デンマークの歩き方

食物編
 
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写真1
サーモンのスモウブロウ

写真2
ホテルのバイキング(夜)

写真3
海老のスープ

写真4
怪しい(?)アジアンフード

写真5
ホテルの朝食

魚介類のスモウブロウ
 いい年をしてみっともないと思うのだが、私は食べ物の好き嫌いが多い。が、嫌いな物はほとんどが高級食材なので、幸いにも旅先で出てくることはなく苦労することはそれほど無いのだ。中東でも中央アジアでも今まで問題なし。とすれば北といえども欧州、困ることはないだろう。そう思って旅立った。

 基本的に朝はホテルで。泊まったホテルはどちらもパンと飲み物以外に、チーズや卵、ハム類、果物が用意されていて、朝食としては十分だ。海外で困るのが昼食。日本のように軽く麺類や丼物・・・というわけに行かない。普通のレストランに入れば夕食と同じようなメニューが出てくる。しかしありがたいことにデンマークにはスモウブロウがある。食パンの上に魚介類や肉・野菜などを乗せたオープンサンドイッチ。扱いとしてはオードブルなのだろうが、日本人の胃袋には昼食としてちょうど良い。街角には“スモウブロウ屋さん(?)”もあった。
 
  それ以外で軽く食べるには、スープとパン。具だくさんのスープは旅行中不足しがちな野菜も取れる。キオスクやコンビニには日本でいうところのサンドイッチがあり、街角にはホットドッグの屋台も出ている。試合会場にはあまり食べ物は売られていないので、買って持っていくのもいいだろう。コペンハーゲンにいくつもあったセブンイレブンは、一見お菓子屋さんに見えるくらい甘い物が多い。日用品もあるが少しだけ。そういえばこの国でケーキのたぐいを食べなかった気がするが、どんな味だろう。朝食時に並んでいた“デニッシュペストリ”(現地でどう呼んでいるかは不明)は、かなり甘かった。

  2度ほどお世話になったのはアジアンフード。何国料理とはいえない怪しさがあるものの味は想像の範疇、麺類もありがたい。右の写真にあるココナツカレーのような物と、タイ風のヌードルを食べ、どちらも美味しかった。お店に来ているのはもちろんアジア系の人が多いが、現地人らしき人もそこそこ居る。ノアシェランではイスラム系の人も見かけた。

  その他結局店は見つけられなかった韓国料理、元から行く気もなかったけれど日本食と、コペンハーゲンでは食事に不自由することはなかった。が、ノアシェランではそうはいかない。駅前にあるのはなぜか中華料理店だけ、ホテルのレストランは本格的すぎてメニューを読むのも面倒だ。結局お世話になったのはホテルのカフェ。豚肉を使ったハヤシライスもどき、品切れだったがメニューにはパスタもあった。因みにデンマークは豚肉輸出国である。

 後で考えてみると、いわゆる一つの“レストラン”にはほとんど入らなかった。英語のメニューはあるのだが出てくる料理が想像できないし、量が多そうだからだ。また物価が高く東京なみ、へたをすると東京以上なので、値段の見当がつかない所は敬遠してしまって。とはいえ「これがデンマーク料理」という物がわからないまま帰国したので、次回はぜひそういう物を食べたいと思う。

 

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