12/30の行動記録

天候 晴→曇 コースタイム
7:00 起床
9:45 ホテル発
10:00 マラングゲート着 1970m
11:15 発
12:10 2150m
12:15 発
13:10 2350m 昼食
13:40 発
15:00 2645m
15:10 発
15:45 マンダラハット着
16:45 発
17:05 マウンジクレータ 2800m
17:20 発
17:50 マンダラハット着
マラング⇒マンダラハット(2700m)
7時起床、Tシャツ1枚で寝ていたが、夜中に寒くなってラグシャツを着る。蚊は1匹も見当たらず、お陀仏になったようだ。日本の蚊取り線香の有効性を改めて認識。朝食までに時間があるので、ホテルの庭を散歩、快晴で気持ちのいい朝だ。朝食後、皆で歩いて5分の展望台にキリマンジャロを見に行くが、既に積雲・層雲が湧き、キボ峰は雲の中で、マウェンジ峰のみ姿を現している。
9:45ホテル発。マラングゲートは、車ですぐのところにある。入山手続きで待っている間に、空の半分ぐらい熱帯特有の積雲が覆う。夕方にスコールでも来るのだろうか?20年前と変らない、キリマンジャロ初登頂者のハンス・メイヤーのレリーフが、全く同じ場所にあった。
マランクゲートで入山手続き ピークへの各地点の標高を書いた標識
キリマンジャロ初登頂者ハンスメイヤーのレリーフ ゲートをくぐってキリマンジャロへのトレックが始まる
11:15出発、マラングゲートをくぐり樹林の道を行く。カメレオンの写真を売り込む子供の攻勢がすごいが、ひたすら無視。最初は暑かったが、湿度自体は低いので、曇って日が陰ると丁度いい。13時頃、降りてくる人達と次々と出会う。皆、満足した表情をしている。我々も、あんな表情で帰途に着くことができるのだろうか。2000mを超える頃から、少し空気が薄いのを感じる。
樹林帯の道を進む 林道のようなポーター専用道路
13時過ぎにポーター専用道路に出て、弁当を食べる。20年前登った時はジャングルだったところが、今や立派な林道になっており、ポーターしか通れなくなっていた。(ツアーガイドのKさん曰く、この道を通ったことがあるのは今や希少価値とのこと)弁当のゆで卵の黄身が白っぽいのにはビックリ。甘いものが多いが、意外と美味しく、結局全部食べてしまった。更に登り、木が針葉樹っぽくなったところで休憩。ここで、ミントが紫の花をつけているのを初めて見た。わらびやシダ類も所々にあり、なんだか日本で見る植物ばかりのような気がする。マンダラハットまで、あと少しと思ったが結構時間がかかり、16時少し前に到着。
マンダラハット キリマンジャロ紅茶とホップコーンで一息
なんとここでは携帯が通じるので、小一の娘が喜ぶと思い、途中で撮ったシマウマの子供の写真を嫁さんに送る。しばし休息の後、高度順応のため、2800mにあるマウンジクレータに出掛ける。コロブス、ブルーモンキーを樹林の中で発見し、皆のアイドルとなる。辿り着いたマウンジクレータは、芝生のようなフカフカした草地で、寝転ぶと正に別天地。ひとときの安らぎを得る。
マウンジクレータの底を望む ブルーモンキー
戻って夕食後は、小屋の外に出て星の鑑賞会。まず真っ先にオリオンの三ツ星を見つける。続いて、スバルと天の川。南十字星はまだ出ていないのか見つからない。ひときわ明るく輝く南の空に輝くのが、恐らくシリウスだろう。夜はさすがに冷えてきて、重ね着をして寝る。

           



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