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建立者句碑一覧表(5)

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180⇒194 195⇒209 210⇒224

番号

場所

建立年月日 及 建立句 

所属俳句結社 他

建立者住所  

建立者名
180 西庭 平成3年6月
滝の上雲もわきでては流れけり

若葉草 紅葉

   千葉県野田市 鈴木 帰花
181 表庭 ひそかなる夜の過ぎるたび山黄ばむ

ひまわり俳句会主宰

   横浜市港南区 矢沢 尾上
182 駐場 平成4年5月
飛沫なき天地を継ぐ滝つつじ

第十四回正覚寺句碑祭受賞句碑

       厚木市 安藤  伝
183 西庭 人日や空瓶並ぶ勝手口

樹海

       府中市 宮崎 てふ
184 西庭 時雨忌や風に彩あり光り堂

        同 相田 朝子
185 西庭 6月
わけ入れば一山を覆ふ蝉しぐれ

 

       中野区 藤田ひさみ
186 西庭 惜春の道果つるまで我ゆかぬ

 

       大宮市 原田 涼子
187 西庭 みほとけの瞳にまたひとつ落椿
 月の句碑雪の句碑にも花の風

旅と俳句

      相模原市 鈴木 荒圃
188 西庭 龍淵の潜武岩こけ湿羅勢せ

躍動

   千葉県山武郡 千保 霞舟
189 西庭 8月
古漬けの生姜百まで母生きよ

樹海

       三鷹市 加藤  昇
190 西庭 10月
故郷は遠くなりけり麦こがし

 

      世田谷区 桑原 寿夫
191 西庭 12月
遊船の青田の入り江深きかな

 

        同 田中 政子
192 駐場 平成5年5月
煩悩のこのみ打たせん滝つつじ

第十五回正覚寺句碑祭受賞句碑

 津久井郡藤野町 佐々木 正
193 裏山 12月
ひぐらしや明日も働く足洗う

 

   山梨県大月市 村上 一章
194 裏山 平成6年1月
寒林に投げし礫の木霊かな

相模湖町俳句会会員

      津久井町 梅沢 信一
195 裏山 さくらんぼふくめば北の童唄

 相模湖町寸沢嵐 長谷川絹子
196 裏山 残されし日日は珠玉や実千両

      津久井町 竹本 節子
197 裏山 人生は今凧にあり冬木の芽

   相模湖町与瀬 清水 照子
198● 駐場 5月
万緑を口までそゝぐ魔法びん

第十六回正覚寺句碑祭受賞句碑

        同 小川 武子
199● 駐場 平成7年5月
生涯を端役に生きて単帯

第十七回正覚寺句碑祭受賞句碑

        同 天野みゆき
200● 駐場 平成8年5月
でで虫や吾が思惟何れ愚に帰る

第十八回正覚寺句碑祭受賞句碑

        同 天野みゆき
201 西庭 6月
還暦の天に赤シャツ漱石忌

 

      津久井町 大山 れい
202 裏山 枯野ゆく影蹤きてくる影と行く

 

       多摩市 大矢 章朔
203 表庭 7月
金剛の杖三尺や山葡萄

 

       練馬区 桜井 泉水
204 表庭 11月9日
菊人形涙に袖を濡らすまじ

正覚寺閑栖和尚米寿祝記念句碑

   俳諧浄土主管 山田 咲花
205● 駐場 平成9年5月
寺の子は今年五つのさくらんぼ

第十九回正覚寺句碑祭受賞句碑

   相模湖町阿津 山口  敬
206● 駐場 平成10年5月
葉桜の湖より風の生まれけり

第二十回正覚寺句碑祭受賞句碑

    東京都港区 彦坂 高子
207● 駐場 平成11年5月
湖を出て夏蝶光げを新たにす

第二十一回正覚寺句碑祭受賞句碑

       浦和市 鳥居ゑいじ
208 裏山 8月
花は菊選びて天寿の不諱さやか

為 弧星新盆供養  建立者楚美子

       小平市 坂井 弧星
209 駐坂 12月6日
引きだしに遺る妻の香しぐれ来る
逢う言葉初冬の鏡にととのへる (政江)

為 政江五回忌供養   笹鳴会友

   相模原市橋本 野村 雨村
210● 駐場 平成12年5月
句の中にはいり切れない山桜
第二十二回正覚寺句碑祭受賞句碑        多摩市 丸山 三喜
211 駐坂 7月
鐘の音に越ゆるに高き夏木立

 

        多摩市 中山 三喜
212 駐坂 11月26日
芽吹く夜のドア―ひとりでに開く

為 忍終菩提供養 季節 礁 海光 同人
     建立者 松本みな子、子供一同

   相模原市矢部 松本 忍終
213 裏山 平成13年4月14日
暁け放れ落花踏まれずありにけ里

若葉・愛媛若葉・岬同人 
             栃の芽顧問

   埼玉県狭山市 関   俊雄
214 ● 駐場 5月
掃き寄せし昨日の色の落ち椿
第二十三回正覚寺句碑祭受賞句碑     横浜市南区 小野 弘雅
215 駐坂 8月
春光を掴みて立てり嬰の一歩
        東京港区 彦坂 高子
216 駐坂  平成14年4月
鰯雲見果てぬ夢の二つ三つ
      横浜市緑区 宇野 悠鬼
217● 駐場  5月
病葉を膝にあつめて泣き羅漢
第二十四回正覚寺句碑祭受賞句碑    八王子長沼町 橋本 和葉
218● 駐場 平成15年5月
老僧の眉目柔和に夏衣
第二十五回正覚寺句碑祭受賞句碑    相模原市橋本 鈴木 荒圃
219● 駐場 平成16年5月
まだ風の荒さを知らず松の芯
第二十六回正覚寺句碑祭受賞句碑  相模湖町寸沢嵐

宮崎登美子

220● 駐場 平成17年5月
水切って休まず束子囀れり
第二十七回正覚寺句碑祭受賞句碑

 藤野町吉野

守屋 井蛙

221 駐場 平成18年5月
みどりにも百の彩あり寺若葉
第二十八回正覚寺句碑祭受賞句碑

相模湖町山口

山田 法花

222 駐場 平成19年5月
またの日の握手は両手滝つつじ
第二十九回正覚寺句碑祭受賞句碑

横浜市南区

渡辺 長汀

223 裏庭 平成19年8月
兄弟の多かりし世のさつまいも

俳句誌「いろり」主宰

群馬県太田市

保坂加津夫

224 裏庭 平成19年8月
素朴さのなかの豊かさ木の実独楽

俳句誌「いろり」編集長

愛知県春日井市

桑垣 信子

● 印 のある句碑は、全て句碑番号198の句碑に刻まれている。 (俳句寺西側の駐車場に建立)
● 印 のある句碑は、全て句碑番号221の句碑に刻まれている。(俳句寺西側の駐車場に建立)
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