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砂田喜昭 2017年12月3日更新  
日本共産党 ここが知りたい
問  共産党は監視役として期待するが、大きくなって政権につくと
  ソ連や中国のように一党独裁になるのではないか。


答  いいえ。資本主義のもとで発達した個人の自由や人権、議会制民主主義が、将来にわたってより充実・発展させられます。

憲法の全条項を守ると
  綱領に明記


 日本共産党は綱領で「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす」としています。

複数政党制、
政権交代制


 さらに「国会を名実ともに最高機関とする議会制民主主義の体制、反対党を含む複数政党制、選挙で多数を得た政党または政党連合が政権を担当する政権交代制は、当然堅持する」ことも明記しています。
 これまで旧ソ連や中国、キューバやベトナムも経済的には資本主義の発達が遅れた状態で、議会制民主主義もない封建制が色濃く残っていた時代に、あるいは植民地支配されていた国々で、革命戦争によって社会変革を成し遂げました。議会制度のない国々での社会変革と、発達した資本主義の日本で選挙を通じて社会変革をめざす国とは違います。日本で一党独裁など、国民は許さないでしょう。

旧ソ連などの誤りを再現させないと綱領に明記

 綱領ではさらに将来の社会主義・共産主義の日本についての展望を、旧ソ連などの誤りをふまえて次のように明らかにしています。
 さまざまな思想・信条の自由、反対政党を含む政治活動の自由は厳格に保障される。「社会主義」の名のもとに、特定の政党に「指導」政党としての特権を与えたり、特定の世界観を「国定の哲学」と意義づけたりすることは、日本における社会主義の道とは無縁であり、厳しく退けられる。
 「国有化」や「集団化」の看板で、生産者を抑圧する官僚専制の体制をつくりあげた旧ソ連の誤りは、絶対に再現させてはならない。

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