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日本共産党の県交渉
2016年度富山県予算編成に関する要望を持って日本共産党富山県地方議員団は 10月27、28日、富山県の各部課の担当者と交渉しました。
砂田市議はその両日参加しましたので、小矢部市にかかわる課題についてお知らせします。
少人数学級 小学3年生で対応を検討
要望 35人学級対象学年の拡大を国に求めるとともに、当面県独自で小学3、4年生への35人学級の導入を。低学年では30人学級に取り組むこと。
【回答】小学3年生は生活習慣とか学習態度を身につける点で個人差が大きく一部の学校では小規模な方が学級を安定させやすいとの声も聞いている。
9月議会で知事より、小学校3年生では一律に少人数学級にするのではなく、それぞれの学校の実情に応じて柔軟に対応できるように選択制も検討する必要があるのではないかと答弁があった。
少人数教育についてはまずは国において財源措置を講じていただきたい。県の重要要望として国に働きかけている。
学校司書の研修
要望 小中学校の図書館司書は、専門・正規・常勤を基本とし、県主催の学校司書研修会の開催を。
【回答】学校司書の研修については県教育委員会、学校図書館協議会の共催で学校図書館司書講習会を実施している。これには司書教諭、学校司書も参加している。
今年度は非常勤職員でも校務と認めて出張扱いとして参加しやすい環境を整えた自治体もあった(富山市、砺波市)。このことから昨年の16名から74名に大幅に増えた。
参加者からは「学校で応用できそうな情報を得ることができた」、「閉架書庫まで見学できて良い経験になった」、「他校の先生方と情報交換ができて良かった」などの声が寄せられた。
また、富山市、高岡市、魚津市、砺波市、立山町などにおいては市町村で学校図書館司書研修会などを実施していると聞いている。今後とも学校司書の資質向上を図るための研修の充実に努めたい。
要望 県道西中大滝線の若林、正得地内に歩道を。
【回答】今後の交通量の推移、現在事業中箇所の進行状況を見ながら検討したい。
要望 県道藤森岡線の野寺交差点から和沢西交差点までに歩道を。
【回答】全体区間1・2キロ中、0・7キロについて事業実施している。今年度まで用地買収を進めている。9月補正で予算を確保し、さらに整備を進めていきたい。
要望 県道福光福岡線の下後亟橋から水島保育所までの消雪が途切れている区間に、消雪装置を(日本共産党が2013年11月に実施した市民アンケートに寄せられた要望で、昨年に引き続き要望した)。
【回答】昨年に調査設計し、今年から工事に着手している。隣接の井戸の水量に余裕があり、消雪を延ばすことで、すでに事業化している。今後とも事業推進に努めていきたい。
要望 県道砺波小矢部線の拡幅を計画的に。
【回答】鷲島から野寺まで1・1キロ区間を拡幅工事中。また西中地内、県道福光福岡線との交差点付近については平成25年度から地元の方と相談しており、このあと用地測量、用地取得という段階に入っていく。このほか西中から金屋本江までの区間があるが、現在工事中のところをやってから、着手について検討したい。
要望 興法寺地内の県道(蓑輪から安居の区間)に歩道を。
【回答】バス停前後の路肩の暫定整備をしたところだ。まだまだ未整備区間があり地元の方とも相談しながら設計を進め整備促進に努めたい。
要望 小矢部市運動公園入り口にあたる県道交差点に道路照明灯を。
【回答】農地所有者の理解が得られれば着手したい。
要望 能越自動車道の有料区間(砺波小矢部ジャンクション〜高岡インター間)を無料に。
【回答】富山県道路公社がつくった建設費の償還には、昨年度末までの未償還額が約124億円。料金の無料化は観光や地域の活性化に効果があるが、その一方で未償還額を県が負担するのは大変厳しい。七尾市まで開通し、福岡インター近くにアウトレットが開業したことにより、利用者が増えており、引き続き能越自動車道の利用促進に努め、早期に償還を終えるように努めたい(料金収入約10億円で諸経費を引くと償還に22年間の予定とのこと)。
要望 北陸高速道路の小矢部市内区間の法面の除草を。
【回答】この道路を管理する中日本高速道路では年に原則1回、舗装面から1・5メートルの範囲の草刈り。また、法面の下側から2メートルの範囲について春から夏にかけて市町村、地元自治振興会からの要望をふまえ、草の繁っている状況に応じて地元と協議しながら対応している。また今年度から防草シートを敷設することで、小矢部市内でも一部対応を始めている。中日本高速道路では地元の要望について、作業の集約化という点からも地元自治会、または振興会から市役所を窓口にして要望をいただければ早急な対応も可能だ。
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