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- [4] ポリエチレンをはがす
- [5] パルプ団子を作る
- [6] 葉書をすく
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牛乳パックなどの紙で作られている飲み物のパックには、「ラミネート加工」といって、防水加工のためにポリエチレンが張ってあります。紙だけだと中身の牛乳などが紙に染みこんでしまって、もれてきしまうからです。防水の他にも、ポリエチレンは接着剤の役割もしています。熱を加えてポリエチレンを溶かし、もう一方の紙とくっつけているのです。手づくり葉書を作るときには、このポリエチレンをはがして紙(パルプ)の部分だけを取り出さないといけません。この作業が手づくり葉書を作る中で一番根気のいる作業です。
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牛乳パック(1リットルのもの)1つからハガキを4〜5枚作ることができます。年賀状を50枚出すとすると、牛乳パックは10個ぐらい必要になります。いっぱい牛乳を飲まなければなりませんね。
(注意)作る葉書の厚さによって、牛乳パック1つからできる葉書の枚数は変わります。
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牛乳パックの紙の原料は、カナダやアラスカの針葉樹です。紙の材料となるように、砕いたり化学的な処理をしたりといった色々な段階をたどって、だんだん質のよいパルプ(紙の原料となる繊維)へと変わっていきます。木からパルプを精製する作業も、紙を作るにあたって、最も重要であり昔から多くの工夫が重ねられてきた部分です。
このサイトで紹介している「牛乳パックからの手すき葉書づくり」では、牛乳パックの質のよいパルプをもう一回再利用するという方針なので、紙作りで重要な「木から繊維を取り出す工程」が省略されています。木から真っ白なパルプを作るのにも大変な労力がかかっているということも頭のかたすみに入れながら手すき葉書づくりを楽しんでくださいね。
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