東北本線の福島県内では2003年夏ごろ一斉にこのようなタイプの駅名標(支柱ごと)に交換されました。基本的なデザインは国鉄時代のものを踏襲しており,只見線内のものとほぼ同じです。当駅かな名は同様に「DF太丸ゴシック体」ですが,その他の文字には丸ゴシック体として定評のある「ナール」を使っています。
長い駅名では長体に,短い駅名では平体にしていますが,南福島の「く」や「I」はそのまま,というお粗末な処理で違和感を感じます。市町村名まで長体・平体にしている駅もありますが,その必要性に疑問を感じます。全体的にバランスが悪く美しくありません。特に,ひらがなが一文字一文字バラバラの大きさに見えます。一番目立つ当駅かな名が美しくないのは,よろしくありません。
ここへきてJR東日本標準デザインではなく,意表をつかれた感がありましたが,前述のとおり2007年9月下旬までにすべての駅で交換されたため,現在では見ることができません。 (桑折※:03年8月) (本宮※:03年10月) (南福島※:03年8月) |