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砂田喜昭 2017年11月4日更新  
日本共産党 ここが知りたい

問  共産党というと、どうしても旧ソ連や
 中国を思い出してしまうのですが・・・。

答 
   日本共産党は
 自主独立の党です


 日本共産党が旧ソ連共産党や中国共産党毛沢東派から国家権力を使った激しい干渉を受けて、それと闘い彼らの非を認めさせ謝罪させたことをご存じでしょうか。
 日本共産党は、外国からの干渉を受け付けず、日本のことは自分たちで解決する自主独立の党です。

 ソ連からは、1964年以来平和運動をソ連の応援団にしようという攻撃がありました。これについては1979年にソ連が非を認めたので関係の正常化をしました。
 しかし、アフガニスタン問題などソ連の大国主義、覇権主義との闘いはその後も続き、91年にソ連共産党が崩壊したとき、日本共産党は「歴史の進歩を妨げてきた巨悪が崩壊」と歓迎の声明を発表しました。

 中国からは、1966年以来、文化大革命のときに毛沢東派による暴力革命路線の押しつけがありました。
 当時、日本共産党以外にこれを批判した政党は一つもありませんでした。反対に「文化大革命」を礼賛し、誰が中国との窓口になるかを争うのが社会党から自民党、公明党まで含めた日本の政界の圧倒的な流れでした。
中国については干渉が始まってから32年後の1998年に、中国側が干渉を謝罪し、関係を正常化しました。
 なお、今日の中国に、「新しい大国主義・覇権主義の誤りがあらわれていることを厳しく指摘」し、これが今後も続き拡大するなら、「社会主義への道から決定的に踏み外す危険」が現実のものとなりかねないことを率直に警告しました。
 このことは中国側にも駐日大使を通じて直接、率直に伝えてあります(今年1月の第27回大会)。

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