『鳥インフルエンザ問題の今後(83)』



国とその小委員会は、防疫上の必要からではなく、清浄国論と自分達の名誉を守ることだけで全く無害な鶏達を、大量に殺し続けて居る。

この事実をマスコミも国民も知ってほしい。よく勉強して本当に必要かどうか検証してほしい。これはもはや国家犯罪である。陰謀である。

例えばである。私の鶏が陽性になって、私にワクチン疑惑が掛かったとする。それは私の主張するところとは本来無関係だ。しかし国の言い分は、それが本当は公衆衛生上も家畜衛生上も世界の趨勢からも国の経済からも、更には国民の負担を軽くする上でも有効であることが分かっても、私が規則条例に違反して居る事実を優先させて、その正当な言い分を抹殺しようとする。これが国家犯罪の所以である。

私も国民である。どんな悪法でも、それを守ることにやぶさかではない。しかし主張は主張である。私が法を守ろうとするのは、法を守った上でないと法治国家というより村社会では主張が主張にならないからである。引かれ者の小唄になるからである。

一切の正当な主張を、一罰百戒を装って、引かれ者の小唄に見せようとする、これを陰謀と言わずして、国家犯罪と言わずして何というのだ。

養鶏協会与するに足らず、皆どこを見て居るのか。真の良識はないのか。自分達を守る意識さえないのか。

村社会の日本にあっていくら少数派でも、自ら称する《村八分》の立場でも、陰の激励だけではどうにもならぬ。 声をあげてくれるのは《とき》様(笹山登生の政策道場笹山登生の掲示板)だけだ。

わが家のお勝手では連日議論でかしましい。マスコミの人達もしばしば加わる。しかし逆にこの人達に迷惑はかけられない。日本はその点 〇国以下だ。政府の施策に反対すれば明日の取材にも差し支える。
私自身にない比喩やウイット、寓話や聖書の話まで、その人達が教えてくれる。鶏以外のことは私には分からない。連日のホームページも準備書面であって皆の合作だから続くのである。主張は私自身でも、語るのはイザヤ ベンダサンで、私自身は無学の鳥飼いに過ぎぬ。

小委員会の主張は全くの詭弁である。グアテマラからの渡り鳥は居ないから人為的なものでニセワクチンに違いないなんて発表を農水は公の文章にした。どうかして居る。
グアテマラからの渡り鳥の有無だけしか挙げないで、消去法で行けば、だと? ほかに選択肢はないだと?笑わせるのもいいかげんにしろ。わが家のお勝手でさえ《とうかんや》の話で一笑に付された。農水の文章とすれば後世に残る詭文である。恥ずかしいとは思わないのか。(以下)

H17 9 4. I,SHINOHARA
(農水省に送付=受付番号15552)