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平和の中で、違いを認め尊重し合い、
仲間とともに成長し合う社会を願って
大空へ飛べ30周年コンサート
「大空へ飛べコンサート」が8月27日、高岡文化ホールで開かれました。観客と出演者が一体となった素晴らしいステージでした。
今年で30周年を迎えた「大空へ飛べ」は、子どもたちや障がい者、父母や教職員が、平和の中で、一人一人の違いを認め尊重し合い、仲間とともに成長できる社会を願い、歌やダンス、劇でステージをつくり上げています。
小矢部から十数年にわたり鑑賞してきたという方からその様子を知らせていただきました。
写真は私のブログに。
http://06996341.at.webry.info/201608/article_2.html
冒頭、30年間の活動を振り返るスライドが上映され、その中には東日本大震災の被災地を応援し続けている内容も映し出されました。
第1部 輝け子どもたち
「輝け子どもたち」は子どもたちと父母、教職員たち百数十名が舞台にたち、その歌とダンスに、観客もいっしょに手拍子や手話などで盛り上がりました。
第2部 ゲストステージ
ゲストステージでは、龍澤幸奈さんが「生まれてはじめて(アナと雪の女王より)」と「瑠璃色の地球」を独唱しました。龍澤さんは舞台女優で現在ミュージカル「マリアと緑のプリンセス」に出演中です。彼女も保育所の年長児の頃から、「大空へ飛べ」に参加していたとのこと。
30年も続くと、子どものころ参加した人たちが、いまプロの芸術家になったり、「大空へ飛べ」の実行委員として活躍したり、親として子どもを連れて参加したり、人それぞれの成長ぶりがよくわかります。
もう一つのゲストは、のばな和太鼓の皆さんによる演奏でした。会場に響き渡る素晴らしい演奏でした。彼らは、小矢部市野端地区を拠点に活動している若者たちです。
第3部 創作ミュージカル「SOLA
未来にかける虹」
子どもたちが「星の森探偵団」として演じるオリジナルミュージカルは、大変素晴らしい舞台でした。
戦争と争いの続く未来から来たSOLAが今の子どもたちへ伝言を届けます。「これを防いで」と。なんとなく今の日本社会を連想させられる。
子どもたちは明るい未来をどうつくっていくのか、「探偵団」が森の中で手がかりを探ります。見つけた「ねがいの木」にみんなの夢や願いを託します。一つの結論を押し付けるのではなく、子どもたちそれぞれの思いを大切にしていこうというものです。
「大空へ飛べ」実行委員会のあいさつ「ねがいの木に明るい未来への夢を託し、夢を夢で終わらせず、たくましく力強く、皆さんとともに、現実にしていきたい」に、共感しました。
小矢部市合唱祭にも
出演予定
「大空へ飛べ」は11月3日(祝日)にクロスランド小矢部で行われる小矢部市合唱祭にも出演する予定です。
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