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砂田喜昭 2016年6月3日更新  
命を守るためにも
  個人住宅の耐震化が重要


 熊本・大分の震災で多くの方が倒壊した住宅に挟まれて亡くなったり、大けがをされたりしました。命を守るためには、あらためて個人住宅の耐震化が重要であることが浮き彫りになりました。


 
木造住宅の耐震化目標 85%
  耐震化進まず先送り


 小矢部市は木造個人住宅の耐震化目標を2015年度末までに85%にしていましたが(2011年9月議会答弁)、耐震化の遅れから県は目標年次を2021年度まで延ばしました。小矢部市の耐震化の現状は2009年度には48%でしたが直近の住宅・土地統計調査の結果をもとにした試算では、72%に向上していると推計されています。耐震化率が向上したのは、老朽住宅の撤去や建て替えなどによる自然増と耐震補強工事によると考えられます。


耐震診断を体験
1977年改築木造住宅 砂田喜昭宅


 1977年改築の我が家でも耐震診断をしてみることにしました。
 
 
申し込みは電話

申込先は(社)富山県建築士事務所協会です。
    
☎ 076-442-1135
 電話で耐震診断をしたいと申し込むと、住所・氏名や建築年など簡単な質問があり、それに答えると2,3日中に電話で担当の建築設計事務所から耐震診断の日の打ち合わせがあると伝えられました。
 私の場合は申し込んだ翌日に、ある建築設計事務所の方が耐震診断に来られました。耐震診断委託契約書2通に住所・氏名を書き込み、認め印を押しました。診断料は図面がなかったので6千円で、その場で納め、領収書を受け取りました。

 
一つひとつの部屋を回り
  約1時間で診断済む


 耐震診断には約1時間かけて、一つひとつの部屋を回り、間取りや柱、壁、押し入れ、階段などを図面に書き込んでいました。この間、ずっと立ち合いをしていました。風呂や外観の写真も撮影していかれました。屋根に1メートルの雪が積もっている状態で震度6に対して耐えられるかを診断するのだそうです。

 
結果は1週間後に郵送で

 結果は1週間後くらいに郵送で知らせるそうです。

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