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砂田喜昭 2018年2月24日更新  
小矢部市新年度予算概要その1

 このほど新年度予算概要が市議会に報告されました。3月2日から始まる市議会で審議されます。

子育て支援
18歳まで入院医療費無料に


 子育て支援では、中学生までの医療費無料に加えて、10月より18歳までの入院医療費も無料とします。

 新日本婦人の会はじめ女性団体の皆さんが署名を集めて市長に請願していたもので、その願い実現に一歩前進です。今後通院医療費の無料化が課題です。

 砂田市議も12月議会で取り上げました。

ひとり親家庭の
児童の学習支援


 ひとり親家庭の生徒に、夏休みの間、家庭教師を派遣する事業を初めて取り組みます。子どもの貧困対策の一環です。

学童保育の時間延長

 放課後児童クラブ(学童保育)の開設時間を30分間延長します。

 入所希望が増えて2017年4月から空き教室を使って開設された「おおたに第三放課後児童クラブ」を学校敷地内で増設工事します。

 ひとり親家庭の児童の学童保育利用料に助成をします。

大谷・蟹谷学校区の
統合こども園は
 木造建築


 2018,19年度の2ヵ年で28億円をかけて整備します。18年度は12億円の予定です。これはもともと小矢部市第6次総合計画に予定していなかった事業であり、市の財政にどのような影響が出るのか、しっかりと議論する必要があります。

 新しい二つのこども園はすべて木造で建設します。小矢部市の公共施設ですべて木造というのは初めての試みです。地元産材を活用し、林業の振興にも役立つようにできるのかが問われます。

 また、統合後の既存7保育所をどうするのかも今後の課題です。

津沢こども園の増築

 民間保育施設・津沢こども園の大規模改修と増築工事に約5千4百万円の助成をします。定員を140名から160名に増やします。

インフルエンザ
予防接種に助成


 ひきつづきインフルエンザ予防接種に助成をします。満1歳から中学生までと65歳以上の高齢者を対象とします。

石動駅周辺整備事業
新図書館にも着手


 石動駅南北自由通路、駅施設(2階)、エレベーター付き跨線橋に階段、駐車場整備などに1億1800万円を予定します。

 新図書館を駅に併設する整備事業は18,19年度の2ヵ年を予定しており、18年度は10億7500万円です。

駅前駐車場
 1時間無料に


 市営駐車場の料金についても検討しています。

 機械式ゲートを導入し、1時間まで無料、それ以後1時間ごとに100円プラスし、一日500円とする案を市議会交通対策特別委員会に報告しました。新図書館ができれば、図書館利用者は3時間まで無料との案が出されています。

 また土日の鉄道利用者を増やすためにパーク&ライド促進(石動駅に車を停めて鉄道で富山や高岡、金沢などへ出かける)の方策も検討します。

 
市営バス

 南北自由通路が完成する11月頃には石動駅南にもバス停を設ける予定で、それにあわせてバスの運行ダイヤの見直しもします。

 市営バスを1台更新し、ワゴン車タイプにします。

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