『鳥インフルエンザ問題の今後(85)』



(休日 閑話)

当シリーズ(83)(84)に関しては土曜、日曜にかけて10人余りの(困民党)が集まった。店の方のお客の層は厚く、友達客をモットーとして居るから、医者、弁護士、ヤメ検、新聞社、獣医、研究者と幅が広い。「おやじ、ちゃんと夜は寝てるか」と声をかけてくる。

白状したが、例えホームページのシリーズでも私一人で保つ訳は無い。インターネット関係は全て次男坊の仕事、私は全く知らない。ただ鶏のことだけは彼奴に聞けと云うことにはなっている。公開質問状を書いて、皆に見て貰って一段落である。

法治国であるから最後は法廷争いになることも多い。顧問税理士(公認会計士)の奥様が弁護士さんで、30年来よくお願いしたが、大野伴睦の盟友の金子力三先生はヤメ弁で、何でも準備書面形式で、ものを書かされた。確かに準備書面というのは、原告、被告の当事者でなくても弁護士でなくても書くだけなら書ける。

「差し止め請求は無理でも、名誉棄損などで訴えさせる事も出来るよ。」
「あぶねえ、あぶねえ」
「争いは君子の争いでなくてはならん、えげつないのはよろしくない」
「敵が相手にせんよ」などと侃々諤々。

「しかし小委員会と云えども油断はならんよ。例の〇〇〇訴訟の〇京大教授の事だってある 」
「まあ当事者だと何が有っても不思議では無い。特に民事でも損得ではない場合ではね、話題性だけなら、端から却下されたってそれなりの意味はあるもの」
「自分がやられての話だろ」と続く。
「今のままではいずれやられますよ」と私の締め。

しかし何れも当場のお客さん、有り難いことに皆「俺の健康なのはここの卵のお陰だ」と云ってくれている人達「何だね、この喜田っていう人は?」
と医者でも御存じない。
「よし これから小委員会のたびに集まろう」それは出来っこない 。有り難迷惑だ。
「お台所を拡げて置いてよかったじゃない」と家内。

そう応接間も会議室も無いからな。どんな偉い人が見えてもお勝手談義。
それがここの良いところでもある。

廃業宣言から訴訟の話まで、深刻になったり、笑い話になったり、
台風余波の雨が降って来た。そろそろ解散である。

H 17 9 4. I,SHINOHARA