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建立者句碑一覧表(4)

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135⇒149 150⇒164 165⇒179

番号 場所 建立年月日 及 建立句  所属俳句結社 他 建立者住所   建立者名
135 表庭 遠き日の思ひゆれいる秋桜

         新宿区 金子  敏女
136 表庭 見返るもゆく手も花の遍路寺

塔主宰

     埼玉県庄和町 小笠原 龍人
137 駐場 昭和61年1月
句碑祭り百基の句碑が耳となり

 

         厚木市 高沢   茂
138 駐場 灼け参道心ゆくまで句碑めぐる

帆船

         同 安藤   伝
139 表庭 3月
鳥の声つかずはなれず春惜しむ

         調布市 駒形  久子
140 表庭 望郷の思いふつふつ鳥雲に

         世田谷区 加藤  一子
141 表庭 行く春の水車夕日を汲み上げて

         品川区 山本  房枝
142 表庭 犬つれて落花の風のゆくへ追う

        世田谷区 林    光枝
143 表庭 木を過ぐる風のトレモロ夏めきぬ

         品川区 田島  真代
144 表庭 4月
修羅の世に生きて傘寿や今朝の春

白馬

 北都留郡上野原町 菅野  照奎
145 表庭 5月
大空にはばむものなく囀れる

塔 夫婦建立句碑

         大田区 池田  竹魚
    針山のあせし歳月針納む

 

  池田 ちか子
146 駐場 樫落葉思惟を幾世に木洞仏

第8回正覚寺句碑祭受賞句碑

      富士吉田市 加々美 鏡水
147 駐坂 7月
木の実落つ音の心を離れけり

 

   津久井郡城山町 権守  芳泉
148 表庭 10月
夏終わる一朶の雲のあたらしく

         大田区 宮内  恭子
149 表庭 開かれし艇庫影おく春の水

         同 小川  美枝
150 鐘山 昭和62年1月
春百景なべて仏の掌の平に

四季

 津久井郡津久井町 山口  文一
151 掲坂 2月
これがまあ俺の位牌か初笑い

梧 (咲花弟)

   津久井郡城山町 山田  白雲
152 駐坂 4月
つつじ山花に影曳く昭和句碑

 

         同 小磯  和風
153 表庭 狂はんとして花びとにまぎれけり

 

         同 平沢  茂樹
154 駐坂 いわし雲再就職の搬庫守

相模湖俳句会会員

    相模湖町増原 神保  清敏
155 駐坂 鵙晴れや艇こぐ気魄波を生む

 

        同 鼠坂 小川   実
156 駐場 5月
尺蠖に余生の歩巾測らるる

第9回正覚寺句碑祭受賞句碑

       八王子市 鈴木  政子
157 表庭
158 鐘山 鮎宿やびくにあふるる夢を見し

 

       相模原市 不動  紀義
159 鐘山 蕗をたく匂いこもりし雨一と日

同人妻

         同 不動  町子
160 鐘山 望雲におもいあふれるおや子鳥

アメリカ カリフォルニア在住

         座間市 ロプケ 滋代
161 階上 5月
五月初雲雀見失いけり昼の月

帆船

        中野区 酒井  浜子
162 階上 紅葉山祈りをこめて鐘一打

         同 春日  代里
163 表庭 7月
一樹一石かげをふかめて十三夜

 

 山梨県富士吉田市 浅間  柳葉
164 駐場 薫風や一山句碑をふところに

第10回正覚寺句碑祭受賞句碑

       相模原市 川原  梧葉
165 駐坂 9月
句碑に萩寺の子猫のなつきくる

 

        府中市 磯部  昌子
166 駐坂 寺々の花を巡りて花に酔う

 

       八王子市 虎見  喜咲
167 駐坂 寂然と句碑により添う彼岸花

 

       八王子市 石井  郁子
168 駐坂 春光の見へざるものを追う齢

 

         広島市 綱田  酔雨
169 駐坂 夏草や郷里の匂う友の寺

 

       世田谷区 榎本  重雄
170 表庭 平成元年6月
高見より鐘の余韻や風薫る

 

        杉並区 松谷 喜代子
171 鐘山 2年5月
袷よく縫えて牡丹の風薫る

 

 北都留郡上野原町 高塚 松苑女
172 鐘山 粒ほどの命はねおり青蛙

 

  津久井郡藤野町 浅見 せつ子
173 駐場 筆塚の一字を隠す揚羽蝶

第11回正覚寺句碑祭受賞句碑

        川崎市 井田  菁子
174 駐場 6月
どの句碑に宛てしか寺の落とし文

第12回正覚寺句碑祭受賞句碑

        調布市 黒石  良一
175 表庭 若水に禅の心を汲みあぐる         塔   山梨県富士吉田市 渡辺 可苦子
176 表庭 7月
雪積むや音あり音の無い世界

元津久井郡農協俳壇選者

        藤野町 石井  桂泉
177 鐘山 平成3年4月
夢に生きめぐる花野の露光る

他に92、93の同人句碑建立あり

        多摩市 原   静風
178 裏山 5月
千秋の思ひ花咲く羅漢かな

正覚寺閑栖和尚の学友

       世田谷区 榎本  重雄
179 駐場 佇めば影も花野の彩となる

第13回正覚寺句碑祭受賞句碑

     横浜市南区 小野  弘雅

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