2003年5月下旬の最新情報2

5/26
●「ウイニングイレブン」SLGに
コナミは近日中に監督シミュレーション版「ウイニングイレブン」をPS2向けに発表する模様。同ジャンルにはセガ/スマイルビットの「サカつく」があるが、どう差別化を図っていくのか見物だ。

●「サイバー」のメーカー判明
以前お知らせしたGCソフト「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」の一部詳細が判明した。開発元はアトリエ彩、発売元はサンライズインタラクティブで、「サンライズ英雄譚」でお馴染みの2社のGC初参入作品となる。また、タイトルも「新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA(仮)」となっており、OVA版「SAGA」のゲーム化となる模様。8月発売予定。

●「ドラゴンボールZ2」国内発売決定!
バンダイは、PS2向けに「ドラゴンボールZ2」を発表。このタイトルは以前アタリが海外PS2向けに発表したソフトの日本版で、アタリが海外版を12月に発売した後にバンダイが国内版を発売予定。前作のパターンを踏襲すると、国内版の発売は来年2月頃と予想される。今作ではキャラにセルシェーディングがかけられ、よりアニメ版に近づいた。

●「HALO2」は世界同時発売
Xboxゲームコンテンツ担当副社長のエド・フリーズ氏がドリマガのインタビューによるとXboxLive対応ソフト「HALO2」について、日本も含めて全世界同時発売を目指しているとのこと。また、その他の海外タイトルの日本語ローカライズ作業も進められているという。

●スーパー歌謡ショウ詳細決定!
セガは今年で7年目を迎える毎年恒例のサクラ大戦ミュージカル「帝国歌劇団 スーパー歌謡ショウ」を8/15〜21に青山劇場で開催する事を発表した。第2回目となる「スーパー」今年の演目は既発表どおり「新宝島」。1883年にイギリスの作家スティーブンソンが書いた作品「宝島」がベースになっている。今回の主演は渕崎ゆり子演じる紅蘭が担当。花組、薔薇組、ダンディ団はもちろんサブレギュラーの千葉繁、螢雪次朗、国本武春、三ツ矢雄二なども出演。田中公平による新曲も5割増しだという。チケットは6/15より発売開始で全席指定、升席12000円、SS席10000円、S席8000円、A席6000円、B席4000円、ファミリー席12000円となっている。特にプラチナチケットとなるのは千秋楽公演、チケット大戦までもうすぐだ!!

●「GTA」が国内に登場?!
米国PS2で発売され、大ヒットしているパソコンゲームシリーズ「Grand Theft Auto」の日本国内版の販売権をカプコンが入手したという噂が出ている。カプコンから発売予定のPS2ソフト「レッドデッドリボルバー」の販売権を「GTA」のメーカーであるロックスターゲームズが得る事と引き換えに、カプコンが「GTA」の国内販売権を得るという交渉がE3会場で行われていたとされる。カプコンは「レッドデッドリボルバー」をE3に展示せずに、開発中止か?と思われていたが「発売とも中止とも決まっていない」とコメントしている。

●「ワンダバスタイル」ゲーム化
D3パブリッシャーはPS2向けに「ワンダバスタイル 突撃!みっくす生JUICE」を発表。キッズステーション等で放映中のテレビアニメのゲーム化。ジャンルはアクションとアドベンチャーで「歌って踊れるゲーム」としている。ゲーム用に新曲15曲が制作されている。8/28発売。価格未定のゲーム単品以外にオリジナルアニメDVD「みっくすJUICEのつくりかた」同梱版も8800円で発売予定。開発はヒューネックス。

5/25
●モノリスソフト新作情報!!
ナムコはPS2向けに「ゼノサーガ エピソードI リローデット」と「ゼノサーガ エピソード2」を発表した。「リローデット」は「ゼノサーガエピソードI 力への意思」海外版の逆輸入作品で、特典映像が収録されたDVDが同梱される。「エピソード2」はいよいよ発表された続編、今作の主人公はシオンで、前作に登場したキャラも引き続き登場との事。また「ゼノサーガ」開発元のモノリスソフトは「2」より新生ゼノサーガとして開発体制を一新、同社副社長取締役の高橋哲哉氏が経営面から離れ取締役に落ち着き「2」の原案と監修を務めるという。更に同社は「ゼノサーガ」を越えるRPGをGC用に開発しているという。7/21にモノリスソフトは新作発表会を催すので、ここで発表されると考えられる。

●「真・女神転生NINE」オンライン版発売見送りへ。
アトラスは02年3月期連結決算を発表。前期のアトラスは家庭用、業務用共に減収減益となり、期待されたPS2「真・女神転生3 ノクターン」をはじめとするタイトルも奮わない結果に。これを受けて同社は、開発コストの高いオンラインゲームの開発を凍結し、Xbox用ソフト「真・女神転生NINE」のネットワーク対応版の発売を来期以降に先送りする事を明らかにした。ネットワークに対応しないスタンドアローン版は既に発売済み。今期はタカラからの資本提携を受け組織編成を変える他、経営の立て直しを図るという。同社は「将来的にはオンラインゲームは必ずやる」としているが「NINE」については元々オンライン版のみの発売予定だった事や、スタンドアローン版の売り上げを見ると、発売中止の色も濃くなってきた。

●「PSO3」βテストは今夏に
ソニックチームの中社長は電撃GCのインタビューの中で「PSO EP3 カードエボリューション」について語った。カードはストーリーを進め、敵を倒す事で入手するという。「1&2」をプレイしているユーザーはギルドカードが引き継がれる為、初期設定の必要がない事やチャットは通常と同じだが、チーム戦の為、特定の仲間同士のチャットも可能としている。これはシンプルメールの進化版だろうか?また、βテストは7〜8月に行われる予定で、これによって発売時期を決めるとした。

●GBA1000万台突破!
任天堂は同社の携帯ゲーム機・ゲームボーイアドバンスの国内出荷台数が1000万台を突破した事を明らかにした。また、GBA用ソフト「ポケットモンスタールビー&サファイア」も全世界で660万本という驚異的な売り上げになっているという。一方GCの方はメガドライブ並みの国内247万台と苦戦が続いている。

●「FFCC」バトル情報
スクウェア・エニックスより7/18発売のGCソフト「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」の新情報。同タイトルはソフトに同梱されているGBAケーブルを用いたマルチプレイが売りの一つだが、そのマルチプレイの際に魔法をタイミングよく重ねると強力な合体魔法"マジック・バイル"が発動する。例えば、単体での炎魔法はファイアたが、ファイアを2つ重ねればファイラに、3つならファイガになる。またファイアとブリザドという異属性魔法でのバイルも可能。更に魔法+物理攻撃をバイルすると魔法剣にもなったり、組み合わせは無限にあるという。

●「タクト」続編開発中!!
海外サイトのCVGにGC「ゼルダの伝説風のタクト」のディレクターを務めた青沼英二氏のインタビューが掲載された。この中で氏は「風のタクト」のセルシェーデングを利用した続編を開発中で来年のE3で公開したいとの旨を明らかにした。ストーリー的な繋がりはない模様。

●ストリートファイター15周年記念企画
カプコンを一躍ゲーム業界の主役した「ストリートファイター」。1作目が家庭用ゲーム機に移植されたのが1988年、PCエンジンCD-ROM2用ソフト第1弾として発売された「ファイティングストリート」(アルファシステム開発・ハドソン発売)だった。以来、全世界でシリーズトータル2700万本以上を売り上げた同作の15周年記念企画がスタートする。その第1弾として秋葉原アソビットシテイで原画展が6/13〜15に開催される。15年間に描かれたシリーズの原画やイラスト等が展示される。また開発者トークショーや春麗姿の店員が出迎える飲茶ショップもあるという。更にコスプレコンテスト、懐かしのゲーム映像やキャラクターグッズの展示等、新旧シリーズファンが納得できるイベントとなっている。時間は11時〜20時、入場料は500円。今後、名古屋など地方主要都市でも開催される予定。

●ジェネレーションオブカオス3全プレ
アイディアファクトリーは、PS2ソフト「ジェネレーションオブカオス3」の全員プレゼントを行う事を決定。発売中の同ソフト同梱のアンケートはがきを記入して送るだけでキラ仕様のトレーディングカードがもらえる。既にアンケートはがきを送った人にもプレゼントされる。同タイトル公式サイト上のアンケートフォームからの応募もOK。ファンは絶対見逃せない!!

●「ホイホイさん」PS2に登場
コナミはPS2向けに害虫駆除ゲーム「一撃殺虫!!ホイホイさん」を発表。コミック電撃大王(メディアワークス刊)に連載中の田中久仁彦原作の人気コミックのゲーム化。発売は年内を予定している。

●発売日変更情報
PS2「新世紀エヴァンゲリオン 綾波育成計画・アスカ保管計画7/31→9/11
GBA「サイバードライブ ゾイド」
6/27→7/18

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