2003年6月上旬の最新情報2

6/4
●「やきゅつく」最新作発表!
セガ/スマイルビットはPS2向けに「プロ野球チームをつくろう!2003」を発表。DCから続く人気SLGの最新作で、今作では試合を最初から最後まで観戦できる。イベントや育成なども大幅パワーアップが施されているという。今冬発売予定。

●「ダビつく」最新作発表!
セガはDCで人気を得た競走馬育成SLGの2年振りの最新作となる「ダビつく3」を発表した。今作では実況をラジオたんぱのアナウンサーである山本直也が担当。レースでは馬の名前をユーザーの付けた名前で呼んでくれるという。これはXbox用ソフト「N.U.D.E@」でも使用された東芝の音声合成技術が採用されているようだ。ハードはGCとPS2で今冬発売。

●「MGS3」最新情報
コナミコンピュータエンタテインメントジャパンの小島秀夫監督はファミ通のインタビューの中でPS2用「メタルギアソリッド3 スネークイーター」について、ゲーム中に主人公が変わるような事はないと明かした。新要素として「骨折」があり、高いところから飛び降りたりすると足を骨折する事があるという。フィールドの2/3が自然環境となり、草を踏んだ足音でも敵に察知されてしまうという。また捕まえた生き物などは時間経過と共に腐るなどの要素も明らかにされた。

●天外魔境3も正式発表!!
ハドソンはGC及びPS2用DVD-ROMで「天外魔境3 NAMIDA」を発表。企画監修は広井王子、キャラデザに辻野寅次郎といったお馴染みの面々が起用される。ただ開発スタッフに「2」監督の桝田省治氏とメインプログラムを担当した岩崎啓眞氏は不参加。また広井王子によると1作目で坂本龍一、2作目で久石譲など大物を起用した音楽だが、3でもビッグネームが担当するという。アニメーションでは「サクラ大戦」で使われた技術を一部採用、キーワードはラブロマンスだとか。舞台は九州の9つの国になる。7/7に東京・台場の巨大温泉テーマパーク「お台場温泉物語」でイベントが開かれ、ここで画面が初公開されるとの事。

●その他の天外情報
PS2版「天外魔境2」の発売日が10/2と昨日お伝えしたが、GC版の発売日はPS2版より1週間早い9/25と判明した。また今回シリーズ1作目の「天外魔境ZIRIA」がリメイクされない理由として、レッドエンタテインメント会長の広井王子はデータがない事を明らかにし、「製品版からデータを吸い出そうかとも考えている」と語った。更に広井氏が「PCエンジンで完結させねばならない」としていた「天外魔境3」をPCエンジンで発売中止にした理由を「空想科学世界ガリバーボーイ」の開発に人員を動員してしまった為と打ち明けた。

●高橋名人とPC原人がGCに!!
ハドソンはGC向けに「ハドソンセレクション」シリーズの第3弾「高橋名人の冒険島」と第4弾「PC原人」を発表。「高橋名人の冒険島」はファミコンで発売された横スクロールアクションで、セガのアーケードゲーム「ワンダーボーイ」のキャラクターを変更して移植されたものだ。「PC原人」は、PCエンジン界のマリオやソニックとして発売された横スクロールアクション、タイトルからしてPCエンジンの駄洒落なのだが、その後他機種でFC原人やGB原人も発売された。この「ハドソンセレクション」だが、先日ファミリーコレクションとして発表されたものがタイトル変更になった模様。「ファミコレ」の場合、ファミコンリメイクの意味合いが強いが、「PC原人」のように他機種タイトルもラインナップされる事になった為と思われる。発売日未定で各3000円。

●「デッドトゥライツ」PS2に移植決定!
ナムコはXboxで発売された「デッドトゥライツ」をPS2に移植する事を発表した。8/7に6800円で発売。海外ではGC、PS2、Xboxで発売されているアクションアドベンチャーだが、国内ではXboxでしか発売されていなかった。続編の「エクストリームフォース」も海外では3機種で開発されている。

●発売日変更情報
GC「天外魔境2 卍MARU」秋予定→9/25
PS2「
SAKURA〜雪月華〜」6/26→7/31

6/3
●サンアミューズメントが社名変更!!
ゲームソフト販売・アミューズメント施設経営のサンアミューズメントは、6/2に社名を「SNKネオジオ」に変更した事を発表した。SNKといえば「餓狼伝説」「KOF」等で格闘ゲームの一時代を築き、00年に倒産したハード&ソフトメーカー、そして「ネオジオ」はSNKが開発・販売していた16ビットゲーム機で、現在もプレイモア等からソフトが出続けている。新社名となる「SNKネオジオ」のロゴもSNKとネオジオのものが当時のまま使われているのだ。

●任天堂次世代機は05年春?
IGNが伝えたところによると、任天堂が次世代機に関する会議を行っている事が複数の関係筋から確認された。GC後継機となる次世代機について任天堂は2005年春の発売を目指して開発中とのこと。既に複数の開発スタジオが任天堂次世代機のソフト開発に着手しているという。任天堂は次(のハード)が最後ではないと明言し、これからもゲーム機を作り続けていく考えを示したという。

●「探偵学園Q」ゲーム化!
コナミはGBA向けに「探偵学園Q〜名探偵はキミだ!〜」を9月に発売すると発表。「探偵学園Q」は週刊少年マガジン(講談社刊)に連載中の人気コミックのゲーム化。天樹征丸原作、さとうふみや作画の「金田一少年の事件簿」コンビの最新作で、テレビアニメも放映中だ。また、同アニメのPS2ソフトも今冬発売に向けて開発中。

●WSに「聖闘士星矢」復活!
バンダイがワンダースワン向け新タイトル「聖闘士星矢 黄金伝説編 パーフェクトエディション」を7月31日に発売することが明らかになった。同作は87と88年に発売されたFCソフト「聖闘士星矢 黄金伝説」と「聖闘士星矢 黄金伝説 完結編」をカップリングし大幅リメイクしたものとなる。価格は3980円。「聖闘士星矢」は車田正美が週刊少年ジャンプ(集英社刊)に86〜90年に連載した作品でアニメ化され大ヒットを記録した。ジャンプの黄金期を代表する作品の一つでもある。

●「どうぶつの森e+」でGBAをFCに!
任天堂より6/27発売のGCソフト「どうぶつの森e+」。「カードeリーダー+」や「SDカードアダプタ」を利用する新フィーチャーがたくさん用意されているが、GBAケーブルでの新要素を紹介。今作では、ゲーム中に手に入るアイテム「ファミコン」のソフトをGBAケーブルを使ってGBAにダウンロードする事が可能になった。つまりGBAでFCソフトをプレイできるようになるのだ。「どうぶつの森」に収録されているFCソフトは当時のままのエミュレーターなので、昔ゲームのファンだった人も要注目!

●発売日変更情報
PS2「天外魔境2 卍MARU」秋予定→10/2
PS2「ファーストKiss☆物語1&2」6/26→7/17

更に過去の情報
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