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砂田喜昭 2016年5月1日更新  
個人住宅の耐震化すすむように
熊本・大分の震災をふまえて

 市議会全員協議会は4月25日、熊本・大分で震災にあい犠牲となられた方々に黙祷を捧げるとともに、議会として見舞金を送ることを申し合わせました。

 砂田市議はこれに関連して、命を守るためにも個人住宅の耐震化がすすむように、経済的な対策を求めました。


  
耐震シェルター設置促進を

 寝室を補強する耐震シェルターは、就寝中に地震から命を守る上でたいへん有効です。小矢部市は耐震シェルター設置に補助制度をつくっていますが、まだ利用されていません。産業建設部理事は市報5月号に掲載し、市民に活用を呼びかけたいと答えました。

  
ふすまによる補強の有効性検証を
    大谷博物館の耐震工事

  
 北陸の農家の大きな家は壁があれば耐震性が高いといわれていますが、座敷など柱と障子や襖(ふすま)だけの部屋は弱いようです。大谷博物館の開設にあたり、旧大谷邸の耐震工事が行われました。文化財としての価値を損なわないように襖や障子戸に筋交いを入れて補強する工法がとられました。

 砂田市議はこの方法が住宅の耐震補強に有効かどうか、経済性はどうかなどを評価し、効果のあるものであれば、活用をすすめてはどうかと提案しました。

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