デンマーク旅日記

10月30日
 
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チボリ公園正面

市庁舎

ストロイエ入り口

ロイヤルコペンハーゲン

バング&オルセン
 この日はコペンハーゲンへ移動。一応練習をしていないか確認のためグラウンドまで散歩してみたが、ユース年代らしい選手達が居るだけで、能活の姿はない。早々に引き上げ、ホテルを出た。荷物があるので駅まではタクシー。この時点ではまだクリップカードのシステムがきちんとわからなくて、2ゾーンのカード1パンチで電車に乗り、車掌に「NO」と言われてしまった。パスポートを見せ、外国人だから仕組みがわからないのだとわかってもらう。

 ホテルはコペンハーゲン中央駅から歩いてすぐだ。そのあたりはホテルが多い。私たちが泊まったコンフォート・ヨーロッパは、部屋数のわりにフロントやロビーがこぢんまりしている。2基だけのエレベーターは、部屋のカードキイを差し込まないと呼べないようになっていた。やけに長くて、建て増ししたときに出来たらしい段差のある廊下を延々歩き、割り当てられた部屋に到着する。ま、物価の高いデンマークで日本のビジネスホテルと同じくらいの値段なのだから、しかたがない。大きなホテルチェーンで、コペンハーゲン市内だけでも数カ所あって、それがちょっとしたトラブルを呼ぶのだが、それはまたのちの話。荷物を置いて、取りあえず食事へ。

 一番の繁華街ストロイエまで15分くらいだろうか。途中チボリ公園の前を通る。基本的に冬は休業するらしい。とはいえ11月末からはクリスマス営業をするそうだから、ちょうど合間に来てしまったことになる。通りの入り口からすぐのところで昼食を取った。メニューの見方もわからないため、表の看板に写真が載っている店を選んで。食べ物事情についてはこちらの「デンマークの歩き方・食物編」をどうぞ。 このストロイエ通り、コペンハーゲンで一番繁華・・・ということは、この国で一番繁華な場所ということになるが、人口密度の高い日本と比べるべくもない。平日の昼間ということもあっていたってのんびりしたものだ。

 さして買い物好きでもない私だが、デンマークはデザイン王国、インテリア関係の店だけは事前にチェックしてきた。まずは超・メジャーなロイヤルコペンハーゲン。案外モダンなデザインの物もあると、HPで知って楽しみにしていた。安いB級品もあるそうだし。
 建物はいかにも老舗らしく歴史を感じさせる。階段の踊り場などもセンスがいい。ただ商品そのものは思っていたのと違っていて、食指の動く物はなかった。持って帰るのが大変なのにマイアミでも韓国でもパラグアイでも食器を買った私だったが─。

 後はぶらぶらとキッチン雑貨やインテリアの店などを見る。実はこの時探しているものがあった。カード会社のオフィスである。サポートデスクが設けられていて、いろいろ相談に乗ってくれるという。何しろ電車の回数券一つ取ってもちんぷんかんぷん、現地の日本人に聞くのが一番だ。
 だが、場所をメモした紙を忘れてきてしまったため、結局見つからず。(後にこの繁華な通りではなく駅前にあるとわかるのだが)足も疲れたし引き上げることに。というわけで、一番行きたかったバング&オルセンにはいけず。

 いったん落ち着くと外食に出るのが面倒になり、夕食はホテルのレストランですませる。ブッフェ形式になっていてどうやらそれ以外の物はないらしい。飲み物だけはカウンターの前で注文し、そこで支払いをする。・・・ということはタダ?夕食が?半信半疑だったが、チェックアウト後に確認しても料金はかかってなかった。結論としては、平日・宿泊者に限り食べられるようだ。なにはともあれ、不自由な英語で注文しなくてすむのはありがたい。名物だというニシンの酢漬けなど食べてみた。

  食事後部屋に戻ってパソコンを少し触ったりしてみたが、相変わらずネットには繋げられず旅日記用のメモを取ったくらいでふたを閉じてしまった。夜遊びに出るわけでもなくそのまま就寝。後になって思うと、到着出発日を除き川口選手の顔を見られなかったのは、この日だけだった。

 

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