こちらの本はその名の通り、博学事典。
なので、鉱物の写真はそれほど多くはありません。
カラー部分は表紙の他に8ページあるだけで、本文は白黒です。
でも、内容はかなり充実していて、面白い話がたくさんつまってます。
メジャーな鉱物(水晶とか、ラピスなど)の分かりやすい説明&歴史や伝説などから、鉱物の見分け方、調べ方、保管方法、鉱物採集に出かける人向けのアドバイス、参考書籍の紹介から博物館などなど。
色んな情報がイラストやモノクロの写真付きで載っているんです。
本文も各項目に別れていて、それがシンプルにまとまっているから、すごーく読みやすい!
しかも本のサイズが小さいから、持ち運びにも便利です。
私は時々この本を開いては読みふけっています。私にとっては一気に読むというよりは、時々ぱらぱらめくって楽しむ読み方が、合っているようです。
「とっつきにくそう」と思っておられる初心者の方にこそお勧めです。
写真は少ないですけどね…でも、とっかかりとしてはベストだと思いますよ♪
これを読んでから、『楽しい鉱物図鑑』などの本を読めば、理解度も増すこと間違いなしです。
(私は順番が逆だったので、最初はチンプンカンプンでした…あ、これは今もか)
まだこの本を手にしたことがない、あるいは購入を考え中という方は、私のように写真がないからと敬遠せずに、ぜひお手に取ってみてくださいねっ(^_-)-☆
2002-05-20