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ダイアリー

上ホロカメットク山で日の出を迎える 2018.10.14

 深夜に十勝岳温泉を出発し夜明け前に上ホロの山頂に立つ うっすらと雪化粧した十勝岳を朝一番の光りで撮るのが目的だ 東の空には雲海が広がりやがて黄金色に輝く太陽が顔を出す

雲上に浮かぶ十勝岳 2018.10.14

 夜明けから数分後、東から雲が流れだしうっすらと雪化粧した十勝岳が雲上に浮かぶ

東の空には大きな雲海が 2018.10.14

押し寄せる雲と富良野岳 2018.10.14

氷化した『エビのしっぽ』と富良野岳 2018.10.14


色鮮やかな滝見沼 2018.09.25

 数年ぶりに訪れた滝見沼は、期待を裏切ることなく紅葉のピークを迎えていた 欲を言えば陽が差してほしかったが、うっすらとかかった雲は晴れることはなかった

高根ヶ原の稜線と緑沼 2018.09.25


緑岳から色づく第一、二花畑を俯瞰する 2018.09.18

 緑岳のガレ場から時折雲間からの日差しに鮮やかさを増す第一・第二花畑 この後強風は収まることなく、雷がなり始めアラレ交じりの冷たい雨に容赦なくたたきつけられる

昨夜から積もった雪 2018.09.19

 昨夜から降り続いた雪が小屋の周りを純白に変えた

雪に覆われた板垣新道付近と緑岳 2018.09.19

 時折青空が現れ、視界が開ける 相変わらず強風は収まらない時間が続く

白雲岳避難小屋 2018.09.19

 分厚い雲が上空を強風に乗って流れる中、時折差す日差しに白雲小屋周辺の白・赤・緑の彩りがきれい

日の出直後の緑岳の稜線 2018.09.20

雲間からの日差しに輝く錦秋の高原温泉沼 2018.09.20

 3日目の午後になり、天気は回復してくる 昼食後、急いで身支度を整え、高根ヶ原の高原沼を見渡せるポイントに向かう 時折差す雲間からのスポットライトに高原温泉沼の紅葉は一段と輝きを増す

雲上のトムラウシ山 2018.09.21

 4日目の深夜、空は満点の星空で高根ヶ原方向には暗いながらも厚い雲が流れている この分だと夜明けまで持ちそうな感じなので白雲岳分岐下の撮影ポイントで夜明けを待つ 

小泉平からトムラウシ山を望む 2018.09.21

 ここ数日吹き荒れた強風もやっと収まり、今まで3日間のうっぷんをはらすかのように歩き回る

初冠雪の旭岳(小泉岳から) 2018.09.21

白雲岳から裏旭を望む 2018.09.21

白雲岳の大岩とトムラウシ山 2018.09.21

緑岳山頂から 2018.09.21

 早朝から白雲岳周辺を歩き回り下山の準備をして白雲小屋をあとにする 緑岳から眺める山肌はいたるところにナナカマドの紅葉が点在する 何度見ても飽きることのない景色だ


夕日に染まる雲とトムラウシ山 2018.09.10

 白雲小屋で夕食を済ませた後、夕暮れ間近な空が赤く染まりはじめ高根ヶ原には大きなピンク色に染まった雲が流れる 大自然のドラマチックな演出だ

初秋の白雲避難小屋と高根ヶ原 2018.09.11

 紅葉のピークには少々早い白雲岳避難小屋の朝

白雲岳のナッキー 2018.09.11

 白雲岳の岩場に頻繁に現れたナッキー

色づくナナカマドと緑岳 2018.09.11

岩肌が赤く染まる 2018.09.12

雲海に浮かぶ阿寒の山々 2018.09.12

チングルマの紅葉と遠くトムラウシ山 2018.09.12


トムラウシ山頂越しに表大雪を望む 2018.08.03

 1年ぶりに訪れた南沼キャンプ指定地周辺は、既に花の最盛期は終わっており、水源の雪渓も7月後半の気温の上昇でかなり減った様子 今年もこの山の頂に立つことができ、健康のありがたさをしみじみと感じる 遠く旭岳・白雲岳など表大雪の山々がほんのりと霞んで見ることができた

トムラウシ山頂付近から俯瞰 2018.08.03

雲海に浮かぶ十勝の山々 2018.08.04

 3日目は下山予定日で2時頃の上空は高曇りで、山頂での景観はは期待できそうもないものと判断し再び寝込んでしまう しばらく経ち目を覚まし外を見ると遙か十勝岳の方は雲海が一面に流れていた 身支度もそこそこに取りあえず、カメラだけを持ってトムラウシ山の中腹まで駆け上がる やがて雲海に浮かぶ十勝の山々が朝日に赤く染まってゆく情景が目前に広がる

南沼の雪渓は既に溶けていた 2018.08.04

 今年のトムラウシも今日で見納めということで、取りあえず南沼が見渡せるポイントに立つ いつもこの時期あるはずの雪渓が全く解けてしまっている やはり7月下旬の気温上昇の影響であろうか またこれはこれで見応えのある景色である


一面に咲くエゾコザクラ(白雲分岐下) 2018.07.24

 銀泉台から入山し白雲岳テントサイトにテントを設営後、時間もあったので白雲岳に向かう 途中白雲分岐下の大きく残る雪渓が解けるのを待ちかねたように、エゾコザクラの群落が目に入る

日の出前の高根ヶ原とトムラウシ 2018.07.25

 前回の反省も含め、夜明け前に緑岳の撮影ポイントに立つ 高根ヶ原を這うかのように流れる小さな滝雲が見られたが、時間とともに規模は小さくなり次第に消えていった

ヒグマと遭遇(お鉢平) 2018.07.26

 入山3日目白雲から裏旭に向かうお鉢の稜線を歩いていると、お鉢の斜面の下で黒い動くものを発見 1年ぶりにヒグマと遭遇する なかなか会いたくても会えないヒグマだが、予期しないときに会うものである 稜線とお鉢の下でかなりの距離があるので若干の緊張感はあるものの、ヒグマの動きを見ながらの贅沢な山歩きである

赤い太陽(旭岳から) 2018.07.27

 昨夜はとうとう他のテント泊の登山者はなく、自分一人がこの裏旭のテン場に泊まった 夕暮れからアルコールで緊張感をほぐす 深夜小用で起きてみると満月に近い月が周りを照らしていたので、それほど緊張感はなかった 早朝ゴミ袋と臭いのしそうな食料を背負っての裏旭の急な登りを上り詰め夜明け前の旭岳に立つ やがて東の空から太陽が顔を見せる 上空の薄雲の関係か真っ赤な太陽が姿を現す

日の出直後の表大雪の山々(旭岳から) 2018.07.27

トムラウシを遠望する(旭岳から) 2018.07.27

 旭岳からは遠いトムラウシ山を遠望する 今年もあの山頂に立とうと思っている

北鎮分岐下のお花畑(1) 2018.07.27

 北鎮分岐下の大きな雪渓が解けた後に咲く一面のチングルマの群落

北鎮分岐下のお花畑(2) 2018.07.27

 同じく北鎮分岐下の雪解け水の流れる反対側にはエゾコザクラとミヤマキンバイの群落 水の流れを境に左右全く違った花の群落が可憐な花を咲かせていた

沈みゆく皆既月食前の月(黒岳から) 2018.07.28

 昨日は黒岳石室でテント泊ここ数日は風も弱く快適な山旅ができた 最終日の朝、黒岳山頂に久し振りに立つ 間宮岳上空の月が欠けていることに気づき、たしか深夜起きたときには満月だったはずなので不思議に思っていた 帰宅後新聞に載っていた記事で皆既月食だったこを知った(北海道は月の入りが早いので皆既月食をみることが出来ないとのこと)

ご来光(黒岳から) 2018.07.28

朝日に焼ける表大雪の山々 2018.07.28

 言わずと知れた朝日に焼ける表大雪の山々 この景色を見るのは何年ぶりであろうか この写真に憧れて何度も撮影に通ったことがなつかしく脳裏をよぎる

御蔵沢熔岩流跡(中央)と白雲岳 2018.07.28

 遠い遠いその昔、北海岳付近から噴出した溶岩が流れだした跡を御蔵沢溶岩流と言うらしい(右上から左下の沢状のあと) 太古の昔、お鉢平など大きな湖があり、大きな年月を経て今の山並みが形成されたことを想像すと自分の人生はほんの一瞬にすぎず、ちっぽけなものであることを実感する


中岳温泉付近のリュウキンカ 2018.07.14

 7月に入ってから良い天気は続かず山に入るチャンスがない おまけに気温も上がらずイライラした毎日を過ごしていたが、ここは天気のせいにしても仕方がないと前向きに考え、裾合平から中岳分岐まで日帰りで登る 登山開始から雨が降ったり止んだりの繰り返し 幸いにも風はなく久し振りに山の雰囲気を十分に味わうことができた ここ最近気温が上がらず裾合平のチングルマは大半が雪の下 開花はまだまだ先のようである そんな中、中岳温泉付近のエゾノリュウキンカは今が見頃の時期をむかえていた この景色を見られただけでも登ってきた甲斐があった


朝日に焼けるトムラウシ山 2018.06.26

 今年初めての山中泊、2日目の朝は緑岳で日の出を迎えようと思ったが、2時頃起きてみると空模様はあまりよろしくないので寝てしまった 日の出時刻に起きてみると赤く焼けた高根ヶ原とトムラウシが目に入る 慌てて小屋の前にカメラをセットして数枚撮影する いつもと変わった滝雲等の流れもなく平凡な風景ではあるが、やはり撮影ポイント(緑岳)に行くべきだったと深く反省する


旭岳山頂から 2018.06.05

 昨年10月以来の山歩きに年齢的な衰えを感じつつ旭岳の山頂に立つ まだまだ残雪に覆われた大雪山の山並みを山頂から見るのは久しぶり これから夏山のシーズンが始まる

旭岳から遙かトムラウシ山を望む 2018.06.05

 山頂からの帰路、疲れた足にムチを打ち一気に姿見の池まで降りようとしたが、途中足が滑って転けてしまった 幸い岩石ががなく大事には至らなかったが、注意して降りなければと肝に銘じての下山だった


樹氷咲く十勝岳温泉 2018.01.17

 眩しいほどに樹氷を纏った温泉周辺の木々 雲一つない青空にいっそうの輝きを見せる

樹氷咲く十勝岳温泉その2 2018.01.17

えぞ松林と上ホロ 2018.01.17

 この時期、足跡でズタズタになる雪面も今日はきれいな状態 先日の雪で大きな団子状になっているのではないかと期待していた樹氷も、思ったほど付いてはおらず少々残念だったが、この光景を見られるだけでもラッキーだ 

夕暮れ迫る上ホロ 2018.01.17

 この時期いつも登っている上ホロが見渡せる尾根に向かう 先日の旭岳界隈を歩いたとはいえ、足腰は相当なまっていてスノーシューでの急な登りはけっこうきつかったが、ほどなく尾根上にたどり着く

風雪の爪痕 2018.01.17

 尾根の最上部は風の通り道 雪面は荒々しく削り取られ烈風のものすごさを想像する 


厳冬の旭岳石室 2018.01.11

 一昨日の大荒れのあと、昨日の大雪で姿見の池周辺は新雪に覆われ、思い描いていたシュカブラ(風紋)はすっかり消えていた


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