斉南・上海

青島、し博泰山曲阜(1)曲阜(2)

曲阜発斉南

バスにて約2時間半の行程

バスに乗っていて気づいたこと中国の車は、追い越すときクラクションを必ずと言って良いほど鳴ら

す。ただし、そのならす理由は、追い抜くから注意しろと注意を喚起する意味合いで、前を走って

いる車に対して邪魔だから道を空けろと強要しているのではないと言うことがその鳴らし方から

感じられる。

斉南市の観光

斉南市山東省の省都、人口は山東省最大、市街地だけで320万人と言われている。

また、中国古代には、泉城とも呼ばれ、街のあちこちから水がわき出ており、家々に

泉ありとも言われたと伝えられている。

斉南市の大明湖

大明湖

湖面の広さは47ha、周辺を含めた広さは70haあり、街の中の大きな公園となっている。この湖に

は、市内の幾つかの泉から今でも注ぎ込まれている。この公園は多くの市民が集る憩いの場所なの

だろう。

ホウ突泉

嘗ての水量を誇っていたときの泉

歴史的には2500年以上前の魯の桓公の時代に遡る。そのときから斉南72の名泉の筆頭にあげら

れ天下第一の泉と讃えられ多くの皇帝が訪れている。しかし、それらの多くの泉は涸れている。今は、

公園となり、その中の一部の泉には昔の姿を保たせるため、水道水を供給しているとか。

公園の中には、漱玉泉、馬ほう泉などと呼ばれる池があり、嘗ては有名な詩人や画家などがここで

詩を詠み絵を描いて来た。その一人、女流歌人の李清照は、特に有名とか。

この時期、中国も連休でもあり、多くの人が集まってくる様は何処も変わらない。

李清照記念館

山東省博物館

明代の木製の大型戦艦や7000年前の恐竜の化石の展示は興味を引く。また、明の朱元障の

第10子の墓から掘り出された1200体の兵士や馬に引かれた戦車などの埴輪が展示されていた。

これらは、秦の始皇帝の兵馬傭坑を真似たものなのだろうか。更に、動物の展示がありその中に

カンガルー(?)も含まれていた。

斉南空港

ここで青島から同乗してきたガイドの張さんと別れる。

上海

ガイドの張さんの出迎えを受ける。こちらは、新人のガイド、十分の好きな仕事に就けて今は楽しく

やっていると張り切っていた。

上海の朝の散歩

朝食を買う人々

この時期の中国、内需拡大のため1wの連休が設けられ、観光地は何処も人であふれている。逆に、

上海市内は静かになったとか。

上海外灘

外灘の散策

黄舗地区 旧市街と川を向こうには最新の高層建築が立林している。ここは人でごった返していた。

中国人も、西欧人も、日本人も集まってきている。

旧市街の建物は、古い西欧風の建物で今もその姿をとどめたまま使われている。

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