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A.パソコン用語、方言集


用 語
用  語 意     味

 1
LAN「ラン」 Local Area Network。ローカル・エリア・ネットワークの意味。従来は同一建物内に配線されたネットワークケーフルに端末を接続しホストコンピュータ(サーバ)に接続するものを言った。現在は、ルータ等に接続されたモデムやTAを経由し、外の世界(InterNet)に接続されていることが多い。

 2
リソース I/Oアドレス、割込みレベル(IRQ)、メモリアドレス、DMAを含めた情報、設定した値。

 3
I/O「アイオー」 入力/出力(Input/Output)する機器のことを言う。ディスプレイモニタ、キーボード、プリンタ等をさす。
I/Oアドレス I/O が使用しているアドレス(住所と思って)を差す。
手紙を出すのに住所や、郵便番号が有るようにI/Oがある場所(I/Oアドレス)を16進数で表す。これを経由してBIOSやOSはハードウェアを設定、制御を行う。

 4
割込みレベル(IRQ) I/OがCPUに対して何かデータを送りたい時に出力する信号の番号。この信号は一旦、割込みコントローラを経由してCPUに送られる。CPUはこれを受取ると、現在処理しているプログラムを中断しI/Oからデータを受取る。

 5
ISA「アイサー」 AT互換機(ディスクトップタイプ、タワータイプ)に広く採用されているインタフェースの名称。現在は、バス幅が16ビット、8MHzのクロックスピードでは遅くまた、I/Oアドレスや割込みレベルなどを設定しなければならない(PnP対応の物を除く)ため、PCIインタフェースに置換りつつある(置換わった)が、パソコンに内蔵するタイプのモデムボードは、まだ現役なものが多い。

 6
PnP Plug&Playの略。パソコンに接続すれば、動作可能になること。古いISAタイプのボードの様にリソースを設定しなければならないわずらわしさを解消するための仕組み。OS(Windows95/98)とBIOS、そしてインタフェースボード/カードが対応していることが条件。

 7
PCカード 名刺サイズの大きさのカードで、ノートパソコンのメモリ増設用と日本で開発された。その後、I/OカードとしてモデムやLANも使用できるように使用が変更され現在に至っている。PCMCIAカードとも呼ばれることがあるが、PCカードが正式な名前である。

 8
Card Bus

PCカードは16ビットのバス幅、8MHzクロックで動作していたが、バス幅32ビット132MHzで動作する様に改善されたPCカードのインタフェースのこと。

Card Bus仕様のPCカードは、これに対応していない古いタイプのノートパソコンのPCカードスロットには物理的に実装することができない。

見た目上は、64ピンの同一形状のコネクタが使用されているが左部の突起の幅が太く変更されている。このために実装することができない。高い周波数で動作するので、カードのパソコン側コネクタには従来のPCカードにはないアース強化ようの突起物がある。

また、Card Busに対応しているノートパソコンは、16ビット幅のPCカードも32ビット幅のPCカードの装着可能である。

 9
PC パーソナル・コンピュータの略

 10
FD、HD フロッピー・ディスク(単にフロッピーと言うこともあり)、ハード・ディスクの略

 11
FDD、HDD フロッピー・ディスク・ドライブ略、ハード・ディスク・ドライブの略

 12

NIC

「ニック」

1)ネットワーク・インタフェース・コントローラ
広い意味では、LANカード/ボード、HUB、ルータ、ブリッジ、ネットワークに接続されたパソコンをさす。

2)ネットワーク・インタフェース・カード
狭い意味では、LANカード、LANボードをさす。「ネットワークアダプタ」はIBM社製のLANカードをさすことが多い。

パソコン屋はNICと言うと後者2)を一般的に差すが、ネットワーク屋(HUBやルータ設計、製造者)は、前者1)を差すことが多いようである。「ノード」とも言うことがある。

 13

 UTPケーブル

「ユーテーピィー」
 「アン・シールド・ツイスト・ペア」ケーブルの略。シールドなしのツイストペアケーブル。単に「TPケーブル」ということもあり2−08.ツイストペアケーブルの配線)

 14
STPケーブル 「シールド・ツイスト・ペア」ケーブルの略。シールド付きのツイストペアケーブル。

 15
 ISP 「インターネット・サービス・プロバイダ」の略。一般的には単に「プロバイダ」と称することが多い。インターネットに接続するサービスを提供する会社を言う。
  16  DOS窓 「MS-DOS」プロンプトのこと。実行の方法として「START」ボタン押下→「プログラム(P)」→「MS-DOS プロンプト」を実行すると実行(開く)することができる。

17
 NLP 「ノーマル・リンク・パルス」の略。10BASE-TのLAN機器が物理的にに接続された時(LANケーブルの接続)にHUBとHUB、またはHUBとLANボード等が出す信号のこと。これを受信すると、10Mbpsの機器が接続されたとLANボード、HUB等は認識しリンクを確立する(リンクランプの点灯)。

18
 アイドリング
 パルス
NLPが10Mbps(10BASE-T)のLAN機器どうしが出す信号に対し、アイドリングパルスは、100Mbps(100BASE-TX)の機器どうしが出力する信号。これを受信すると100Mbpsの機器が接続されたと認識しリンクを確立する(リンクランプの点灯)。

19
 FLP 「ファースト・リンク・パルス」の略。「オート・ネゴシェーション」機能を持つLAN機器が物理的に接続された時(LANケーブルの接続)にHUBとHUB、またはHUBとLANボード等がに出す信号のこと。詳細はこちら


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知っておいてほしい用語
  用  語 内     容

 1
95「キューゴ」 Windows95のこと。オペレーションシステム

 2
98「キューハチ」 Windows98のこと。オペレーションシステム。
NEC製のパソコンも同様な言い方をするが、紛らわしいので「9800シリーズ」、「9821シリーズ」の様に呼ぶか愛称で言った方が間違いない。

 3
Dos/V機 AT互換機 互換機 PCクローン IBMPC/ATと言うIBM社製のパソコンを種とするパソコンのこと。IBM社がその回路、及びBIOSを公開したことから、IBM社以外のメーカが次々に同様なパソコンを製造した。
∴互換機、クローン(死語)という名前がついた。
この時のOSはPC-DOSと呼ばれるオペレーション・システム(OS)を使用し、このDosが日本語対応になった時にDos/V=互換機となった。

 4
リソースの重複、バッティング リソースが重なった状態になり、接続した機器が動作しない状態をさす。
例1)パソコンの通信ポート(COM2)が動いている状態でモデムカード(COM2)を差した状態を言う。
例2)パソコンの通信ポート(COM2)が動いている状態でモデムカード(COM4)をさした状態を言う。
(一般的にCOM2のIRQは3を使用しているが、COM4も同じIRQ3を使用しているのでこの状態のことを「IRQ3が重複、バッテングしている」と言う)

 5
デバイスマネージャ Windws95/98でハードウェア環境を調べるためのユーティリティ。I/Oアドレスや、割込みレベル(IRQ)、メモリアドレス、DMA等の情報を見ることができる。デバイスによっては、その値を手動で設定変更することができる。
また、ハードウェアの動作可能、不可能の設定を設定することができる。

 6
リブート  「再起動する」こと。単にパソコンが(電源ON等で)起動することを「ブート」するという。ハードウェアドライバソフトやアプリケーションのインストールが完了するとWindowsは再起動を要求することが多いので予め終了しておくことをお勧めする。また、再起動をキャンセルすることができるようだが、キャンセル後次のハードウェアドライバのインストールは避けてほしい。トラブルの原因になる。あくまでも、現在終了してないアプリケーションソフトの保存などを目的としたキャンセルであるため(推定)。

 7
インフォメーションファイル(XXXX.INF) 拡張子がINFで表示される。ソフトドライバをインストールする時に必要とされるファイルのこと。
インタフェースボード、カードを増設した時、Windows95、98、NTがソフトドライバをインストールするが、Windowsが増設されたハードウェアの情報と「INF」に記述されている情報とを比較し一致していれば、更にこれに記述されている情報に従って、「DLL」、「VxD」などといったファイル(ソフトドライバ)をインストールする。
通常、Windwsフォルダ下にINFと言うフォルダがありここに情報があれば、自動的にソフトウェアをインストールするが無い場合、メーカより添付されたFDやCD-ROMから読込ませる必要がある。

 8
ドライバー OSとハードウェア(デバイス)のやり取りを仲介するソフトウェアのこと。ドライバーソフト、ソフトドライバー、ハードウェアドライバと言った方が分かりやすい(本ホームページでは同意語である)。

 9
ハイパーターミナル Windows等に標準で添付されている通信ソフト。機能等不足していて、実使用にたえないがモデムの機能確認としては十分使用できる。

 10
ISP インターネット・サービス・プロバイダのこと。単にプロバイダということが多い。インターネットに接続さるための入り口を提供する会社のこと。

 11
アプリケーションソフト(AP) WordやExcel、一太郎、CAD等、ある目的(Wordならば日本語文書の作成)を実施するためのソフトウェアをさす。

 12
README ・リードミー。私を読んで。通常取扱説明書に明記されている内容の他に、大切な情報、漏れてしまった情報、簡単なセットアップ方法が明記されている。通常は、テキスト形式「README.TXT」、ワードパッド形式「README.DOC」でFDやHDDに登録されていることが多い。

・注意 拡張子DOCはマイクロソフト社製ワープロソフトWordの拡張子でもあるが、通常全てのユーザーがこれを購入しているわけではないので「Word」を新規に購入するようなことは不要である。逆に「Word」でREADMEを作成しているようなメーカは問題である。
通常テキスト形式のREADMEは、メモ帳で、ワードパット形式の場合は、ワードパッドで開くことが可能です。テキスト形式でファイル容量が大きい場合は自動的にワードパッドで開きます(もちろんどちらもWordで開くことも可能です)。

 13
Windows2000 WindowsNT4.0の後継の企業向けOS(オペレーションシステム)。Windows95/98でサポートされたPlag&Play機能やUSB等をサポートする。システムとしてもダウンするとは少ない。しかし、初心者にとっては、設定などで難しい面もある。



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電話、モデム関連用語
  用  語 意     味

 1
直通回線
公衆回線
一般加入電話回線
外線
全て同じ意味直接NTTの電話交換機接続されている回線のこと。受話器を持上げた時に「ツー」の連続音(発信音)が聞こえる電話回線のこと。

 2
内線 直接NTTの電話交換機に接続されてなく、一旦PBX(構内電話交換機)を経由しNTTの交換機に接続されている回線。
構内、社内、宅内から外線にかける場合は、先頭に0等を入れなければならない電話回線。
受話器を持上げた時に「ツー・ツー」の断続音が聞こえる回線のこと(ビジートーンより断続間隔は短い)。
PBX Private.Brnch.eXchange。構内回線のこと。

 3
プッシュホン〜 押しボタン方式の電話機または、その電話機が使用できる電話回線のこと(DTMFを参照)。
押した時に、「ピッポッパッ」音が受話器より聞こえる。トーン回線ともいう。
見た目上、押しボタンが付いている電話機であっても、ダイヤル回線であることが有るので注意が必要。
PB プッシュ・ボタン。プッシュホン回線または、押しボタン方式の電話機のこと。
または、電話機のダイヤル式とプッシュボタン式の切替えスイッチに表示される名称。
DTMF Dual-Tone-Multiple-Frequencyの略
異なった2種類の周波数信号を組合せ電話回線に流し、電話交換機の制御を行う。これが、「ピッポッパッ」音になる。

 4
ダイヤル〜

ダイヤルを回すことによって電話をかけることができる電話機または、電話回線のこと。         
電話をまわし、指を離した時に「ブツブツブツ」の断続音が受話器より聞こえる。
押しボタンが付いている電話機でもダイヤル回線になっている場合があるので受話器から聞こえる音を参考にするとよい。

Windowsの表記で「パルス」とあるが正確には「ダイヤルパルス」のこと。ダイヤル回線ということはあるが、パルス回線とは言わない(少なくとも一般的ではない)。

DP ダイヤル・パルスのこと。または、電話機のダイヤル式とプッシュボタン式の切替えスイッチに表示される名称。
10pps
20pps
ダイヤル回線の電話交換機に対しON/OFFのパルスを送りダイヤルを交換機に電話番号通知するが、この時のパルス間隔のことをいう。
10ppsは、1秒間に断続するパルスが10回(1秒間1ダイヤル)
20ppsは、1秒間に断続するパルスが20回(0.5秒に1ダイヤル)

 5
選択信号 電話交換機に対して電話をかけたい相手の電話番号を通知する信号のこと。プッシュボタン式とダイヤルパルス式がある。「選択信号の送出」→電話をかけるという意味。

 6
呼出音 電話交換機が発した「呼出し信号」に対し、電話機が発する音(受話器を上げてない状態で発する音)。

 7
リングバックトーン(RBT): 電話交換機が相手を呼出しを行っていることを電話機対し返す音(受話器からきこえる「音」)。「トゥルルルル・・・」音。

 8
ダイヤルトーン(DT): 受話器を上げた時に聞こえる音。400Hz(±20Hz)の連続音。

 9
ビジートーン 話中音。話中であることをしめす信号のこと。

 10
オフ・フック(OFFフック) ・電話機から受話器を上げる動作。これにより、電話回線に電流が流れ電話交換機は選択信号を受ける準備を開始する。モデム(NCU部)もこれと同じ動作を行う。
・電話屋、モデム屋は「直流回路を閉じる」という。

 11
オン・フック(ONフック) ・電話機から受話器を置く動作。これにより、電話回線に流れる電流が切断され、電話交換機は話相手(プロバイダ、ホストモデム)より切断動作を行う。モデム(NCU部)もこれと同じ動作を行う。
・電話屋、モデム屋は「直流回路を開く」という。

 12
NCU

・ネットワーク・コントロール・ユニットの略。網制御装置とも言う。

・電話交換機との物理的な接続、選択信号の送出、話中検出、物理的切断を行う部分の名称。

・極論すれば現在のモデムは、実質、人が電話をかける操作をこれ(NCU)が行っていると思ってかまわない。

・現状のモデムは、基本的にこの機能を含めモデムと言っている。

AA 自動的に発信、着信する機能を持つNCUのこと。
AM 自動発信、手動着信操作しなければならないNCUのこと。
MA 手動発信操作、自動着信するNCUのこと。
MM 手動で発信着信切替えをしなければならないNCUのこと。

 13
V42、MNP4
(エラー訂正)
送受信データの「エラー訂正」に関する規格。現在あるアナログモデムにはほぼ100%サポートされている。同じような規格であるが、V42とMNP4が直接接続することはない(V42−V42、MNP4−MNP4が接続できる)。
V42 ITU-Tが勧告制定したアナログモデムの送受信データ「エラー訂正」に関する規格。
MNP4 (米)マイクロコム社が提唱したアナログモデムのエラー訂正に関する規格。これがデファクトスタンダード(実質上の標準)となり、V42規格が生まれた。

 14
V42bis、MNP5
(データ圧縮)
送受信データの「データ圧縮」に関する規格。現在あるアナログモデムにはほぼ100%サポートされている。同じような規格であるが、V42bisとMNP5が直接接続することはない(V42bis−V42bis、MNP5−MNP5が接続できる)。
V42bis ITU-Tが勧告制定したアナログモデムの送受信データ「データ圧縮」に関する規格。
MNP5 (米)マイクロコム社が提唱したアナログモデムの「データ圧縮」に関する規格。これがデファクトスタンダード(実質上の標準)となりり、V42bis規格が生まれた(厳密にはV42bisとは互換ではない)。

 15
ATコマンド (米)ヘイズ社が提唱した「アナログモデム」を設定するためのコマンド。コマンドの頭に「AT」を付けることから「ATコマンド」と呼ばれるようになり、これがデファクトスタンダード(実質上の標準)となった。しかし、このコマンドは拡張コマンドと呼ばれる形で機能が同じでも、各モデムメーカが勝手に追加したスイッチやパラメータで、実質互換性が異なる場合が非常に多い。

 16

k56flex

x2

V.90
・これらの規格は、アナログ回線用のモデム通信スピードを56Kbpsの速度にするための規格である。ただし下り(ダウンロード)方向のみで、上り(アップロード)方向は33.6kbpsでスピードは速くならない。
・同種の規格のようにみえるk56flex規格とx2規格だがお互いに互換性がない(接続することができない)。
K56flex規格 ・V.flex規格とk56plus規格の相互接続を確立後誕生した規格のこと
・V.flex:(米)ルーセントテクノロジー(Lucent Technologies)社が提唱した規格。
・k56plus:モデムチップ製造大手ロックウェル(Rockwell)社とセンター(ホスト)側のモデムを販売するアセンド(Ascend Communications)社が提唱した規格。
x2Technology (米)USロボテックス社(現3com社に買収)が提唱した下り方向のスピードを56Kbpsにするモデムの規格のこと(上り方向は33.6kbps)。
V.90 上の2つの規格が実質市場に出回ったが、ITU-T(旧CCITT)が統一規格として制定した。56kbpsを実現させるための規格。
注意 ・これらの規格は理論上の規格で、必ずこのスピードで接続が可能でることを保証するものではない。アナログ回線の回線品質(電話交換機までの距離)、モデム回路回りの作りこみ、ファームウェア(モデムチップの制御用)の出来,不出来で速度が低下する。実質56kbpsで接続することは不可能であり、実力では50kbps前後で接続、通信できる(1−01.56kbpsモデム必要性の有無について)。

 17
ネゴシェーション ・自局モデムが、相手(ホスト、ISP側)モデムと接続した時に行う動作。接続時は、自局、相手局双方ともどのような機能、規格、性能を持ったモデムで接続にきているか不明なためお互いに、決められた信号を送信し合い、互いに認識するまでの動作のこと。通信速度、エラー訂正、データ圧縮などの有無のやり取りが行われる。

 18

端末通信速度
(端末速度)
シリアルスピード
・モデムと端末(通常はパソコン)との間の通信速度を示す。パソコン内蔵型のボード/カードモデムもインタフェース的にはシリアルインタフェースに接続されたイメージである。最近のシリアルインタフェースは115.2kbps(アナログモデム)、や230.04kbps(ISDN接続のTAと端末の間)の速度が設定できる。

 19

回線通信速度
(回線速度)
モデムスピード
・端末に接続されたモデムとホスト(ISP)側に接続されたモデム間の通信速度のこと。一般に、アナログモデムでアップロード方向で33.6Kbps、ダウンロード方向で56Kbpsと言われて数値のことを示す(数値は論理値で実際の通信速度は46〜52Kbps程度)。

 20

フロー制御
・モデムスピードに対しシリアルスピードの方が早いため、モデムはデータ蓄えられるバッファメモリがいっぱいになると、端末(パソコン)に対し、データを送信することを止める要求を出す。バッファメモリが空になると再び送信要求を端末に対して出す。この一連の動作のこと。端末側はその待ち時間中、他の処理をすることが出来る。
RS/CS制御 シリアルインタフェースのRS信号(データ信号送信要求)、CS信号(データ信号送信許可)を使用するフロー制御。
XON/XOFF
制御
送信要求の信号キャラクタ、送信許可の信号キャラクタを送り合うことでフロー制御を行う方式(現在はほとんど使用されない)。

 21

V.92
Quick Connect ISPとの接続を短縮するための機能。20秒程度かかっていたISPとのネゴシェーションを10秒以下に短縮する。
PCM Upstream V.90モデムの送信速度(アップロード方向)は最大33.6Kbpsであったが、この規格により最大48.0Kbpsの伝送速度を可能とさせる。
Modem on Hold 電話会社などが提供するコールウェイティング機能を使用することが出来るようになる。最大16分間(またはISPに見とめられた時間)別の電話に出ることができ電話を済ませた後で、Webのサーフィンを再開することが出来る。

 22

V.44
データ圧縮の規格従来の勧告V.42 bisによるモデム技術に比べ25%以上圧縮比が向上し、従来の速度、150〜200kbpsより一段と速い300kbps以上のデータ・スループットが可能になる。

 23

FAX機能

EIA-Class1
(EIA-578拡張ATコマンド)
FAX機能をもったアプリケーションソフトがATコマンドを使用しソフト的にFAX画像イメージの送受信を行う。

EIA-Class2
ソフト的に実行するCASS1に対しClass2はその大部分をモデムのハードウェアが処理する。CPUに対して負荷が少なく出来る特徴がある。

 24

ケーブル

ストレート
ケーブル
信号の送信SD、受信のRDの信号配置が同じピン番号のケーブルを言う。通常、モデムを接続することからモデムケーブルという。

RS232C
ケーブル
ストレートケーブルに対し送信SDと受信RDが逆になっているケーブルをいう。クロスケーブルとも言う。パソコンの通信ポート(シリアルインタフェース)どうしを接続する時にはこれを使用する。




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方言、死語
  用  語 意     味

 1
ディスケット フロッピーディスク(Micro Floppy Disk)のこと。IBM社のパソコンの取扱説明書でよく使用される

 2
アダプタ インタフェースボートやカードのこと。同じくIBM社系のパソコンの取扱説明書でよく使用される。

 3
システム装置 パソコンのこと。

 4
LS-120 Super Diskのこと。フロッピーディスクと互換性があり約100MBの記録ができるDiskのこと。

 5
いし(IC) 集積回路(IC)のこと。Integrated.circuitの略集積度の高いものを大規模集積回路(LSI)と呼んでいた(LSIは、LargeScale.ICの略)。ICは石(シリコン=ケイ素)からできていることからICは「いし」と読めることが語源であった。 

 6
マイコン CPUを差す場合や、Maicro-Computerの省略、私のコンピュータと言う意味で(MY Computer)と略されることがあり、またパソコンと同意であったこともあるが、現在は死語となっている。
 7 HP 1)ホームページ(Home.Page)←本ホームページは、まぎらわしいので左記を適用しています。
2)ヒューレット・パッカード社(HEWLETT・PACKARD)。コンピュータシステム及び周辺機器、電子応用測定器、医療電子機器、電子部品等の開発・製造・輸出・販売・リース・レンタル及びサポート。
UNIXサーバ、ワークステーション等ではとても有名な大きな会社。




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特殊用語
  用  語 意     味

 1
ハングアップ/ストール/フリーズ/ダウン 動作中突然パソコンの動作が止まること(キーボードやマウス等入力を受付けない)。

 2
帰って来ない ハングアップ/ストール/フリーズ/ダウンすると同意

 3
固まる ハングアップ/ストール/フリーズ/ダウンすると同意

 4
嫌われる ある人がが実施すると問題なくできることが、自分が同じ様に操作するとエラーや固まったりしてうまく行かないことを言う。「パソコンに〜。キーボードに〜」

 5
重い ネットワークからデータを引き出したり、画像処理する時等にその処理が遅く、なかなか終了しないことがある。俗にこのことを言う

 6
逝ってしまった 動かなくなること。壊れてしまうこと。



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間違った漢字(言葉)
  語  句

 1
プリントきばん ○基板 ×基盤、機番

 2
ないぞうモデム ○内蔵モデム ×内臓モデム(人の臓器ではない)

 3
ドライバー ○ソフトドライバー、ハードウェアドライバー △ネジ回し
×運転手
×ゴルフの遠距離用クラブ

 4
打つ(たたく) ○キーボードを使用して情報を入力する。「ワープロ打っておいて」 ×バットでキーボードを叩く




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このホームページの方言
  用  語 意     味
 1 ボード ISAやPCIバスを持ったインタフェースボードをさす。
 2 カード PCカードやCardBusタイプのPCカードインタフェースをさす。




主な変更点

20000213:端末速度(シリアルスピード)、モデムスピード、フロー制御、NLP、アイドリング信号、FLPを追加。

19991009:知っておいてほしい用語「README」、電話、モデム関連用語「k56flex、x2、V.90」、「ネゴシェーション」、特殊用語「重い」を追加。他各用語の見直し。