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砂田喜昭 2016年4月19日
更新
 
3月議会一般質問
TPPで米価が下落しない保証はあるのか 
                   砂田市議

 砂田市議はTPP合意によって別枠で輸入するコメが外食産業、中食産業に流れて米価が下がる仕組みや、政府備蓄米のやり方を変えて5年備蓄した古米を食糧用として市場に放出するかつての回転備蓄方式に戻したらいっそう米価が下がることになる問題点を指摘しました。

 
砂田市議 小矢部市農業にとってTPPでいちばん大きな問題は米価だ。アメリカとオーストラリアから別枠で7万8400トン輸入を増やすが、政府はその分を備蓄米として買い入れるから影響がないと説明している。
しかし、現実はどうか。米の消費量は毎年8万トン程度需要が減っており、米価は下がり続けている。去年はちょっと上がったが、それでもその前々年を回復できていない。そこへ新たに輸入を増やしたら需給バランスが崩れないか。本当に下がらない保証はあるのか。

下がらない保証はない
自ら生産調整で需給バランスを 産業建設部次長


 
産業建設部次長 下がらないという保証は決してどこにもないので、生産者が自覚を持って、生産調整して需給のバランスをとることに価格の動向がかかっている。

 
砂田市議 結局米価は下がる見通しではないか。これでは後継者問題 がたいへん深刻になる。

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