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12月議会 砂田市議の一般質問
子ども医療費無料制度の18歳まで拡充を
砂田市議 先日、市内で複数の女性団体が18歳までの医療費無料の請願署名に取り組まれ、市長に提出された。
小矢部市は中学3年生までの医療費が無料でお金の心配がなく病院にかかることができ、市民から喜ばれている。しかし、その後仕事に就くまでは3割の医療費が親の負担となっている。
医療費がたいへんで
医者に行かない事例も
学費や生活費を得るためにアルバイトをせざるを得ない子どもがいる。医療費が高いため、すぐに命の危険がない歯の病気などは医者にかからなくて悪化させると聞いて、これはたいへんだと思った。働いていない18歳までの子どもたちが、医療費の心配をして病気が悪化するまで病院にかかれない社会であってはいけない。
実現に必要な経費について6月議会では「中学生への助成額は年間平均およそ1200万円で、高校生の助成額の見込みは、その助成規模よりも少なくなるではないか」「拡充につきましての効果などを検討しながら、財政負担も考えて検討してまいりたい」と答弁されたが、ぜひ市民のみなさんの願いにこたえていただきたい。
複数の女性団体からの要望をふまえ
本予算編成の中でさらに検討したい
桜井市長 6月議会の議論をふまえて拡充による助成額を試算した。16歳から18歳までの対象者は約800人と推計して、事務費を合わせた事業費を年間約1100万円あまりと見込んでいる。
先般、複数の女性団体より18歳までの医療費無料を求める要望が提出されたが、それをふまえながら18歳までの事業拡充については、子育て支援、それから定住促進、経済的支援、健康増進、または本市の財政状況などさまざまな観点から、どの支援策が市民の皆様から真に求められているか、今後総合的な見地から検討して、その内容について本予算編成の中においてさらに検討したい。
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