虹の美術館の概要
展覧会のお知らせ
NPO法人環境芸術ネットワーク
館長のひとり言
ミュージアム・コレクション
Main Works Collection
<虹の美術館で見ることができる、主な美術家です>
靉嘔(アイオー)
1931年茨城県生まれ。本名:飯島孝雄。現代美術の世界では「虹」の発見者として、海外でも知られている芸術家です。20代でニューヨークに渡り、現代美術の洗礼を受けながら、独創的な芸術の必要性を感じて到達した世界が、「可視光線」の虹色の存在だった。日本では、虹の作家として定着していますが、ニューヨークでは、「フィンガーボックス」やパフォーマンスなどの作品から、触覚・聴覚などを含めた五感の芸術家として知られています。
瑛九(エイキュー)
1911年宮崎県生まれ。本名:杉田秀夫。日本を代表する戦後初頭の前衛美術の先駆者のひとりです。
既成の美術団体や権威を拒否し、公募展にいっさい出品しないことを指針にしたデモクラート美術家協会は瑛九が中心となって結成されました。メンバーの中には、美術家の靉嘔・池田満寿夫・磯辺行久・河原温・吉原英雄、写真家の細江英公、デザイナーの早川良雄・山城隆一などの、後に日本を代表するアーチスト達がいました。
池田満寿夫
1935年満州生まれ。’55年靉嘔らとグループ「実在者」を結成。靉嘔を通して瑛九を知りデモクラート美術家協会に参加する。’66には、第33回ヴェネチア・ビエンナーレ版画部門で大賞を受賞するなど日本を代表する版画家です。
磯辺行久
1935年東京生まれ。’55年にデモクラート美術家協会に参加。東京国際版画ビエンナーレ展やサンパウロ・ビエンナーレに出品する。ニューヨーク定住後に、ペンシルベニア大学大学院でエコロジカルプランニングを学び、アメリカや日本でエコロジカルプランニング(生態計画学)の普及に努める。
アンディ・ウォーホル
1928年アメリカ生まれ。大学でデザインや絵画を学ぶ。コマーシャルアーチスト・イラストレータとして活躍後、フォト・シルクスクリーンの作品キャンベルスープ・マリリンモンロー・毛沢東などの作品を発表する。アメリカを代表するポップアートの旗手のひとりです。
上記以外の作家達
荒川修作・泉茂・大沢昌助・オノサトトシノブ・川俣 正・小林健二・菅井汲・関根伸夫・細江英公・吉原英雄・李禹煥・ヨーゼフボイス・クリスト・ジョンケージ・ナムジュンパイク・フランクステラなど