駐輪場情報・北九州市編1:鹿児島本線(門司港〜折尾)

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駅名

門司港駅 小森江駅 門司駅 小倉駅 西小倉駅 九州工業大学前駅 戸畑駅
枝光駅 スペースワールド駅 八幡駅 黒崎駅 陣の原駅 折尾駅


*評価項目一覧表

評定 総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離
(徒歩)
二輪対応 一時利用 料金設定
優秀 完璧 完璧 完璧 完璧 30秒以内 大型二輪OK 極めて容易 非常にお得
良好 良好 良好 良好 良好 1分以内 400cc以下 容易 お得
普通 やや不満 やや不満 やや不満 やや不満 2分以内 125cc以下 やや困難 普通
不満 不満 不満 不満 不満 3分以内 50cc以下 困難 ちょっと高い
論外 論外 論外 論外 論外 3分超 対応なし 事実上不可 非常に高い


門司港駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 1
(周辺) 0
常駐管理実施数 1
平均乗客数(日) 5,580


駐輪場データ

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
200 50 約300 10程度 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定
B+ A B A B C B A


コメント
バイク対応こそ125cc以下に限定されるものの、それ以外は管理体制も使い勝手も良好で、自転車とバイクの住み分けに至っては明瞭な区分を行っているほど。比較的小規模ではありますが、北九州市における駐輪場のスタンダードというべき施設です。この素晴らしい環境に引き寄せられ、私のように下関から自転車やバイクを預けに来る人も珍しくありません。

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小森江駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 1
(周辺) 0
常駐管理実施数 0
平均乗客数(日) 1,961

駐輪場データ

収容台数
(自転車)
収容台数
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
150 自転車と共用 300 50程度 なし
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
通勤・通学での利用は結構多く、本来150台程度しか収容できないところに、推計300台程度の需要が存在します。さすがにこれではパンク状態で、常駐管理がないためか故障車等の放置も目立ちます。門司港レベルの駐輪場がぜひとも必要です。

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門司駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 2
(周辺) 0
常駐管理実施数 1
平均乗客数(日) 6,351

東口(正面)

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
600 (自転車と共用) 650 20程度 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
1989年の自転車放置禁止条例制定とともに、北九州市初の有料・常駐管理駐輪場として建設された、パイオニア的存在。二層式ですが1階部分は半地下、2階部分も比較的低い位置なので、どちらにもバイクで駐輪可能です。(この構造は若松渡船場でも採用)周辺の自転車放置も少なくなっており、前回調査より評価が若干上昇。

西口(大里海岸側)

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
30 0 20以下 ほぼ皆無 なし

コメント
大里再開発と合わせて駅舎リニューアルしたものの、西口は現在のところ需要がほとんどなし。駐輪場も階段下の空きスペースにちょこんと作っただけ。こんな状況ですので、目下評価対象からは外れますが、車寄せの両サイドに広大な再開発用地があるので、再開発が進めば正規の駐輪場が設置されるものと思われます。

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小倉駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 2
(周辺) 0
常駐管理実施数 2
平均乗客数(日) 47,597


北口

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
160 60 約300 20程度 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定


コメント
小倉駅ビル再開発とともに、北九州市では初のプリペイドカード式駐輪場として設置。北口は元々裏口的なところで、自転車需要が比較的少ない一方、国道199号に面していることからバイク需要が結構ありました。そこで2005年バイク向けに施設改造が実施され、自転車用二段ラックの一部を撤去して二輪スペースを増強、公式リリースこそありませんが写真のとおり自動二輪も堂々と駐輪できるようになりました。放置対策も年々進んでおり、小倉駅北口駐輪場はバイク向け駐輪場としての地位を徐々にですが獲得しつつあります。


南口

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
270 30(?) 約350 20程度 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定


コメント
こちらも再開発の産物で、プリペイドカードは南北共通。当初はバイク向けスペースが少なかったものの、どうやら多少の増設を実施したようで、それまで自転車ラックの下に間借りしていたバイク向けスペースが、きちんと区別された模様です。今回は時間がなく入口のみ撮影して北口に戻りましたが、駅近辺の放置対策も功を奏して歩きやすくなっています。看板も大型化されましたが、初めて来た人はどこが入口なのか判らないかも(汗)あと、近隣の商店街に放置されている自転車への対応も、今後強化せざるを得ないと思われます。

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西小倉駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 1
(周辺) 0
常駐管理実施数 1
平均乗客数(日) 3,752

駐輪場データ

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
300 50 350 15程度 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 利用料金


コメント
かつて放置台数が多く悪評をかこった西小倉駅ですが、2004年の駅リニューアルと同時にゴージャスな駐輪場が新たに建設され、面目を一新しました。1階が主に体の不自由な人向けの自転車スペースとバイク向けスペース、2階が自転車専用スペースになっており、特にバイク利用者に優しい設計となっています。放置車両も国道199号からの通路手前に数台見かける程度にまで減少し、今や北九州市内でもトップレベルの快適さを誇ります。

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九州工業大学前駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 1
(周辺) 0
常駐管理実施数 1
平均乗客数(日) 4,030

駐輪場データ

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
500 自転車と共用 約600 約100 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
国道199号を挟んで建つ駅舎と歩道橋で結ばれ、1セットになっている駐輪場。ところが、駐輪場の裏にある公園には、放置自転車・バイクがざっと100台。条例で利用できない自動二輪には多少同情を覚えますが…。住宅地が近く通行量も多い地区ですから、きちんと放置対策をやってもらわねば!

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戸畑駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 1
(周辺) 1
常駐管理実施数 1
平均乗客数(日) 10,481

南口(市営)

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数
(サティ込み)
常駐管理
推計450 推計50 約700 約1,400 あり

南口(サティ戸畑)

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 常駐管理
200 自転車と共用 約1,400 なし
(営業時間中は警備あり)

南口全体の評価

総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
駅本体の市営駐輪場そのものは常駐管理だし、サティにしても営業時間中は警備員が近くにいるため営業中は常駐同然。ですから防犯管理や保管環境はとても優れているのです。では、なぜ総合評価を「論外」としたのか?最大の理由は「四輪を優遇しすぎる」全体設計にあります。駅舎のすぐ横には多層式駐車場が新設されましたが、本来この位置は駐輪場を設置すべき場所です。このことはサティ側敷地内への駐輪を促す要因ともなっており、サティ側を含め合計2,000台以上もの需要調整や、指定区域外への駐輪取り締まりを事実上困難にしています。「以前に比べれば市営駐輪場内の余裕がある」という声もありますが、これはサティ側への流出の裏返しであり、自転車需要の管理が完全に失敗していることを如実に物語っています。


北口


駐輪場設置要望データ

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
0 0
推定需要 放置台数 総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境
約200 約50

コメント
北口は戸畑駅リニューアル後現在に至るまで、依然として駐輪場設置が行われていません。四輪のために駐車場が次々と設置されているのと対照的であり、不公平感はここでも深刻なものです。

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枝光駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 0
(周辺) 0
常駐管理実施数 0
平均乗客数(日) 4,065
推定需要 放置台数 総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境
約300 約20

コメント
需要があるのに駐輪場がない…。初調査で愕然として以来、この駅の前を何十回となく通りましたが、駐輪場を設置する気配すらうかがえません。歩道橋を渡って、道路の反対側の歩道にも多数の自転車やバイクが駐輪しているのですで、歩行環境が著しく阻害されていることは判っているはずなのに。唯一の救いは、駅前に交番があること。

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スペースワールド駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 1
(周辺) 0
常駐管理実施数 0
平均乗客数(日) 1,572

駐輪場データ

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
200 自転車と共用 約300 約30 なし
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
駅新設から2年を経過したため、今回より評価対象に加わりました。高架駅の利点を生かして、高架下に駅舎を設けたまでは良かったのですが、駐輪需要がこれほどとは読み切れなかったようで、最近になって間に合わせの駐輪スペースが設置されています。駅のある東田地区で再開発が進めば、当然駐輪需要もさらに増大するので、仮設ではなく恒久的な施設が望まれます。

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八幡駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 2
(周辺) 0
常駐管理実施数 2
平均乗客数(日) 7,485

東西両翼の駐輪場データ

収容台数
(自転車)
収容台数
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
500 自転車と共用 約600 約20 両翼ともあり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
八幡駅ビルの両翼に設置されており、東西どちらからでも入出場しやすい配置になっています。ここも北九州市が比較的初期に有料・常駐管理施設として設置したものですが、初期設置分はおしなべて高品質ですね。

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黒崎駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 1
(周辺) 0
常駐管理実施数 1
平均乗客数(日) 17,746


駐輪場データ

収容台数
(自転車)
収容台数
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
750 70 約1,000 約100 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
黒崎駅リニューアルに合わせて2003年より供用を開始した、4層式のプリペイドカード式駐輪場。もちろんバイクは1階のみですが、この区画は体の不自由な方優先の自転車ゾーンも配置。防犯面では最強レベルの施設なのですが、いかんせん駅まで遠いうえ国道3号から入場しにくいので、その分本体評価が落ちてます。また、以前ほど深刻ではありませんが、指定区域外駐輪も商店街を中心に散見され、放置対策の本番はこれからというところ。

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陣の原駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 2
(周辺) 0
常駐管理実施数 2
平均乗客数(日) 2,210


南口

収容台数
(自転車)
収容台数
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
800 100 800 約10 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定


コメント
西鉄黒崎線廃止と入れ替わりに、2000年より開業の陣の原駅。ここは当初から駐輪場整備も計画され、南口はご覧のとおり4層構造のゴージャスな駐輪場が建設されました。若干能力を持て余し気味ですが、周囲は放置自転車を探すのに苦労するほどで、需給管理や放置対策を含め適正に運用されていることが伺えます。プリペイドカードは北口と共通ですが、どちらも利用するという人は少なそうです(汗)

北口

収容台数
(自転車)
収容台数
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
250 50 300 約10 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定


コメント
裏口的な存在の北口ですが、平屋建ての駐輪場が設置されています。規模こそ小さいものの常駐管理も実施されており、また段差がほとんどないため取り回しの面では抜群の使い勝手を誇ります。取材当日は近くに放置自転車が若干ありましたが、すぐ近くに皇后崎ごみ処理センターがあるので、早晩片付けられることでしょう。唯一の難点は、プリペイドカードのありがたみがあまりないこと(汗)

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折尾駅

基礎データ

駐輪場設置数(駅本体) 3
(周辺) 0
常駐管理実施数 3
平均乗客数(日) 17,261


駅前

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
360 90 500 約50 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定


コメント
折尾駅再開発に伴い、立体駐車場の一部として設置された駐輪場。立体駐車場の2階部分に相当するため、入口からベルトコンベアを使って押し上げます。当初は現在よりも自転車用ラックが多かったのですが、バイク需要が多くなったため2段ラックの一部を撤去、バイク用スペースを増やしたとのことです。管理スタッフのみなさんは親切で、預ける身としては安心なのですが、いかんせん駅に近いところへの放置は絶えず、悩みの種は尽きない…。

東口

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
250 50 350 約20 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
改札まで遠くても構わない人向けの駐輪場。屋根がないため、天気が悪いと苦労が多いのが悩みの種ですが、バイク利用には適した立地。「駅前」と利用者層が重なることもあり、スタッフ相互の情報交換も頻繁に行われているようです。周囲には商店も並んでいるため、ある種衆人環視というわけで、意外や安心して預けられる…?

西口

収容能力
(自転車)
収容能力
(バイク)
推定需要 放置台数 常駐管理
350 50 500 約100 あり
総合評価 需給調整 防犯管理 放置対策 保管環境 移動距離 二輪対応 一時利用 料金設定

コメント
可能な限り西口の近くに設置しているのですが、いささか無理して収容台数を増やしたのか、ちょっと手狭な感じです。西口正面には3桁単位の放置車両があり、これをどうにか始末しないと利用者の不満が爆発しそう!


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