2003年5月中旬の最新情報1

5/14
●SCEがついに携帯ゲーム機発表!!
SCEは携帯型ゲーム機「プレイステーションポータブル(PSP)」を発表!!ソフトには独自規格のユニバーサルメディアディスクを採用。このUMD、直径6cmとGC用ディスクより小さく、容量は1.8ギガも入る優れものなのだ。MPEG4やポリゴン表示も可能。本体の画面は4.5インチTFT液晶。SCE久多良木社長は「未来のウォークマンにしたい」とのこと。GBAの市場を揺るがすハード、遂に誕生か!!!

●「GT4」はオンライン6人対戦可能!
SCEはPS用2に「グランツーリスモ4」を正式発表。シリーズ最新作となる「4」では、Playstation BBなどを用いての最大6人のネットワーク対戦が可能になった。また、レース部分も刷新をし、ライバル車のドライバーのAIやドライブシミュレーターとしての精度が大幅にグレードアップされているという。また、それに加えて初心者でも操作しやすくなり、よれユーザーフレンドリーになっているとの事。収録車種は500台以上!!これは期待せずにいられない!!!

●カプコン、GCに「ゼルダ」新作
任天堂はGC用「ゼルダの伝説 4つの剣」を発表。先日発売されたGBAソフト「ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣」と連動するこのソフトをプレイするためにはGBAが必須となっているらしい。開発はカプコンが担当。

5/13
●「天外魔境2」「3」発売決定!!
コナミの流通カンファレンスにおいて、「天外魔境2」「同3」の2作品が発表された模様。ハードはGCとPS2。「天外魔境2 卍MARU」は、92年にPCエンジンスーパーCD-ROM2ソフトとしで発売され大ヒットしたRPG。現在は「サクラ大戦」を手掛ける広井王子の企画によるRPGで、音楽に宮崎アニメでお馴染みの久石譲、開発を「ガンパレードマーチ」のアルファシステムが担当した。同社の出世作の一つでもある。「天外魔境3 NAMIDA」はPCエンジンスーパーCD-ROM2で発売が予定されていたが、のちにPCエンジンアーケードカード専用、更にPCエンジンの後継機だったPC-FXでの発売に変更され、PC-FXの市場終了とともに闇に葬られた悲運のRPG。前回お伝えしたシリーズ第1作「天外魔境 ZIRIA」の発売はないらしい。移植となる「2」は、フィールドマップが3Dに変更、ビジュアルシーンはアニメーションになる。シナリオに変更はないようだ。発売は秋を予定しており、GC版が若干先に発売される見込み。「3」は当然ながら完全な新作となる。またFX版で予定されていた桝田省治氏のシナリオも使用されない。発売は04年春を予定。

●マリオ関連ソフト総まとめ
任天堂が発売する「マリオ」関連ソフトの情報が入ってきたのでお伝えしよう。まずはGC「マリオゴルフ ファミリーツアー」簡単操作で楽しめるゴルフゲームの最新作。今作では、操作をマスターすると凄いショットを打てるようにもなる。年内発売予定。次にGC「マリオパーティー5」。64から続く人気シリーズで、今作も開発はハドソンが担当。そしてGBA「マリオ&ルイージRPG」。マリオとルイージを同時に操る事の出来るアクションRPG。年内発売予定。最後にGBA「スーパーマリオアドバンス4」は、昨日お伝えした「ヨッシーストーリー」ではなく、ファミコンで発売された「スーパーマリオブラザーズ3」の移植と判明した。7/18発売!

●ポケモン関連ソフト総まとめ
昨日お伝えしたポケモン/任天堂の発売する「ポケモン」関連のソフトに関して、発売が確実になったため、情報を公開していくぞ。まずGCソフト「ポケモンコロシアム」は、64で発売された「ポケモンスタジアム」のGC版で、当然GBA用ソフト「ポケットモンスター ルビー」及び「サファイア」に登場するポケモンを戦わせる事が出来る。今秋発売予定。次にGC「ポケモンチャンネル〜ピカチュウといっしょ〜」、これは、ピカチュウと一緒にアニメやクイズなどのテレビ番組を楽しむソフトで、ただテレビを見るだけではなく、参加する事も出来るという。説明してみてもよく分からないが、新機軸なソフトなのは間違いない。7/18発売予定。最後にGBAで発売される「ポケモンピンボール ルビー&サファイア」。ルビーとサファイアの2種類の台が用意されていて、目的は201匹の全ポケモンを集める事だという。今夏発売予定。

●「コンカー」等を引っさげてレアがXboxに見参!!
任天堂のセカンドパーティーとして「スーパードンキーコング」「バンジョーとカズーイの大冒険」「ゴールデンアイ007」等の名作を64を中心に送り出してきたレア社がE3の会場でXbox用新作タイトルを発表した。レア社はGCソフト「スターフォックスアドベンチャー」の開発を最後に任天堂との業務提携を解消、昨年9月に任天堂は同社の所有するレア社の全株式をマイクロソフトに売却したという経緯がある。そして今回マイクロソフトから発売されるレア社開発のXboxソフトは…「コンカー・ライブ&アンカット」「カメオ エレメンツオブパワー」「グラブド バイ グーリーズ」の3タイトル。前者2つはニンテンドウ64用に発売が予定されていたタイトル(前作コンカーは海外でのみ発売された)。

●「ぺパルーチョ」復活!!
セガ/オーバーワークスは、「クロックワークナイト」の新作を発表した。「クロック」は、サターンの初期に発売されたブリキの玩具のぺパルーチョが主人公のアクションゲーム。新作の発売はそう遠くないとしている。ハードはGC。

●「猿玉3」発表!
セガ/アミューズメントヴィジョンはGC向けに「スーパーモンキーボール3 バナナクレイジー」を発表。今作最大の特徴は、LANケーブルを使って2台のGC同士を接続し、2台のテレビで最大8人までの対戦プレイが出来るという点(GC1台だと最大4人)1つのテレビにつき4分割画面での対戦となるのだ。発売は04年頭を予定。

●「天誅」XboxLive対応で登場!!
先日PS2用「天誅 参」も発売されヒット中の「天誅」最新作がXboxに登場する。タイトルは「天誅 エターナル」で、XboxLiveに対応しているとの事。詳細は未発表。

5/13
●Playstation BB Unit店頭販売決定
SCEは予てより発表していたPlaystation BB Unitの店頭販売を6/12から開始する事に決定した。これはPS2でネットワークに接続するための機器やPS2用HDDがセットになったもので、同時発売ソフトは「ファイナルファンタジーXI エントリーディスク」(スクウェア・エニックス)「信長の野望Online」(コーエー)「みんなのゴルフオンライン」(SCE)になる予定。また、直前となる6/5にはセガより「Jリーグ プロサッカークラブをつくろう!3」が発売される。こちらもPS BB対応だ。

●「ネットバイオ」タイトル決定!
カプコンはPS2用オンラインゲーム「ネットワーク バイオハザード(仮)」の正式タイトルを「バイオハザード アウトブレイク」と発表した。ネット対戦が可能なこのソフト、PlaystationBB Unit以外にも、イーサネットアダプタ対応ブロードバンド方式やダイヤルアップ回線でのプレイも可能としている。また、複数のシナリオが用意されたスタンドアローンモードも搭載。こちらはなんとオフラインでも遊ぶ事が出来るのだ。

●「バイオ」GC独占見直し?
カプコンはGC独占供給としていた「バイオ」シリーズの展開を見直す考えを明らかにした。これは市場の動向にあわせ柔軟に対応する事を示唆したものだが、来年春以降発売予定となっている「バイオハザード4」まではGC独占は揺るがないとしている。

●カプコン岡本吉起専務退任
カプコンは5/12に2003年度の通期連結業績を発表した。売上高で前期比1.1%減の620億3,600万円、経常利益で26.6%減の67億9,700万円。最終的に195億9,800万円の赤字となったことを発表した。同時に、専務取締役の岡本吉起氏が6/20付けで退任する事も明らかにした。それ以外の人事は決まっていない。岡本氏は「ファイナルファイト」「ストリートファイターII」をプロデュースし、カプコンを一躍大手メーカーの一員に育て上げた立役者。

●GC&GBAに人気タイトル大量投入!
任天堂はGC&GBA向けに以下のソフトを投入する模様。

・GC
ポケモンコロシアム/マリオカート ダブルダッシュ
/ポケモンチャンネル ピカチュウといっしょ/マリオゴルフ キノコツアー/マリオパーティ5/ピクミン2/ワリオワールドGC/カスタムロボGC/スターフォックス新作(ナムコ開発のものとは別物)

GBA
スーパーマリオアドバンス4
(64ソフト「ヨッシーストーリー」の移植)/ポケモンピンボール ルビー&サファイア/伝説のスタフィー2/メトロイド ゼロミッション/マリオ&ルイージRPG

これは5/15発売の月刊コロコロコミック(小学館刊)に掲載されているという未確認情報からなのだが、この情報の後、E3の会場写真で「ポケモンピンボール」「メトロイド ゼロミッション」の出展が明らかにされた。

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5月上旬1 2
2002年

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