教義
人間の世界は超自然的かつ自然である二つの陣営、善と悪の対立する場所であると考える。霊的な
世界と物質的な世界の区分はこの対立にまたがる形でまた存在する。人間は意識するにせよ、しないにせよ、これらの交わった世界に生きている。
善悪の両陣営はそれぞれ一柱の主神によって束ねられている。中世イラン(パフレヴィー)の言語によると、
二者の名前はそれぞれ、オルムズド(アフラ・マズダ)、アーリマン(アンラ・マンユ)である。彼らに従う
神々、天使達、精霊達の階層及び社会が人間の上部構造として存在している。
霊肉それ自体の優劣について我々は競うことを禁じられている。男女の相違と共通点について問うことが
多くの害をもたらすことが確認されていることと同一の観点に立つ。しかしミトラの教団は
男性であることを、我々が常に光と霊の陣営に属してきたことと同様に
立地点として定める。
ミトラとは、善悪と霊肉の仲介者である。彼は完全な善でありながら悪を退け、戦い、時には
理解し、受け入れる存在である。また常に霊性の僕でありながら受肉し、悪に対して鋼と血をもって戦い、
時には自らの肉を証として差し出す存在でもある。
これらはキリスト教の「三位一体」や東洋的な「天命」の概念
と同じく、論理を超越している。
ミトラの神代における生涯と誕生、死と復活の秘密は教団の上位組織にのみ受け継がれてきた秘密である。
われわれはこれらの秘密…輝く星と共に岩から産まれ、太陽神と友になり、雄牛を殺して、十二宮の
弟子達と語らい、裏切られて奪われ、復活した者について、声高に語られることを欲しない。
これらの秘密が不用意な者や悪意ある者に冒涜されるようなことがない様に守護することも
我々の任務である。
人間といういわゆる「脆い器」について多くの原理的教団が否定的見解を示してきた。
そして我々は宗教の意義についてそれの一面に人間性の否定があることを認める。
ただし宗教的寛容さが放埓なもの、実用的なもの、いずれからくるものであれ
人間の理性に必然的な懐疑がミトラの教えの真髄であることを提唱する。
ミトラはローマ帝国の軍神であり、当時風靡した錬金術と占星術
の神でもあった。
典礼
ミトラ信仰に参加できるのは例外を除いて男性のみである。
ミトラを信仰していることを他人に明かしてはならない。
仏陀を捨て、ミトラを信じること。ゆえに我々は祖霊を崇拝し、肉食禁止の教義に従わず、
典礼を文書の形に表し、偶像を礼拝する。(一般の日本人と同じ)
パールシーや神智学教会のように遺体を鳥葬にしたり、
炎を礼拝する必要はない。
キリストを捨て、ミトラを信じること。つまりクリスマスを祝ってはならない。ミトラの誕生日を祝うこと。
ケーキを食べてはいけない。(雄)牛の肉を食べること。(恋人には黙っておけ。)
団員の証であるメダルを典礼のときに必ず携行すること。
この教団は純然たる非営利団体であり、宗教法人法などの法に応じず、従わない。ゆえにこの教団から
金銭もしくは何らかの物質的な利益を得ようとする者は入信に相応しくない。
より教団の密儀および格式について知りたい者はメールせよ。
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