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砂田喜昭 2015年10月4日更新  
9月議会一般質問
完全米飯給食の実施で地産地消の推進を
「丈夫な子どもを作る基本食、
    毎日の食事で地産地消」

 砂田市議 学校給食における食材の地元産、県内産、外国産の使用割合について、品目数と使用量はいかほどか。

 
教育委員会事務局長 米は100%小矢部産を使用。その他小矢部産100%の食材は本年7月の実績ではニラ、生椎茸、鶏卵、豆腐、油揚げ、麩、こんにゃくなど。県産食材の使用状況について、野菜は25品目中7品目(使用量の割合16%)、肉類は3品目中2品目(同18・4%)、魚類は5品目中1品目(同25%)。外国産食材はバナナやパブリカ、イワシなどで使用量割合は野菜果物の内1・6%、魚類の内20・8%だ。米粉パンは100%、米だ。

 
砂田市議 8月2日に小矢部市の1%事業を活用して幕内秀夫氏の「丈夫な子どもをつくる基本食」毎日の食事で地産地消という講演会に参加してきた。素晴らしい企画をされた市民の方々に敬意を表したい。そこで強調されていたのは週5回とも完全米飯給食にすれば、地元農産物を使った地産地消の推進ができるということだ。市はすでに週4回、米飯給食にしており、もう1回ふやすことで、食育の推進と望ましい食習慣を養うことができる。

 
教育委員会事務局長 完全米飯給食はひとつの方法かと思う。ただ、パン食に比べ米飯の単価が高いし、献立の偏り、炊飯会社の調理能力などの問題もある。子どもたちの食生活も多様化し、パン食に期待する児童生徒も多い。教育委員会としては完全米飯給食の問題点を整理し、学校や児童生徒の要望も聞きながら、実施するかどうか、検討したい。

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