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 3/30 審判の日

明日はテコンドー分裂問題に対して、JOCが組織統一を求めた期限だ。

http://www.sponichi.co.jp/others/kiji/2004/03/30/01.html

この問題をみていると、他人ごととは思えない。いまのキック界の状況に泣かされている選手たちと何と似ていることよ。文科大臣も助け舟を出してきているので、なんとか良い方に解決してほしい。

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 3/28 ただ殴るためのものならず

これまでは土日きれいに休めたが、徐々にシフト勤務入り。土曜日も出勤した。

六本木ヒルズ前は、報道陣わんさか。カメラがうっとおしいので、一瞬だけ手を合わせてきた。

仕事の一環で、K-1を観る。

あのヒキガエルみたいな人。最初は、「まったく違う世界に来たのだから」と謙虚でよかったが、最近は「相撲ルールを認めろ」など発言がおかしくなってきた。TV局が言わせているって趣もあるだろうけど。

 

曙。キックボクシングの技術はゼロに近いが、やはり前に出る力は圧倒的。離れた距離では技術で圧倒する武蔵も、近距離での打ち合いは危険だと判断。曙が中に入ってくると、首相撲と言うかクリンチワークで対処する。ムエタイおたくだという武蔵。クリンチの仕方も相手の腕をきちんとおさえ、打撃攻撃を防ぐなど理にかなっている。

曙は前に出るだけで、距離をキープすることを知らない。相撲技が使えなくても、相手をプッシングすることはできる。突き放してパンチ→突き放してパンチと繰り返せばいいのだが、「手」を「パンチを打つためのもの」という認識でしか捉えてないため、前に出ても入り込まれてそれで終わり。

俗に首相撲というが、単に組合うことを指すわけではない。こうした「パンチ」以外の目的での手の使い方、打撃を当てるための伏線としての手の使い方/距離の作り方、これが空手やボクシングにはない、ムエタイを源流とするキックボクシングの技術。「ムエタイ」をベースとする選手(シウバやイグナショフなど)が、総合にいってもうまく打撃を使いこなせるのは、こういった技術をあらかじめ持っているからだと思う。

ボクシングに蹴りを加えたもの=キックボクシングと思っている方は大間違い。それでもK-1なら勝てるが、ムエタイやムエタイ的技術を持った選手には勝てない。K-1でも、打ち合わず現実的な闘いをする武蔵あたりには勝てない。

曙に首相撲の技術があれば、武蔵のクリンチにも対処できた。エンターテイメントとして全員が打ち合ってくるという前提があれば、K-1ルールは面白い。しかし、競技が成熟してくれば、現実的に勝ちにくる選手は増えてくる。柔道が好例。一本にこだわる日本選手が、ポイント重視の欧州の選手に勝てなくなった時代があった。

まあ、競技にする気はないみたいだから、柔道とは事情は違いそうだけど。。。でも、昔はオリンピック競技狙っているみたいなことを言っていたなぁ。

いまの関係者すべて外さない限り無理だね。

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 3/26 合掌

あの扉は、最初っから危ないと思っていた。やっぱりという感じ。存在そのものが×な代物。対策してどうこうというものではないから、全国からあの手のものが消えて行くのかな? というか消えてくれ。

それにしても、転職以来いろいろ続くなぁ。俺が疫病神なんだろうか?

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 3/25 ふ〜ん

最近の個人的に大きなニュースはこれ。

<ネット記事>見出しに著作権認めず 読売新聞が敗訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000070-mai-soci

リンクについてのもめごとは、いまだにあります。ただ、リンクそれ自体に違法性が ないというのがほぼ確定していて、それを覆すような判例はないはずです。逆に確固 たるルールがいまだに無いともいえます。まあ、別ウィンドウにして、自コンテンツ と区別すればいいんじゃないかと、ってところです。

ただ、それも利益目的じゃなかったら……って前提つきで、金儲けに利用されると、 発信元はそりゃむかつくわけです。
で、今回、読売に訴えられたサイトはここで

http://linetopics.d-a.co.jp/

上のピコンピコンって表示されるニュースが問題のそれで、このシステムを販売して るのがこの会社なのです。リンク自体に違法性がないといっても、新聞社は「リンクするときは連絡をよこせ、 コノヤロー」と言ってます。何の法的根拠もないのですが、危ない橋を渡ることはな いと考えたのでしょう。ならばと、リンクフリーの某サイトに出たニュースをピコン ピコンと売りまくってるわけです。

[参考] http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1226/da.html

で、情報配信もとの読売新聞が怒ったのですが、結果は「適法」。これをきっかけに リンクに関する法整備がなされて、逆に厳しくなると嫌だなあと思います。ネット自 体がつまらないものになる気もします。

果たして今後の行方は?

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 3/23 メジャー

K-1 MAXの開幕戦カードとやらが発表されている。いつも同じところからのリンクになっちゃうので、今回は貼らない。自分でお探しを。

キックファンにはおなじみの、ジョン・ウェインが参戦。ラドウィックと対戦する。また、いまやタイでは「最強外国人」のジャン・スカボロスキーもリザーブマッチで参戦する。

何か、こっちの世界での大物が、続々とあちらに参戦している。メジャーになるのはいいことだし、メジャーになりたいのだろう。応援したいものだ。

しかし、ジョン・ウェインのスタイルがK-1で合うとは思えないし、スカボロスキーだって、スーパーライトの選手でしょ?(最近お太り気味な気もするが)。プアカオにいたっては、ライト以下の選手でしょ?

……てな突っ込みをしたいんだが、そういう指摘は野暮なのだろう。選手間の移動は活発になっても、昔よりも遠い世界になった気がする。メジャーになるということは、そういうことなのだろうか。

メジャーといえば、転職し、某関連会社スポーツサイトの方と話していたときのこと。私が「キックボクシングの元日本ランカー」と紹介されると、「をを! 全日本?新日本?」「いやNJKFってところなんですが…」「ふ〜ん……(一同シーン)」という会話があった。

まあ「聞いたことない団体だし、大したことねえな」くらいに思われていたのだろう。それなりにスポーツに関わっている人たちだから、全日本キックと新日本キックくらいは知っていた。その二つしかないと思っていたのだろう。仕方ないっていえば仕方がないことだけど、誰に対してでもなくカチーンときた。

私が下から上がってきたころのNJKFライト級の層は、確実に当時全団体NO.1だったと思う。佐藤孝也さんが頭で、相沢さん、高津さん、狩野くん、林亜欧や三上さんのS.V.G.勢もいたし、そこに笛吹丈太郎あたりが上がってきて、ボクも混ざってきて……いま考えると、結構なもんだったと思う。(いまの全日本のライト級にはかなわないけど)

でも、世の中の人にとっては、「マイナーな世界のマイナーな団体の大したことないやつら」で終わり。それを考えたら、キックボクサーがマワシ巻いて相撲とっても、それで人気出るんならいいのかもしれない。

キックがとるべき道は、そこじゃないと思うけど。

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 3/18 ごたごた

こんなニュースがあったので、

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040318&a=20040318-00020466-jij-spo

仕事でテコンドーについて調べていたのだが、いやあよくわかりませんなぁ。こういうところの記事みてると

http://www.nikkansports.com/sydney/rensai/taekwondo1.html

なんかキックの分裂図をみている錯覚に陥っちゃう。WTFとITFがあるのは知っていたんだが、その下でもいろいろあるとは知らなかった。ソンさんいろいろ教えてくれてありがとうございます(ワーボク読みましたよ)。でも、明らかに格闘技って組織がゴタゴタになるケースが多いですよね。極真しかりプロレスしかり。なんでだろう? 誰か分析してみてください。

いずれにしても、選手にゃ関係ないこと。岡本選手にはいい結果になってほしいもんです。

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 3/16 山が動いた

いやあびっくりしました。女子マラソンの選考。当日のサンケイスポーツには、中山竹通のこんな談話が載ってました。

「陸連に高橋を落とす度胸はない」

いやあ陸連、度胸あったんですねえ(笑)。どう考えても、高橋落選に理があるわけで、これまでいろいろ体質を批判されていた陸上界もようやく成熟してきたってことでしょうか?

成熟という点では、ついに柔道も山が動きました。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040316&a=20040317-00000082-mai-spo

まあ昔は柔道界にとっては、事実上、プロ格闘家=プロレスラーでしたから、総合格闘技なるものが出てくればそりゃ変わりますな。そういう柔軟さなら歓迎したいですね。

もちろん、予選で負けたのに本戦に出られる、謎のイベントは歓迎しません。はい。

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 3/14 どう考えても土佐

日本人が良いタイムで勝つと面白いなぁ……と思ってはいたが、面白くなりましたね。女子マラソン。

もともと選考方法に無理がありすぎるこの競技。「一発勝負にすれば良いのに」と誰もが思うんでしょうが、結局、各大会についているスポンサー様のことを考えると、それはできないんでしょう。

選考基準には「五輪で勝てる選手」ってのが入っているそうです。要するに選考者の主観。そういう曖昧な基準で泣かされる選手がかわいそう。キックも競技じゃないが、マラソンだって競技じゃないわけです。そもそもなんで陸連が「勝てる」チームを編成しなくちゃいけないのか? 出る資格がある選手を3人出せばいいだけのこと。

そういう意味では高橋尚子の代表入りはあり得ない。明日選ばれたら、Qちゃんの大衆的イメージは大暴落するでしょうね。明日、楽しみです。

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 3/13 ファンタジー

Jリーグ開幕。

日立柏サッカー場ファンの私としては、今年こそレイソルの優勝を見てみたい。世間の人にはほとんど知られていないが、今年の柏はいけそうなんです。

なかでも注目は新外国人ドゥドゥ。

http://sports.nifty.com/headline/soccer/soccer_nikkansp_p-sc-tp0-040301-0018.htm

若干20歳のブラジル人。ボランチのくせにワールドユースで得点王になったという、超大物が柏に加入したんですばい。これは観なくちゃね。

もちろんファンタジーサッカーのわしのチームにもドゥドゥさまは加入しております。

転職後4週間、まったくプレステには触れないが、このゲームならできそうだ。

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 3/12 あぁ朝帰り

花の金曜日……と言う意味が最近よくわかる。ふだんは、ゆっくり外で呑むってのはなかなかねえ、、、、

というわけで、新宿にて某キック業界関係者と密(密?)談。濃いい話で盛り上がりました。

帰りの電車は、御茶の水にてタイムアウト。朝まで漫画喫茶で時間を潰す羽目に。

よくよく考えたら、転職してから毎金曜日、すべて朝帰りかも。呑みはじめが遅いから仕方がないのか? 許せ飼育係よ。

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 3/8 古川拓郎、惨敗

あんまし更新できずにすんません。

6日はNJKF興行に行きました。一応、採点付きレポートは書くつもりですが、どうでしょう。

北星ジムから出場した古川拓郎は、3R判定負けでした。一応、ちしまつがレポート書いているのでご参考に。

http://www.adachi.ne.jp/users/maribu/040306.html

補足しておくと、マウスピースをリング上に持っていくのは、半分セコンドの責任。いろいろやるべきことがあって試合前の準備を手伝えなかったのだが、いつになったら任せられるんだろう。ったく。

古川のこれまでは、この日も豪快にKOしたミシマに押し気味のドロー、夜桜弘治には1RTKO勝ちした。いずれも「古川、こんなに強かったっけ?」という見事な試合だった。豊富な練習量に裏打ちされた、本番での強さが持ち味だった。

それがこの日は、マウスピースの一見も有り、最初から浮き足だっていた。結果、「古川、こんなに弱かったけ?」という試合となった。技術的欠陥もいろいろあるが、ここでそれを触れないでおこう。

まあ、ここで終わったらそれだけの選手でしょう。

その他のレポートは時間ができたら、また。

なお、同日に行われたNJKFのプロテストで、北星ジムから有田、六川が受験。ともに合格した。予告どおり、これから北星ジムの層は厚くなる……はずです。わたしゃはこれからあんましジムには顔出せないけど、みなさん頑張ってちょうだい

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 3/1 いつも挑戦

ようやくというか、webランキングサイトが完成/公開となった。現役のころから、「こういうのあればいいのになぁ」と思っていた。そんなこと考えながら選手やってたのは、俺くらいでしょう(笑)

これに限らず、我ながら、あっちでいろいろこっちでいろいろやっている。「すげえ忙しい」と思ってしまうのだが、よく考えると、現役時代のほうが全然大変だった。減量でヘロヘロになりながら、仕事して練習していたことを考えれば、残業など屁のカッパである。HPの更新などハナくそである。

キックをきちんとやった人なら、なんでもできるのである。

昨日の敗北を機に、庵谷鷹志選手が引退宣言をしている。彼のあの強烈なパワーをもってすれば、何でもできるでしょう。場所を変えての大暴れを期待したい。

竹越さんのサイトに行ったら、びっくら仰天した。以前より、今週末の試合が最後だと宣言していたのだが、理由は何と大学進学だそうである。36歳にしてのその挑戦に、正直感動した。

いやあ、私も負けずに頑張ります。

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