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砂田喜昭 2019年3月26日更新  
急増する市債発行額
新年度予算

 市の借金急増が財政破綻を招かないか、危惧の声が寄せられています(グラフと表)。



 2018年度につづき19年度も31億9810万円の借金をします。内訳は二つの統合こども園建設に13億円余、(仮称)石動コミュニティプラザ建設に5・8億円、石動駅周辺整備に1・4億円、津沢あんどんふれあい会館建設に7千万円などです。このほか、道路新設改良や農地の土地改良などもあります。

 また、臨時財政対策債(臨財債)に4億4500万円を見込んでいます。これは国が地方自治体に交付する地方交付税の不足分を補うための借金です。本来は国が責任を持って交付すべきものですが、地方自治体に借金の肩代わりをさせ、後年度にその返済分(元金・利息)を、国が地方交付税で面倒見てくれることとなっています。

市債残高を増やさない財政運営を
  日本共産党の提案


 日本共産党は市債残高を増やさない財政運営を求めています。そのためには不必要な公共事業をしないこと、必要な事業でも翌年度以降に先送りして、市債残高を増やさないことです。かつてクロスランドの借金をそのようにして減らしてきた時期もありました(09年度頃まで)。

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