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砂田喜昭 2016年3月31日更新  
3月議会一般質問より
保育所が認定こども園でどうなるか

  
砂田市議 保育料と延長料金はどうなるか。

  
民生部次長 2号、3号認定(注)の保育料は保育所と同額を予定している。1号認定(注)の場合保育所の子どもとの均衡を図りつつ、石動幼稚園の保育料も考慮にしながら、住民税所得割階層区分を取り入れて低所得層の軽減を図りつつ、現行の石動幼稚園と比べて負担がかからないように設定したい。

 2号、3号認定の延長保育は保育所の延長保育料と同額を予定している。1号認定の延長保育の場合、預かり保育となり同じ施設に入る2号、3号認定と均衡を図り、おやつ料金を含めた額を予定している。

(注)1号認定 3〜5歳で日中、家に保護者がいる子どもたち
   2号認定 3〜5歳で家庭での保育に欠ける子どもたち
   3号認定 0〜2歳で家庭での保育に欠ける子どもたち

 
砂田市議 保育・教育の内容と特別料金はどうか。

 
民生部次長 平成20年3月に幼稚園教育要領が改正され、また同時に保育所でも教育指導が明記され、幼稚園と保育所の教育内容は同様となっている。認定こども園では1号認定と2号認定の子どもが幼児教育を同じクラスで一緒に受ける。1号認定の子どもが帰った後は、2号認定の子どもは保育を受けることとなる。

 現在石動幼稚園では、和太鼓教室、英語指導助手による英会話教室、わくわく体操教室、サッカー教室など多様な特色ある教室も実施されている。また、保育所においても同様な教室を行っている。認定こども園でもそれらの特色ある教室を行うことにしている。これらを、外部講師を招いて行っているが、全員が同じ教育を平等に受けられるよう、材料費など実費を除いて特別料金は徴収しない予定としている。

 
砂田市議 長期休暇中の取り扱いはどうなるか。

 
民生部次長 1号認定は土曜日や、長期休暇中は登園しないこととしているので、保育料は短い日数に見合ったものに設定する。しかし緊急に子どもを家庭で保育できないときには、預かり保育を行う予定としている。この場合、2号、3号認定の保育料との均衡を当然考慮する必要がある。それをふまえて利用できる日数と料金を設定する予定としている。

 
砂田市議 病児・病後児保育(注)を検討するとのことだが、課題は何か。

 
民生部次長 体調不良児型病後児型については、看護師の確保をはじめ、健康な子どもたちと分けて保育することから、専用玄関のある専用室を整備する必要がある。これを実施する保育所、認定こども園については、今後まだまだ検討する必要がある。

 病児型については北陸中央病院と市の連絡会において、北陸中央病院から条件が整えば実施の可能性があると聞いたので、今後条件などについて調整を行いたい。

 
(注)
 体調不良児型 保育所で微熱を出すなど体調が悪くなった子どもを保護者が迎えに来るまで看護師が適切なケアを専用室で行うもの。

 病後児型 病気の回復期で集団保育が困難で、保護者の勤務など家庭で保育を行えない場合に、医師の指示を受けて看護師が適切なケアを専用室で行うもの。

 病児型 医師が近くにいて緊急時に対応することができることが必要である。

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