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砂田喜昭 2019年7月29日更新  
2019年参議院議員選挙
改憲勢力が3分の2以下に

 2019年参院選が7月21日に投開票されました。

 選挙の結果、改憲勢力(自民・公明・維新など)を3分の2以下に追い込むことができました。その最大の力となったのが、市民と野党の共闘です。32ある1人区で、野党統一候補が改選2議席から10議席に躍進し、自民党の改選議席66を57議席まで減らしました。

 日本共産党は選挙区で東京、京都で現職議員の再選、埼玉で21年ぶりに議席を獲得し、比例代表では4議席で、合わせて7議席獲得しました。改選8議席から1議席後退しましたが、3年前の当選者6名に比べ1議席増となりました。


小矢部市
富山選挙区 前回得票を10%増
共産党 野党統一候補押し上げに全力


 小矢部市においても富山選挙区で、日本共産党は野党統一候補の西尾まさえい氏を押し上げるために全力をつくしました。西尾候補の得票数は13万4625票で、3年前の13万4212票(道用えつ子氏)を、413票上回り、前回比で100・3%でした。一方、小矢部市では西尾氏は4237票で、前回比110・4%でした。この伸びは入善町、黒部市、立山町に次ぐものでした。

市民と野党の共闘が効果発揮
5野党・会派+れいわ新選組の比例票の2・3倍を獲得


 小矢部市での西尾氏の得票は、5野党・会派プラスれいわ新選組が比例代表で獲得した1831票の2・3倍となり、市民と野党の共闘の力が発揮された結果だと言えます。

小矢部市
比例代表 日本共産党470票・得票率2.9%
野党の中で最多得票  県内唯一


 比例代表・小矢部市開票区では、地元ゆかりの候補、自民党・山田俊男氏、日本維新の会・柴田巧氏が個人名での投票を必死で呼びかけていました。

 その中で日本共産党は「市民と野党の共闘を進めるカナメとして支持を広げに広げてください」と訴えて奮闘しました。結果は470票、得票率2・9%という結果となりました。前回比で25票減でしたが、得票率では0・1ポイント上回りました。自民党、維新の会以外の各党が3年前に比べ軒並み得票を82票から169票減らした特殊な選挙情勢のもとでも、共産党が野党の中で最多得票を得た唯一の市です。次の総選挙につながる選挙戦になりました。

 日本共産党小矢部市委員会は、日本共産党と野党統一候補に寄せられた市民の皆さんのご支持とご期待に感謝し、引き続き「暮らしに希望を3つの提案」の実現、「減らない年金に改革を」「安倍9条改憲ノー」「消費税10%増税ストップ」のために全力をあげます。市民と野党の共闘の前進にさらに努力します。市民の皆さんのさらなるご支援を心から呼びかけます。

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