返す |
間宮岳から夜明け前のお鉢平 2017.08.21 |
昨日のテン場は夕方近くになって単独の登山者が到着し、あわやひとりぼっちの一夜かと覚悟をしていたが、やれやれといった感じで一安心 早めの夕食を済ませ眠りにつく 昨日同様未明にテン場を後に、昨日と同じ場所で撮影チャンスを待っていたが、思ったような良い条件にはならなかった |
間宮岳から旭岳 2017.08.21 |
いつも見慣れている旭岳とは全く違った表情を見せる旭岳 山全体が朝陽に赤く染まり、一日が始まる |
トムラウシ山を遠望 2017.08.21 |
姿見の池の畔から 2017.08.21 |
旭岳の裏側を登り返し、旭岳の山頂を経由して姿見の池に辿り着く 足はガクガク一昨年の同コースの時から比べると足取りは軽やかとはいかなかったが、姿見の池周辺は夏の終わりをつげるような佇まいが漂っていた |
南沼を見下ろす 2017.07.26 |
ほぼ一年ぶりに南沼を訪れる 昨年は8月上旬でも多くの雪渓が残っていたが、今年は雪解けが早い |
既にチングルマの最盛期は過ぎていた 2017.07.26 |
既にチングルマの群落は最盛期を終えていた さぞかし見事な絶景をみせていたのではないかと想像する |
僅かに咲いていた湖畔のチングルマ 2017.07.26 |
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南沼の畔から 2017.07.27 |
山頂への道ばたに咲くイワブクロ 2017.07.26 |
日没前、山頂からテン場にもどる登山道脇に咲くイワブクロ 遠く十勝連峰の山並みが浮かぶ |
沈みゆく夕日に染まる南沼 2017.07.26 |
登山道の先にヒグマがこちらを見つめる(下山中) 2017.07.27 |
前トム平からコマドリ沢に向かうガレ場を横断する登山道を横切るヒグマ 鈴の音に気づいたのかこちらを見つめる 熊スプレーを持っているとはいえ、緊張の一瞬 |
登山道に残されたま新しいヒグマの足跡 2017.07.27 |
先ほどのコマドリ沢上部でのヒグマ出没の緊張もさめやらぬなか、カムイ天上に向かう新道に足跡が どう見ても真新しい |
北海岳斜面に咲く白花のイワブクロウ 2017.07.14 |
黒岳のテントサイトを未明に出発し、北海岳の登りで日の出を迎える 昨年は最盛期を終えかかっていたイワブクロの白花が朝一番の日差しを受け咲き誇っていた |
白雲岳避難小屋をあとに振り返る 2017.07.15 |
昨日は白雲の小屋に泊まる予定でいたが、海の日の前ということもあって、午前中で避難小屋は略満杯状態 すし詰め状態で寝るのはいやなので、テント泊に変更するが、テン場も略満杯状態 ほどよいスペースを確保しテントを設営する しかし、夕方から雲行きが怪しくなり、強風が吹き荒れ一晩中続き、お陰で一睡も出来ず朝を迎え、足取り重く帰路につく この後、黒岳を経由して層雲峡に下山する |
薄雲に霞む十勝岳 2017.07.09 |
せっかく上ホロに来たのだから、上ホロの避難小屋まで足をのばす 上ホロをまく道を辿り水場に降りて避難小屋で休憩して、上ホロに登り返し山頂を経由して往路を下山する |
エゾコザクラの群落(上ホロ小屋付近) 2017.07.09 |
上ホロの小屋の廻りでは、エゾコザクラの群落がひろがりいまが、今が真っ盛り |
白雲岳分岐への登りから 2017.06.28 |
入山した早朝の空模様は東の空に薄い雲がたちこめ撮影を諦めたが、日中はまずまずの天気 小屋にじっとしているのも退屈なので、白雲岳に向かって避難小屋を発った |
白雲岳分岐で拾った黒曜石の破片 2017.06.28 |
白雲岳分岐まで急な登りと長い雪渓をのぼりつめ、白雲岳分岐手前で道ばたに光る物を発見した この黒光りする石の正体はまさしく黒曜石である 以前新聞や、書籍等で白雲岳付近には『白雲岳遺跡』といって、縄文人がこの石をかつぎ『矢じり』にして使っていたらしく、多くの黒曜石の矢じりが発見されているという ちなみに六千年から二千年まえ(縄文中期から晩期)の遺跡とのこと なぜこのような石を担ぎ矢じりをつくっていたのかは、いまだ解明されておらず全てがナゾだとのこと(国立公園の中のため大がかりな発掘調査はできないとのこと) 平成11年11月10日の北海道新聞朝刊より |
白雲岳から裏旭の雪渓模様 2017.06.28 |
ギンザンマシコの雄(白雲岳山頂にて) 2017.06.28 |
ふだん滅多にお目にかかることのできない、珍しい鳥に白雲岳山頂で出会う ギンザンマシコの雄で上半身が赤味をおびた鳥 羽には白のストライプ状の模様があり、顔はある人の言わせれば『原始人』に似ているとのことだが、とてもきれいな高山鳥で、忙しそうに白雲岳の山頂を飛び回っていた |
白雲岳避難小屋からの夜明け 2017.06.30 |
富良野岳分岐から十勝岳 2017.06.20 |
いくらか空気は霞んではいるが絶好の登山日和 富良野岳分岐から高く聳え立つ十勝岳を望む |
道ばたに咲くミヤマキンバイソウ 2017.06.20 |
富良野岳への登り道の脇に咲くミヤマキンバイソウ 今まで長かった道のりの疲れを癒やしてくれる |
三峯山の稜線から富良野岳 2017.06.20 |
富良野岳で360度の大パノラマを楽しんだあと、時間に余裕がありそうなので下山のコースは三峯山を経由して上富良野岳から下山する道を辿った 三峰山の稜線にはキバナシャクナゲ等の群落がいくつもあり、飽きることのない道のりだった |
十勝岳山頂から富良野岳 2017.06.14 |
山頂までの道のり、途中2回ほどの通り雨に遭い雨具を着たり脱いだりしながらも、めげることなく山頂に立つことができた |
雪渓に覆われた姿見の池と旭岳 2017.06.06 |
朝から快晴の旭岳 姿見の池上部まで一面の雪渓が続く |
遭難者の捜索か? 2017.06.06 |
姿見の池を過ぎ、七合目の尾根上から右下方向を見下ろすと4名ほどの人影が動く 雪渓上とはいえ今時登山道を外れての行動に疑問をもちつつ見つめていると、4名別々に雪渓の切れ目に沿って何かを探している様子 頭をよぎったのは昨年秋に遭難(数日間捜索したが発見に至らず捜索打ち切りとなった)した登山者の捜索をしてるのではと思いつつ山頂を目指した |
旭岳山頂からトムラウシ山を遠望 2017.06.06 |
暫くぶりの登山で、足腰は軽やかとはいかなかったが、12時前に山頂に立つ ほぼ一年ぶりの旭岳、快晴下360度の山岳風景を存分に堪能する |
残雪に覆われた山頂 2017.06.06 |
毎年見慣れた風景だが、いつみても飽きることはない 天候に恵まれ大雪山の全貌が略見渡せる大パノラマだった |
成長したエビのしっぽと上ホロ 2017.03.26 |
凌雲閣駐車場から、1時間ほどかけ上ホロが見渡せる尾根に登る 尾根上には点在する大小の岩にエビのしっぽが大きく成長し、自然環境の厳しさを感じさせる |
烈風の爪痕旭岳 2017.01.17 |
朝から快晴の中、夫婦池の近くの斜面には大小のシュカブラができていて、強風の凄まじさが創る雪の造形美をしばし堪能する |
烈風の爪痕旭岳Ⅱ 2017.01.17 |
ワイドレンズで低い位置から撮影してみた 現物は小さな風紋だが、幾筋もの集まりが創り出す大自然の造形美 |
姿見の池横にたつ旭岳石室 2017.01.17 |
夫婦池周辺から姿見の池に向かうあたりから、上空には雲が流れ曇ってきた 山の天気は変わりやすいとはいうが、先ほどの快晴から嘘のような空模様 この後は回復することはなかった |