《 鳥インフルエンザ問題の今後(83)》はこのホームページの訴えの趣旨であり根幹であり《養鶏お勝手困民党》の合意でもある。 これは健康な鶏群を、本来の緊急的予防措置以外の目的で、規則条例違反の疑いだけで一罰百戒的に大量殺戮するという我が国の畜産史上、未曾有の国家犯罪を追求する旗揚げでもある。場合によっては行政訴訟も辞さない。 訴訟では、仮にというのは禁句である。しかしここは未だ法廷ではなく、これは準備書面でもない。相手の主張を封じ込める為の一方的反論でもない。国と小委員会が確証もなく、養鶏場の実名まで明らかにして不法行為をなじるかのような、不可解極まる前例もない行政公表を行ったからには、速やかに確たる根拠を示すべきであり、マスコミ諸氏もそれを受け売りするだけでは、国民に真実を伝えるべき義務を果たして居るとは言えぬ。更に相手の真意も見定めず、疑心暗鬼と困惑で立ち往生する業界にいたっては言語道断である。 さてその《仮に》である。実際の法廷では口にすることはないが、仮にワクチン云々というような事実があったとしても、それと無慮100万羽以上ををほとんど無意味に虐殺し続けた行為とは関係ない。むしろ不確かな情報をもとに確証もなく、さながら犯罪者に等しき実名公表を伴った摘発を一罰百戒の目的(立派な言質もある)で行ったことこそ由々しき大事であり、国家犯罪と断じる所以である。
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