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 2/25 一般ウケ

格闘技って本来、「見てすっきりする」ために見るんでしょうけど、ダメですねえ。 K−1観た後すっきりしないんですわ。仕事に必要だから、義務感でビデオで観てるだけ。

う〜ん。

昨日のMVPは誰が見ても、山本KID選手でしょうね。強いですねえ、ナチュラルに。さ すがに180センチあるようなナチュラルミドルにはやばいだろうけど、K−1で蹴れる 選手ほとんど出ませんからね。みんな同じスタイル。中間距離で打ち合う選手ばかり なら、KID選手にもチャンスは大いにあるでしょう。

パンチャーばっかりという点で、昨日の小比類巻選手の優勝は価値があったのかもし れません。

まあ、個人的にはどうでもいいんですが……。

それより「野良犬ワンマッチ興行」、一般向けにはやっぱ辛いかなぁ??? こうい う仕事していると、魔裟斗選手の凄さがよくわかります。。。

ちなみに今日は私の誕生日でした。32回目です。

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 2/23 夢のお値段

悪友太一から電話があった。なにやら「会社の後輩がコンサートやるから来い」とのことだった。会場が柴又からほど近い青戸でやるらしい。

ほとんど詳細を知らずに行ってみると、会場は葛飾区が誇る?芸術の拠点、かつしかシンフォニーヒルズ。そこで合奏団の演奏があるという。

この合奏団、某有名私大の合奏団がベースになっているらしく、本格的なものだ。私に演奏レベルを判断できる能力などないが、キックボクシングデビュー戦の技術レベルよりはるかに上であることくらいはわかる。しかも、こんどアルバムを出すというプロのサックス奏者も演奏に参加していた。

で、結局なにがどうしたのかというと、この演奏会がすべて無料だということにびっくりしたと言いたいのだ。

有料にしてしまうと著作権だか演奏権だかが発生してしまったりとややこしい問題があるそうな。しかし、会場のかつしかシンフォニーヒルズを借りるのだって安くはあるまい。東京芸術劇場やオペラシティと比べて、それほど見劣りのする会場じゃない。プロの演奏家だって呼んでいる。

「持ち出しいくらだろう?」

そんなことを考えながら演奏を聴いていた。おそらくは、一年に一度のこの演奏会に向けて、いろんな出費をしてこの日を迎えているのだろう。

自分の好きなことを公衆に発信する。これはお金をもらうことではなく、むしろお金を支払うものであるということに、改めて気付かされた。

お金をもらっていいのは、ごく一部の人たちに許された特権なのだろう。

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 2/21 今後

このHPでも紹介して大反響を呼んだトマソン日記の作者・皐月パパさんのウェブ日記は強烈だった。現役のスポーツ紙記者が、裏話をガンガン書くという内容だった。その裏話のすごいことすごいこと。会員制になってからはもっと凄かった。

この日記をとにかく面白くするためであれば、皐月パパ日記を目指すのが得策だろう。仕事のことをガンガン書けば面白くなるに違いない。だけど、、、、、、それ無理なんですよねえ。社会的に影響力ある企業だから、へたなこと書けないし、ほとんどが社外機密事項。

たぶんこれから、平日に関しては、仕事で始まり仕事で終わる一日になる。だから日記のネタを仕事以外に求めるのはヒジョーにきつい。何書いて行こう????

ま、更新頻度が多少落ちるのは勘弁してください。どんなに忙しくなっても、このサイトは私の名刺代わりなので続けます。

以後もよろしう。

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 2/20 一週間が終わり

やたら忙しくて、時間に終われる私の部署。仕事帰りに呑みに行くぞ〜!というのはまったくありそうになかった。

だが、今日はお呼びがかかった。スポーツ関係の部署の飲み会だ。なんだか社内で賞をとったらしい。もちろん、私は賞にまったく関係ないのだが、お呼ばれされた。

全部で30人くらいの飲み会。どっかで見たことある人がいるなあと思ったら社長だった。。。隣に座った人は、昨日某所でサッカーコラムを書き、激論を巻き起こした人だった。二次会で隣に座った人は、サカつく作ってた人だった。

こういう人と接することができるのが、この会社に入った強みか。キック関連でもいろいろできそうだ。

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 2/16 初出社

今日は転職先に初出社しました。

さ〜っと3時までオリエンテーションをした後、早速配属。覚えること多すぎるし、時間の流れ無茶苦茶早いし、おまけに「1日メールが1000通は来る」なんて言われてゾーッ。。。。。。。

すべてが今までとは違うようです。

おまけに配属先の人は既に某ルートから俺のこと知ってるし、社員数百名に自己紹介メールを送った後には、うちの掲示板に「もしかして…」書き込みがあるし、、、、、へたな仕事できませんなぁ。

ただ、自分が考えていたよりも数十倍面白そうな仕事ができそうなので(数百倍忙しくなりそうですが)、晩酌呑みながら決意を新にしております。というか、たぶん気合い入れなきゃやってけません(泣)。

前の会社では「●年連続残業少ないで賞?」を誇った私だが、それも幻になりそうです。

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 2/13 感謝

約9年間勤めた会社を今日退職した。

「昼は編集者、夜はキックボクサー」というのは、キック側からみれば面白いセールスポイントだが、会社からみれば「余計なことに力を入れてる問題社員」でしかない。実際、自分の情熱の大半がキックに注がれていたことは否定できない。

そんな”不良社員”の退職だが、みな快く送り出してくれ、転職を「おめでとう」と言ってくれた。

感謝の印に、新会社で社長にでもなって、●●●●出版社を買収。×××××を追放でもしたら、みんな喜んでくれるだろうか?

ま、それは冗談だとしても、これからはいつ会社が潰れても一本立ちできるよう、自分のスキルを高めることに情熱を注ぎたい。

これまでお世話になりました。

 

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 2/11 魔法

夜桜弘治公式デビュー戦のレポート書こうと思ったが、ちしまつが書いたので、まあいいや。内職で忙しくて‥‥‥‥。

若干、レポートに補足。

とにかく技術でいってかなうわけがない。しかし、夜桜と手を合わせたものはわかるだろうけど、リズムが無茶苦茶で、とにかくやりづらいんです。だから、いかに砂田選手といえどかなり慣れるのは時間がかかるはず。

そこで夜桜には「1ラウンドで試合決めるつもりで行け! 最低でも1ラウンドはポイントとれ」と指示をしました。そのとおりに最初からアクセル全開で行きました。しかも、試合のスタミナってのは肉体的なものだけじゃないんです。自分のペースで試合しているときと相手のペースで試合しているときでは、疲れ具合がまったく違う。今回は相手が百戦錬磨の砂田選手ですから、そりゃバテますわ。

あと、「魔法の止血」などと書いていたが、知っている人は当然のように知っているでしょう。

魔法の正体は「タバコ」です。

1R夜桜の目じりが切られ、大流血。「こりゃやべえ」と思って、近くで夜桜を応援していた人に「タバコくれ!!!!」と命令して(面識ない人でしたが)、その場で解体。葉っぱを夜桜の傷口にあてて止血しました。タバコに含まれるニコチンに止血作用があるのです。事実、あれほど吹き出していた血が、3Rにはぴたっと止まりました。1R終了時、ドクターは止めたそうな顔してたんですけどねえ。

少なくとも、このタバコ止血は北星ジムでは普通にやってました。数か月前に、練習生がスパーリング中にハイキック食らって大流血しました。かなりの量だったので、タバコの葉をまぶして止血らしいことをして、病院へ直行。そこの医者は、傷口をみるなり「これは‥‥あ、タバコで止血したんですね。はいわかりました」と納得してました。

後でこのやり方が正しいかその医師に聞いてみたところ、「タバコ中のニコチンに止血効果は確かにあって、昔の人はこういったことをよくやります。ただ、傷口に余計なものが入ってしまうので、その分のデメリットがあります。縫う前に傷口から葉っぱを除くのは大変なんですよ。よっぽどすぐに止血したいとき以外は、使わない方がいいかも」とのことでした。

ということで、一般人ならまだしも、試合中のキックボクサーならどちらを選択するかは明かですな。

しかし、この方法がベストではないと思います。ボクシングでは止血専門の「カットマン」をセコンドに入れるほどです。もっと近代的な方法があるのでしょうが、私は知りません。今度、ボクシング関係の人に、習ってこようと思います。

いずれにしても今回の夜桜の試合、セコンドについたキーマオ1号が、くじけそうな夜桜に放ったゲキがすべてを表してました。

「もう試合したくないの? 試合したいんでしょ! あきらめるな!」

今後も試合をしたい夜桜は、ダウンを最後まで拒否し、次への道を切り開いたのです。

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 2/8 オフレコトークはオフレコで

本日は、夜桜弘治の公式戦デビュー戦。なぜか私も「チーム夜桜」の一員としてセコンドにつくことに。。。

セコンド記は後にくわしく書くつもりだが、何せ相手は元MAチャンピオンの砂田。「生きて帰ってこれれば」と思っていました。しかし想像以上の大善戦。「もしや」と思う場面を何度も作り、場内を阿鼻叫喚の渦に引き込みました。

後半ヘロヘロでボコボコにされましたが、ダウンは拒否。ようやりました。負け試合を誉めるのは嫌いだけど、デビュー戦対元王者っすよ! 100点やってもいいでしょう!

J-NETの関係者の方にもウケが良かったようで、さらなる継続参戦の可能性も。実は勝ち負けよりも、これこそが今回の目的。これまで不遇をかこった夜桜の人生の扉が、いま開こうとしているわけです。

さて、その後は新橋に移動し、オフ会に突入。夜桜応援団とも合流し、毒舌あり毒霧あり(笑)の無茶苦茶な酒宴が繰り広げられました。「このHPのおかげでキックを始めた」という奇特な人をこれまで2名知っていますが、この日は3人目が降臨。彼のデビュー戦は、みんなで応援しにいきましょ〜!

ちなみにその3人のうちの一人、ぶしくんは、今わたしの隣で寝息をたてておりますinわが家(笑)。

この日は、野崎引退オフ会も兼ねていたようで、今さらながら皆さんんから暖かい言葉をいただきました。どうもありがとうございました。

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 2/7 What?

埼玉スーパーアリーナでWWE観戦。いやあ興奮しました。ストンコ最高! HBKかっこいい! ステイシーかわいすぎ!!…ってわけで、完璧ミーハーに堪能しました。

でも、なんといっても凄いのはネイチことリックフレアー。プロレスファンでなくても名前くらいは知っているかもしれないこの大ベテランが、なんとケツ出しました(笑)。もう、あれだけで満腹っす。

さて、その後、新宿へ移動。ソムチャーイ高津選手や北沢勝選手などが所属する(?)「壊れ会」なる集まりに参加してきました。

私がついた頃にはもうみんなできあがっていて、高津さんは完璧に「壊れて」ました。「終電で帰る」と聞いていたのですが、そんなそぶりも見せず、朝まで騒ぎました。これまで面識がなかった方ともお話できて、貴重な経験でした。また、参加したいです。


すやすやと眠る林亜欧選手。
人気先行型らしい(笑)

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 2/6 ファン心理

変に自己完結しちまったのかどうなのか、最近あまりミーハになることのない私。わくわくしながら後楽園ホールに通い、ツーショット写真撮って感激していた自分が信じがたい。好きなスポーツ選手や有名人、もちろん居るのだが、会ったら舞い上がりそうな人っていないなぁ。
会いたい人=nothing。
サインもらいたい人=nothing。
写真とりたい人=nothing。
編集者には向いてませんな、今さらながら。

「中島みゆきファン」を公然と謳ってはいるが、直接会いたいとは思わない。偶像として大事にしたい。

そんな私のミーハー心を、現在唯一くすぐってくれるのが、アメリカのプロレス団体WWE。昨日は広島で来日公演。
http://www.sponichi.co.jp/battle/kiji/2004/02/06/02.html

今日は大阪、明日はさいたま。ヤフオクでゲットしたチケットで、明日はさいたまスーパーアリーナ行ってきます。たぶん、クリスチャンには「I'm your peeps」と絶叫し、当然、自分を指差しながら「ロブ・ヴァン・ダム」と連呼し、 ストーンコールドのビールに感涙するんだろう。

キックの会場で採点しながら試合観ている自分と比べると、自分でもかなり不思議。そんな自分の心理を分析しながら、「ヒーローってどうやって生まれるのか?」について考えながら観戦したい‥‥ってそんなわけねえだろっ! 

頭からっぽにして愉しむべし! Hell yeah!!

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 2/5 脱退

掲示板でも触れたが、日記でも触れざるをえない。ウィラサクレックジムNJKF脱退の報だ。いまのところ“移籍”ではなく“脱退”で、「自主興行」を予定しているのだという。外からみたら???だらけの脱退劇だろう。

それに関しては伝え聞いたことをもとに推測するしかないのだが、まあ、なんだかなぁである。

キックボクシングの現在おかれた状況に歯ぎしりしている人はみな、現在の分裂状態を嘆いている。それこそが諸悪の根元であると知っている。きちんと統一さえされれば、少なくとも今よりは状況はよくなる。だから、個人的には、理由はどうあれ分裂脱退の類は嫌いである。反対である。

統一とまで行かなくても、これ以上団体やイベントが増えるのは何とかしてほしい。いま現在「私はキックファンです!」と名乗れる人が何人いるだろう? 「全日本キックファン」「新日本キックファン」はいても、キック界全体の選手を把握している人がどれだけいるんだろう? かくいう私も、一部団体の選手についてはほとんどわからない。IKUSAとかRISEとかも観てみたいけど、とてもじゃないけど金も時間も追いつかない。

はっきり言って、日本に“キックボクシングファン”は

 30人いればいいほう

だろう。

100歩譲って許せる分裂もあるとは思う。より大きな統一へ向けての脱退である。全日本キックボクシング連盟から脱退したジムでできたNJKFは、「キック界統一へ向けた脱退」と謳っていた。実際それがどれだけ機能しているかは皆さんの判断に任せるが、NKBという新形態の組織を作ったことに関しては、一定の評価をしていいとは思う。

他にも、大きな志のある組織、団体なら応援はしたい。

ウィラサクレックジムがどういう意図での脱退→自主興行なのかははっきりとわからないから、軽々しく批判するのは差し控えたい(生理的に嫌ではあるが)。

今回の脱退が、選手のため、そして絶滅寸前のキックファンのためになることを願うばかりである。。

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 2/1 キックの逆襲

全日本キックが突っ走っている。

http://www.aj-kick.com/index2.html

気持ちいいばかりの攻めの姿勢。小林さんの格闘技界史上初「ワンマッチ興行」にはびっくり。いやあ、成功してほしいっす。

で、今年もやるライト級トーナメント。変わらず特別ルールによるトーナメントには反対だけど、この時期にビッグ興行をやることには拍手を送りたい。

巷ではK−1ライト級の噂が流れ、ゴング格闘技ではライト級の番付表まで掲載された。ファンは「K−1ライト」を観たいといっているが、あえて「待てよ!」といいたい。

「K−1 MAX」と「K−1ライト」では決定的な違いがある。K−1 MAXもまあ独占といえば独占なのだが、K−1ライトになったらメンバーはもっとキックボクサー独占になる。ゴング格闘技の番付表を観ても、前頭にシュートボクサーが入っているのを除けば、後は全員キックボクサー。海外を観ても、おそらくムエタイかキックボクサー以外にトーナメント出場に値する選手はいないでしょう。

ムエタイをまあキックの範疇のものと仮に考えれば、ソフトは全てキックボクシングから調達して、違った商売をしているわけである。全キックボクシング関係者に「あんたら悔しくないの?」と激しく問いたい。

キック関係者が参戦すべきは「K−1ライト級」ではなくて、「キックボクシングオリンピック ライト級」でしょう。無ければ作ってよ!

という意味で、この時期に全日本キックがライト級トーナメントをやることに関しては、K−1への宣戦布告、キックボクシング団体の意地が垣間見える。どの団体もK−1に選手を出すのであれば、こっちに出て欲しい。そうでなければ、参加できる場所を作って欲しい。

間違いなくテレビつくでしょう。今の流れなら。

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