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砂田喜昭 2017年1月15日更新  
下水道計画見直しについて中間報告
市内全域水洗化目標を概ね10年に

 小矢部市は公共下水道整備計画を見直すために、12月議会に中間報告をしました。

 それによれば、市内全域水洗化を概ね10年程度(2027年3月まで)を目標に早期整備を進めることとしました。県道や一部の幹線市道には基幹管路を配置し、その沿線は公共下水道整備とします。

公共下水道か、合併処理浄化槽かは、1戸ごとに比較

 公共下水道で整備するか、合併処理浄化槽で整備するかの比較・検討については、一戸ごとに費用対効果を考慮して決めます。下水道整備費用の大半は管路敷設にかかるので、合併処理浄化槽に比べて公共下水道が費用的に有利となる下水管敷設距離「家屋間限界距離」を60m以下として選定しました。

 見直しで整備費用が
206億円から98億円に縮減


 その結果、従来の計画では未整備地区2629件を整備するのに206億円の整備費用を見込んでいましたが、今回の見直しで公共下水道1679件、合併処理浄化槽699件の整備費用は98億円ですむ見通しです(区域内には合併処理浄化槽が既に251件あります)。

 砂田市議は下水道計画を見直し、散居村での効率的な整備方法と早期完成の提案を何度も議会で取り上げてきました。市は2014年度に下水道アンケートを実施し、今回の見直しにつながったものです。

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