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砂田喜昭 2019年2月13日更新  
単独浄化槽の解消を
12月議会 総務産業建設常任委員会

 12月議会において総務産業建設常任委員会が18日に開かれ、砂田市議は単独浄化槽(トイレのみ浄化し、風呂・台所などの生活雑排水はそのまま流す)の解消に向けた取り組みについて質しました。トイレが水洗化されていると、生活に不便がないので、なかなか合併処理浄化槽への転換が進みません。単独浄化槽撤去への補助拡充を求めました。

砂田市議 現状はどれだけの単独浄化槽があるか。
産業建設部理事 現在、単独浄化槽は2210件、内下水道整備区域内には1756件、合併処理浄化槽整備区域内には454件あります。

単独浄化槽の転換補助金対象地域の拡大を

砂田市議 小矢部市が設けた単独浄化槽の撤去のための補助金の活用状況はどうか。

 この補助金対象地域はこれまでは南谷地区の一部など将来にわたって下水道整備をできない地域に限られていたが、対象区域の拡大をして、単独浄化槽の転換を促進すべきではないか。また、その促進策はあるのか。

合併処理浄化槽整備区域も加える

産業建設部理事 平成23年度(2011年度)に単独浄化槽撤去に補助制度をつくったが、利用はゼロである。撤去した単独浄化槽を最終処分場へ運び込むことが条件となっている。その費用がかなり高い。

 補助対象区域についてはこれまでの南谷地区の一部などに加えて、今回の下水道整備計画の見直しによって合併処理浄化槽(戸別に設置する浄化槽で、トイレだけでなくすべての生活雑排水をきれいにする)で整備することになった地域も対象となっている。

戸別訪問などで普及啓発に努めたい

産業建設部理事 単独浄化槽の切り替えについては、戸別訪問や郵送による働きかけなど、普及・啓発に努めていきたい。

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