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砂田喜昭 2016年12月18日更新  
子ども医療費
窓口無料、呉西地域全市が対象に
来年4月より
12月議会提出議案

 12月議会が6日より始まり、呉西地域全市の病院・医院で、子ども医療費を窓口無料とする議案が提案されています。
 議決されれば、来年2017年4月1日より、小矢部市内はもとより高岡市、砺波市、南砺市、氷見市、射水市内の保険医療機関等において、幼児及び小中学生は窓口負担なしで治療を受けられることになります。
 小矢部市民は所得制限なしで、全ての世帯の子どもが対象になります。


駅・南北自由通路工事
 15億円で委託


 石動駅及び南北自由通路建設工事を15億1400万円であいの風とやま鉄道に委託します。

 市民体育館 
耐震補強と大規模改修 
  4億円余


 市民体育館耐震補強と大規模改修工事に4億2890万円の予算を計上しました。
 耐震補強工事では吊り天井の撤去や屋根、外壁、サッシの補強・取り替えなどをします。
 大規模改修ではアリーナ床、内壁の全面張り替え、アリーナ照明設備を更新しLED化します。ステージを撤去し、そこに軽運動スペースを設置します。
 トイレ、更衣室、シャワー室を改修し、多機能トイレ、授乳室を設置します。玄関ポーチ、玄関ホールのバリアフリー化をします。
 この改修によって市民体育館は今後15年から20年は使えるようになると見込んでいます。

石動小学校改築に伴う交付金の返還 
  8千万円


 石動小学校改築に伴う交付金を国に返還する予算8089万8千円が計上されています。

 石動小学校は耐震が不十分なため2011年度から2013年度にかけて全面的に改築しました。総事業費は19億326万円でした。このうち国から7億3551万9千円の交付金を受けていましたが、これが過大だと会計検査院から指摘され、今回の返還となるものです。

 国の交付金の仕組みでは、学級数に応じた必要面積(資格面積)に国が決めた交付単価をかけた額(配分基礎額)と、資格面積にかかる実際の工事費のいずれか少ない方を交付額とすることになっています。
 市が交付申請をした際には資格面積(石動小学校の場合5648平方メートル)を基にした配分基礎額で国から交付決定を受けていました。
 市からの実績報告の段階では入札により実工事額が配分基礎額を下回ったため、実工事費7億3551万9千円を交付対象工事費として実績報告をしました。ところがその実工事費は実際の工事面積6310平方メートル(国の交付対象外の多目的スペースなどを含む)のものであり、会計検査院より資格面積5648平方メートルを超える部分の交付金の返還を求められたものです。

 市は再発防止策として事務の主務・副主務間の相互チェックの徹底、決裁者によるヒアリングの実施、県との事前協議の徹底をするとしています。

 このことが報告された11月22日の全員協議会で、砂田市議は「関係する職員全体が交付金の仕組みを十分理解するようにして、誰かがちょっと疑問に思ったり、気付いたりしたことを気軽に口にできるようにすべきだ」と指摘しました。

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