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 NPO(特定非営利活動)法人) 
       
環境芸術ネットワーク


「環境芸術ネットワーク」とは?

美術を中心とする「芸術」と自然「環境」が好きな静岡市を中心とする市民らで組織する会です。
私達は、「人間の知恵」と「自然環境」のバランスを取ることが必要だと考えて出発しました。主な活動は、「虹の美術館」の管理・運営とともに、「環境芸術」をテーマに考えていくことにあります。そのためのNPO(非営利組織)です。2000年8月に静岡県からNPO法人の認証を受けました。現在の会員は、25名で、美術愛好家、美術館学芸員経験者、大学教員、サラリーマン、主婦などで構成されています。

「虹の美術館」との関係は?

「虹の美術館」とは、アイオー・池田満寿夫・磯辺行久・アンディウォーホル・ヨーゼフボイスなどの20世紀後半を代表する国内外の美術家達の作品(会員が所有する作品を中心にして)を展示する現代美術館です。「環境芸術ネットワーク」が虹の美術館の管理・運営を行っています。

環境芸とは?

環境芸術(エンバイアラメンタル・アート)は、1960年代にアメリカを中心に世界的な美術運動のひとつとなりました。「場」との関係性が強く、都市や科学との関係では「ライト・アート」や「ヴィデオ・アート」などがあり、自然をテーマにしたものとしては「ランド・アート」や「アース・ワーク」などがありました。特に、自然環境を「場」として芸術を提案する作品としては、日本では、「位相−大地」(関根伸夫)、海外では、「囲まれた島々」(クリスト)などが有名です。しかしながら、私達は、自然を利用したり、自然を乗り越えるような20世紀型のランド・アートなどの環境芸術とは異なり、自然環境と美術が対等の価値とする「エコロジカル・アート」を模索するものです。

1998年「藤枝市民の森−天の渦」E・S研究会
(この作品は、アーティスト・生態学者・デザイナーの
三者がコラボレーションで実際に制作されたものです。)