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鉱物関連書物などのレビュウ。

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『Lazur 透きとおる石』
大谷芳久・コレクション/畠山直哉・撮影
 今は無き出版社「ペヨトル工房」の本です。
 ペヨトル工房は2000年4月30日に解散してしまったのですが、この出版社が発行していた本はどれも個性的。「夜想」シリーズと聞いて、ニヤリとされた方はかなりの(?)通と言えるかも。
 さて、そんなペヨトル工房が出版した本の中に、本書『Lazur』がありました。いわゆる鉱物の写真集です。

 私はずいぶん前(書店にペヨトル工房の本が流通していた頃)にこの本と出会いました。恐らくこの本が発売された当初(1997年)だと思います。
 表紙の美しい結晶の写真に魅かれ、本を手に取りました。
 が、当時の私にとってこの本の値段(2500円+税)は結構なお値段。結局、その時は買わず仕舞いで、あとから無性にこの本が欲しくなって、探し回って何とか入手することができたのでした。

 この本には全部で65点もの標本写真が掲載されています。
 そのどれもこれもが言葉を失ってしまうほど、とても美しいものばかり。
 ところどころに添えられた言葉が、これまた怖いほどに鉱物に似合っていて、圧倒されてしまいます。
 とにかく美麗。雰囲気抜群。私の一番好きな「鉱物写真集」と言っても過言ではありません。
 「なぜか眠れない…」なんていう夜に、ランプの明かりを頼りに開きたい一冊です。

 ただ惜しむらくは、出版社が解散してしまったために、入手がとても困難だということです。
 (※こういった事情からこの本のタイトル部分のリンクは切れています。ご了承ください)
 ペヨトル工房のホームページに、現在もこの出版社の本を取り扱っている数少ない書店の情報がありますので「欲しい!」と思われた方は、探してみてくださいね。
 在庫がなくなってしまったらそれで「おしまい」。運が良ければ古本屋さんで出会えるかも?という希少モノですから、お早めに(あ、限定50部の特装本もあったそうです。お値段は通常版の10倍ですけども)
 「見つからないよ、どーしてくれるの!」という苦情は受けつけてませんので、悪しからずご了承下さい(^〜^;)
2004-04-02
2004-04-08
『ここ掘れ!プッカ』 O
2004-04-02
『Lazur 透きとおる石』 P
『夜想33 鉱物』 R
2004-02-16
『いちばん初めにあった海』 C
2003-06-13
『クリスタル・イノセンス』 O
『西の魔女が死んだ』 C
2002-05-20
『たのしい鉱物と宝石の博学事典』 R
『宮沢賢治 宝石の図誌』 P
2001-06-21
『パワーストーン百科全書』 R
2001-06-01
『楽しい鉱物図鑑』 R
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