自由が丘 じゆうがおか Jiyugaoka 東急東横線・大井町線 |
|
人通りが絶えないショッピング街 |
となりの田園調布からも人が多く来る |
沿線の光景(都立大学駅から) |
〔東急東横線 都立大学駅から〕
中目黒駅からほとんど高架上を走っていた東横線であるが、都立大学駅をでてしばらくすると高架から地上に降りる。線路は依然としてほぼ直線であるが、住宅街の中を地平で行くため、踏切が多くなる。立体交差化が進んだ東横線においては、踏切がこれほど残る区間は珍しくなった。そのまま電車は築堤に進み、有名な亀屋万年堂を右手に見たあと、右には線路沿いに並ぶひかり街、左にも商店街を見つつ自由が丘駅に到着する。
〔東急大井町線 緑が丘駅から〕
緑が丘駅と自由が丘駅の双方とも目黒区に属する駅であるが、大井町線は緑が丘駅を出るとすぐに世田谷区に入る。このあたりでは世田谷区と目黒区、大田区の区域が複雑に入り組んでいるが、区が違っても光景にそれほど変化は無い。電車は住宅街を見ながら築堤の上を真っ直ぐ走り、再び目黒区に入ると左にカーブを切り、地平に降りると自由が丘の街の中に入る。商店が多くなり、踏切を渡ると自由が丘駅である。
駅案内 |
大井町線とも接続する東横線の重要駅のひとつである。特急運転開始以来、各駅停車のほとんどが特急か急行との待ち合わせを行う。大井町線との乗り換え客も多い。新玉川線開業以前は田園都市線沿線から渋谷へ向かう人も、大部分がこの駅で東横線に乗り換えていた。地上を走っている大井町線のすぐ上を東横線が乗り越す形となっているため、駅の階段の位置取りには苦労しているようだ。永らく変化が乏しかった駅構内は2005年ごろから、改良工事が進められ、エスカレーターやエレベーターも設置された。
駅周辺は商店街が発達し、昼は家族連れ、夜は学生を集めて賑わいを見せている。商店街の充実度は渋谷にひけを取らず、東横線沿線では一番であろう。駅から少し歩けば静かな住宅街であるが、駅から南側へ向かって歩くとすぐに世田谷区奥沢に入る。目黒線奥沢駅の方が近い不動産物件でも、自由が丘駅が近いことを強調する広告が多いので、少し戸惑う。
駅周辺には踏切が多い。特に大井町線はすぐ上に東横線が走っているため、高架での立体交差化は困難である。駅周辺の道が狭いこともあいまって、道路交通には不向きな土地である。
駅前ロータリーには女神像 |
東横線のホームは大井町線ホームの上 |
|
周辺案内 |
〔見どころ〕
熊野神社…徒歩7分。
女神像…北口から徒歩すぐ。駅前ロータリー。
奥沢神社…徒歩5分。9月に大蛇のお練り行事が行われる。
〔教育・医療機関〕
自由ヶ丘学園高校…北口から徒歩7分。1930年創立。
玉川聖学院中学校・高校…北口から徒歩7分。九品仏駅から徒歩3分。
魚菜学園…南口から徒歩1分。料理の専門学校。
東京体育専門学校…北口から徒歩5分。
奥沢病院…南口から徒歩7分。または奥沢駅から徒歩2分。
東京工業大学大岡山キャンパス…大岡山駅から徒歩すぐ。
〔商業施設〕
亀屋万年堂…北口から徒歩すぐ。王貞治氏のCMで有名。
自由が丘東急プラザ…北口から徒歩1分。
自由が丘とうきゅう…北口から徒歩2分。
ランキンランキン…駅改札内。
テコプラザ…北口から徒歩すぐ。
マリ・クレール通り…南口から徒歩すぐ。
自由が丘ひかり街…北口から徒歩2分。
自由が丘デパート…北口から徒歩すぐ。1953年設立。日本でも早くから「デパート」という名称を使ったところでもある。
自由が丘メルサ…南口から徒歩2分。
大丸ピーコック…北口から徒歩5分。
〔その他〕
ケニア共和国大使館…北口から徒歩15分。
〔路線バス〕
東急バス…深沢、駒沢公園、八雲、三軒茶屋、渋谷方面。
〔関連サイト〕
自由が丘オフィシャルガイドウェブ…自由が丘商店街振興組合が作成。
東急大井町線の旅…大井町線の歴史、各駅の紹介など。
大井町線ホームに直結する南口 |
南口の目の前を通るマリ・クレール通り |
駅データ |
乗換駅だけあり駅構内は階段が多い |
大井町線は地平を走る |
|
|