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砂田喜昭 2020年1月2日更新  
おとぎの館図書室の多彩な活動
新図書館に押し込められるのか?

 おとぎの館図書室は22年間で、多彩な活動を発展させ、多くの親子に喜ばれてきました。クロスランドおやべに隣接しているという地の利もあり、県内外からも多くの子どもたちが訪れました。そのおとぎの館図書室と市民図書館が新図書館へ移行準備のため11月から閉館となりました。職員は非常勤職員も含めて移行作業のため全員で働きます。

赤ちゃんの言葉とこころを育む
ブックスタート事業


 おとぎの館図書室で2008年4月よりブックスタート事業が始まって11年目です。桜井市長の肝いりで始められた事業です。4ヵ月健診時に絵本の読み聞かせと、赤ちゃんと保護者に絵本を贈ります。「赤ちゃんのことばと心を育むためには、抱っこの温かさの中で優しく語りかける時間が大切です。 ブックスタートは、その楽しく心安らぐひとときを『絵本』を介して持つことを応援し、赤ちゃんと保護者の幸せを願って行われています。」(『広報おやべ』19年1月号より)

子どもの集会活動
現在 60㎡✕3室
  これが
新図書館読み聞かせコーナー34㎡


2018年度にはおとぎの館の事業は97回行われ、延べ1027名が参加しました。主に使われた部屋は2階の3室、語り部の部屋、ピノキオ工房、アリスの国で、それぞれ60㎡の広さがあり、これに加えて子ども折り紙教室は1階で13回、144名が参加していました。しかし、石動駅に併設される新図書館の読み聞かせコーナーは34㎡しかありません。
おとぎの館図書室と市民図書館の子どものための活動状況については、次の図表の通りです。

おとぎの館図書室の活動
縮小させないように声を上げよう



 新図書館へ移行したからといって親子で喜ばれていたおとぎの館図書室の活動を縮小させるわけにはいきません。人の配置も含めて現在のおとぎの館図書室の有効活用が求められます。みんなで声を上げましょう。




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