曲阜(1)
泰安発曲阜へ
バスにて所要時間約1時間
曲阜は
春秋戦国時代の魯の都。孔子の生地、現在は孔子の故里と言われ多くの人が訪れる人口約60万の都市。ここに来るには、鉄道がなく全てバスに頼っている。
孔林の構内

孔子の墓

孔子の息子と孫の墓


孔廟

曲阜観光
世界遺産三孔、孔廟、孔府、孔林の文化遺産を訪れる。
孔子林
孔子とその子息の孔鯉や孫の孔きゅうの墓があり、孔子家一族の墓となっている。広大な林で、
70万坪ともいわれている。有名な孔子の墓を見守ったという弟子の子貢廬もある。
これらの墓の前にたてられている石碑は明や元の時代の書家によるものである。
また、この中には魯時代の魯の城壁が一部のこっている。
孔林自体は最初は小さな墓所であったものが、その後に何度も修復され現在に広さになったとのこ
と。この時代は、日本の弥生時代か或いは縄文末期に相当することを考えるとそれが綿々として引き
継がれていることを考えると中国文化の底の深さと息の長さといったものを改めて感じる。孔子の現
在の評価と言う観点から考えると、大勢の人がどんな気持ちで訪れているのか知りたい気がした。
孔廟
800m*400mの広さを持つ。
金聲門、大成殿などの主な建物は、明代のものが多い。 文化的な遺産も多い。一つの石から彫り出
した13匹の竜の柱、「ひいき」亀に似た動物で柱を支えている。柱の下敷きになっているように感じら
られる。
孔府
孔子一族の住居
建物から伺われる生活の形態は、皇帝のそれに近いのではなかったか、正妻の住居、第二第三婦人
の住居など。現在は77代目、ここには棲まず地位の高い職業に就いているとか。
孔子について
9月27日は誕生日、このときに誕生を祝っての祭りが開かれる。
小こう陵(小さなピラミッド)
孔子の里から斉南への途中世界一小さなピラミッドといわれている「小こう陵」による。

畑の中にある高さ10メートル程の泥盛りの上を石版で覆ったピラミッド状の小山明代にこのような形
に建てられたもの。今は、子供達がその上に登り遊び場になっている。